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トラックバックは宣伝の為のツールではない

livedoor blogの新たなトラックバックスパムが波紋を呼んでいるようです。
livedoor Blog 開発日誌 : トラックバックスパム防止機能の導入につきまして - livedoor Blog(ブログ) コメントを見る
現在利用されているブログの管理ページ内「ブログの設定/管理」タブ内に「参照リンクの無いトラックバックを許可する」という項目が加わります。
導入後はトラックバックする際の投稿内に、トラックバック先ブログのURLを含める必要があります。この制限により無差別なトラックバックスパム送信を防ぎます。
この件に関しては予告が先行し、それについて憶測で「リンクが無いトラックバックが送れなくなる!」と言う誤解が発生したようです。常識的に考えて、スパム対策なら受信側の設定になると思うのですが。
結論としては、トラックバックを受ける側の設定による、と言う事で、言及のないトラックバックを送信する人も一安心・・・・しているようですが。

ここでちょっとライブドアのトラックバックに関する説明を見てみましょう。

ブログ 用語 ト livedoor ヘルプ
ある特定の記事に自分の記事へのリンクを作成する機能。
これを使うことにより、「この話題と関連する記事を書きましたよ」というお知らせができます。また、トラックバックされるブログの作者や読者にとっては、この記事がどれだけ反響を呼んだのかがわかる人気のバロメーターにもなります。
ただし、トラックバックを送る記事へのリンクがないものや、記事に無関連な場合などは、いたずら(トラックバックスパム)とみなされてしまうこともありますので、使い方やマナーには十分注意しましょう。
以前、各ブログ提供業者のトラックバックの説明を一通り調べた時、"積極的なトラックバックはアクセスアップに繋がる"とかいてある業者がちらほらあって苦笑したものだが、今見直したらほぼ同様の記述に変っているようだ。
言うまでも無いが、トラックバックは宣伝の為のツールではない。 上手く使えば有用なツールだが、濫用すれば嫌がられる。無闇矢鱈送るのではなく、戦略的に使用しましょうよ、と。まあ、俺自身、1年以上前に色々使い方に悩んだもの。

ただ、トラックバックをコミュニケーションのツールとして使用している人もいる。何らかのテーマを元にした、コミュニティを形成しているような人達。そういう人達には今回の対策はやはり"改悪"と認識されてしまうようだ。

これに関しては、俺は"BlogPeople トラックバック・ピープル"の様なトラックバックセンターを利用した方が良い、と考える。そもそもライブドアの仕様では、一度に送信できるトラックバック数は5までとなっている。それならば、繰り返し多数のブログにトラックバックを送信するよりも、一つに集約した方がいいだろう。また、その集約されたエントリーをサイドバーに表示したりする使い方も可能だ。

他にも同意見があるので参照される事をお勧めする。
感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え コメントを見る
ただ、トラックバックを送信する前に、もっと考える事があるのでは、と思う。
例えば、今回の対策で不満の声を上げ、やじうまウォッチに取り上げられたこちらのブログでは、FirefoxでもSafariでもレイアウトが崩れてまともに読む事が出来ない。より多くの人に読んでもらいたいならば、Windows版のIE以外のブラウザでもまともに表示されるようにするべきだろう。

また、"はてなブックマーク"に対応するのもいいと思う。俺自身、先日はてなブックマークへのリンクを設置した。はてなブックマークは現在日本でもっとも利用者の多いソーシャルブックマークだし、ユーザーによってはそのブックマーク自体が100人以上のお気に入りに入っており、波状アクセスが期待される。

まあ、中身が無ければスルーされるだけでしょうが。

あと、ライブドアにお願いです。
言及リンクが無いトラックバックを拒否する場合、その旨を明示するような仕様にして頂けませんか?

しかし、スパム対策を告知する開発日記にトラックバックスパムが多々ある云うのは皮肉と云うしかない。

【1/8追記】

FirefoxでもSafariでもレイアウトが崩れてまともに読む事が出来ない。より多くの人に読んでもらいたいならば、Windows版のIE以外のブラウザでもまともに表示されるようにするべきだろう。
等と偉そうに書いておいて、自分のブログがWindows IEで表示がおかしかった。お恥ずかしい限り。

ECナビでトラックバック

価格比較のECナビ開発日記:製品へのトラックバックシステムを実装!
自腹でGO!トラバっちゃってプレゼント! / 価格比較のECナビ コメントを見る
本日知ったのだが、ECナビの商品紹介ページでトラックバックを受け付けを始めたようだ。
ざっと試したところ、ゲームソフトや書籍は駄目で、家電等は受付可能なようだ。
まだ、あまり知られていないようだが、アフィリエイト頑張っている人なんかにはいいのではなかろうか。
現在は、トラックバックプレゼント企画もやっている。

俺の知っている限り、トラックバックを受け付けるECサイトは
livedoorデパート
オンライン書店ビーケーワン
となりましたな。

bk1はbk1.jpとbk1.co.jpの関係がいまいち良く分からんけど。

トラックバックスパムを機に、トラックバックについて考える

[N] トラックバックはコミュニケーションのツール コメントを見る
正しいトラックバックの使い方を推奨している人のブログにこんなトラックバックを送ったら怒られてしまいそうですが、世間一般では本来のトラックバックの使い方から離れて、自分の存在を知らせるという、ごくごく普通のコミュニケーションのツールとして使われ始めているんだと感じました。
トラックバックの有効な使い方を考える [絵文録ことのは.]2003/12/09 コメントを見る
トラックバックに関するマナーというかトラックバックするときの考え方について、少し話題になっている。少しコメントで書き込んだ部分もあるのだが、改めて考えをまとめてみたい。
コンサル会社のペーペーの思い付きコラム:こんなトラックバックはイヤだ! - livedoor Blog(ブログ) コメントを見る
ブログのトラックバックに関して、明確なルールはない。
だからこそその人の常識やモラルが試される。
僕にも他のブロガーさんにも「これはちょっと・・・」というトラックバックが来たりしてるのでこれを機会にまとめてみた。
 とうとう、この駄ブログもトラックバックスパムを頂戴するに当って、トラックバックのあり方について(3秒ぐらい)考えた。
 トラックバックの本来の意味は
トラックバックとは 【track back】 - 意味・解説 : IT用語辞典 コメントを見る
ウェブログ(ブログ)の機能の一つで、別のウェブログへリンクを張った際に、リンク先の相手に対してリンクを張ったことを通知する仕組みのこと。
 にあるが、本来はリンクした通知の送信機能・・・のはずだが、iMac G5の発表後にそこそこTBがあるが、全くリンクされていない・・つまり同じ話題について書いてるよ、というTBをたくさんもらう。うーん・・・どうしたものか、と初心者としては迷った訳だ。
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