最先端ロボット『miuro』を踊らせたゲームプログラマ/Tech総研是非リンク先を読んでもらいたいんですけど、ホンと格好いい。こういう仕事をする人の製品というのはいいですね。あの値段じゃ買えないけど。
大きな会社だと、「この企画がポシャったら、次に異動」ですむ。でも、ベンチャーはそうではない。もしかしたら、これがロボット開発に携われる最後のチャンスかもしれない。そんな緊張感がある。自分も入社してからは、そのくらいの気持ちで仕事をしてきました。この緊張感がまた、たまらなく心地いいんですよ。
interview
第二部が面白かった。現在ロボットベンチャーが幾つかあるが、テムザック、ヴイストン等に現在のビジネス、将来の展望について聞いている。Robot Watchのインタビュー企画と併せて読みたい。あと、AIBOに関連する項目は、涙なしには読めない。
第三部は、ロボット事業を推進する自治体の担当者、福岡や大阪市の取り組みについて。どのような思いを抱いて、どのように取り組んでいるか。あと、東北大学の教授達による座談会が面白かった。ダンスパートナーロボットについてを読みながらにやにやしてしまった。前半は、以前読んだ"ロボット技術者になるには"と非常に似通っていたが、後半以降のロボットビジネスや、自治体の取り組みについての項はかなり新鮮。特にテムザックがロボットビジネスに関わるきっかけなど興味深い。
現在と未来のロボット工学に興味がある人にはお薦めの一冊。関連エントリー
ロボット技術者になるには
ええと、とっても難しゅうございました。
"あしたのロボット"で知られる瀬名秀明氏と科学者の対談なのだが、化石とかロボットの話はなんとか付いていけるものの、量子論とか、宇宙論とか、素粒子とか、その辺りになるともう文字を追っても理解は出来ませんでした。世界は面白いなあ。
それぞれの章で、難易度による差はあるものの、非常に興味深い対談が行われている。少し空恐ろしく思ったのは、科学の先端と書いてエッジと現実生活の乖離。なんか、生活者として実感を持てなくて。
心に残ったのは第2部 第6回 人はなぜ「あんなこと」を信じてしまうのか(菊池聡)
その中で出てきた"クリティカル・シンキング"と言う言葉。日本語に訳すと"批判的思考"と言う事だが、決してケチをつけると言う事ではなく、多角的に物事を捉え、正しく因果を把握すると言う思考法の事。リサーチ・リテラシーもそうだが、一見もっともらしい論理でも、突き詰めると単なる偶然の作用であったり、裏に何らかの意図があって導かれたり、と言う事がある。
マスコミでも、ネットでも短絡的な詭弁や強弁が跋扈している現在、このような思考法は非常に大切なのではないだろうか。
hReview by tomozo , 2005/09/18

- 科学の最前線で研究者は何を見ているのか
- 瀬名 秀明
- 日本経済新聞社 2004-07
ITmediaニュース:「R2-D2を作りたかった」iRobot創設者、夢への道のり
(この記事はITmediaとAssociated Pressの契約期間が切れるとサーバから削除されます)
掃除機ロボット"Roomba"(ルンバ)で知られる、iRobot社の創設者Helen Greiner(ヘレン・グレイナー氏)にまつわる記事。「スター・ウォーズ」第1作を見て、当時数学好きの11歳の少女だったヘレン・グレイナー氏は、いつか「R2-D2」のようなロボットを作りたいと夢見た。
Roombaは世界でもっとも成功した家庭用ロボットとして知られていますが、そのきっかけがStarWarsだったとは。洋の東西を問わず、ロボットを志す人というのはアニメとかSFの影響大きいですね。もし、彼女がC-3POを作ろうと思っていたらどうなってたんだろ。
しかし、Roombaで始まったと思った同社の歴史は、なんと1990年(当時22歳)から始まっているのですね。その苦難の歴史は同社"History"をご覧ください。当時彼女は22歳だったわけで、流石事を為し遂げる人というのは違うものですね。当初から家庭用ロボットを作っていたわけではなく、最初の製品は多足歩行ロボット"Genghis"。現在スミソニアン博物館所蔵らしいです。また、"My Real Baby"というHasbro社と共同開発したおもちゃもあるのですね。
"iRobot"と言う社名は、やはりアイザック・アシモフの"アイ、ロボット"(旧題"我はロボット"映画に合わせ改題した新訳)に由来するのですね。ちなみに、小説中に出てくるロボット製造会社は"US.Robotics社"。
ゲイツが我が家にやって来る(後編):インタビュー - CNET Japan![]()
1/20更新と予告されていたゲイツのインタビューの後編が1/18日に出ていたよ。。 (→前編についてのエントリー)。 また、興味深い箇所をピックアップ&ツッコミ(ツッコミどころ満載)。
ゲイツが我が家にやって来る(前編):インタビュー - CNET Japan![]()
CNETにBill Gates(ビル・ゲイツ)のインタビューが載っていた。面白かったところを感想織りまぜピックアップ
--よく読むBlogがあれば教えてください。(強調は自分)
おもしろいことに、Blogに限らず、私の場合は常に誰かが情報を転送してくれます。人力検索エンジンとでもいうのでしょうか、「すごくおもしろいものがあるぞ」と周りが教えてくれるのです。
キーワードを並べて、検索してみることもあります。当社のイントラネットにはさまざまなBlogが立ち上がっていて、大勢の社員がさまざまなテーマについて、自由に書きつづっています。
流石に、世界一の金持ちともなると、人力SPAMフィルタの他、人力検索エンジンもお抱えのようです。実際、優秀な社員を多数抱えているマイクロソフトでは、会長自ら検索するより効率が高いのでしょう。
Google創業メンバーのSilverstein氏に聞くここでも検索結果にブログが上位表示されることについて言及。
10月15日にはローカル検索サービス「Google Desktop Search」もリリースしたGoogleだが、検索サービスだけでなく、キーワード広告サービス「Adwords」や、日本語未対応ながら1GBの容量を持つWebメールサービス「Gmail」などの独自サービスも提供している。米Googleの技術部門におけるディレクターで、社員番号1番という創業メンバーの1人、Craig Silverstein氏に話を伺った。
急激に普及しつつあるブログの存在にも触れ、「確かにWeb検索でブログがヒットする率は高まっている」と現状を解説した。しかし、「専門的サイトを検索したいときに一般的なブログをヒットさせないようにしたいという意見」に対しては、「(何かを排除するということは)Google的ではないように思える」という。「技術的には可能で、非常に興味深い意見だ」と一定の理解を示したが、「ブログを検索対象から外すというオプションは、Googleとして実施するかどうかはわからない」と明言を避けた。不人気なんですかね<ブログ
昨日書いた、各検索サイトの比較についてですが、このサイトを利用すると便利かと。
検索エンジン比較:sourcefeed
みんなでつなげよう!ブログの輪ブログを見ていると、5つに1はサイドバーにいる「こうさぎ」。ときどき意味不明のエントリを投稿する「こうさぎ」
ブログの特長はなんといっても他のブログとつながるトラックバック。このトラックバックにちなみ、ブログ関連サービスに携わる方を次々に紹介していただき、ブログの世界をつないでいくインタビュー連載です。記念すべき第1回は、「Blog Pet こうさぎ」やRSSリーダー「Rabbit Ticker」を開発した工藤友資さんです。
その開発者である、工藤友資氏のインタビュー。
仕事を楽しんでいる、あるいは楽しみを仕事にした感が素敵です。
この記事で、初めて「Roblog::読兎」を知った次第。その昔、チャットにはまっていた時代に見かけた人工無能を思い起こされます。懐かしい。
AOLロボット様なものも今後増えるのでしょう。
いつの日か、ロボットがコメントやトラックバックをくれるかもしれません。
……気が付いていないだけかもしれない。
ITmediaモバイル:開発者に聞く、液晶なしのツーカーSができるまで (1/3)今更だけど、ツーカーS(液晶すらない賛否両論シンプルすぎる携帯)の開発者インタビュー。
ディスプレイなし、機能もギリギリまで絞ったツーカーS。そこには、事前のリサーチや開発側の狙いなどが詰まっている。
一昔前の、固定電話の子機にも劣る機能がどのように実装されたか、が訥々と語られます。
正直、感心しました。
思いの外、考えて作られている感じです。
ただ、惜しむらくは買う人が見受けられないと言う点でしょう。高齢者を意識した設計ですが、おそらく、そういう層は「やっぱりNTTじゃないと」と言うか、子供らが自分らと同じキャリアの製品を購入すると思われ。
あ!コレクターアイテムとしてはいいかも。
「市場の支配」を夢見るFirefoxの若き開発リーダー - CNET JapanFirefoxの開発責任者、Ben Goodgerへのインタビューニュージーランドのオークランドで生まれ育ったGoodgerは、過去4年間の大半をAOLのNetscape部門と、2003年にAOLから独立した Mozilla Foundationで過ごし、MozillaやFirefoxといったオープンソースのウェブブラウザの開発プロジェクトを指揮してきた。
開発の経緯から、Longhornのことなどを率直に語っています。
特に興味深いのが、彼の使用ブラウザ履歴。ちょっと引用
1997年です。それ以前はIEを使用していました。私が所有していたマシンにはIEしかなかったからです。しかし、1999年に再びIEに変更し、2001年にMozilla/Netscapeが十分安定してデフォルトのブラウザとして使い物になるまでIEを使用し続けました。私は仕事を素早くこなせるツールを使います。特定のブランドを信仰したり崇拝することはありません。ああ、なんてかっこいい。俺は、頑なにNetscapeを使用していた記憶が。
「あなたの知らないICタグの(本当の)話」:コラム(終了) - CNET Japan
今回は、実際の利活用に向けての戦略としてe-Japanでも推進されている「電子タグ」(ICタグ)について、経済産業省の新原浩明製造産業局紙業生活文化用品課長に話を伺った。
IT Proの記者の目ICタグのこと,どのくらい知ってますか?と併せて読むと、非常に興味深い話。
要点は、既にICタグは実用化され、使われていると言うこと。経済産業省として、標準化を支援してて、多くは企業の創造性に委ねていると言うこと。2年以内にICタグの単価を5円にする計画を進めていること。それが出来ない場合は霞が関を逆立ちで一周すること。プライバシーには留意していて、ルールを定めたが、うまく行かなければがんがん直しますよと言うこと。長いけど、引用。
例えば昨年(ICタグの実例として)小泉首相を回転寿司に連れてったんですが、回転寿司店を選んだ理由というのは、先行導入例ということに加えて、作り込みの好例だったからです。いま、回転寿司店が抱えている問題に、外食産業の価値の分化への対応というのがあります。一方で高付加価値を目指す流れ、もう一方で安く大量に売るという流れがあって、現在回転寿司業界は、高付加価値の方向にどんどんシフトしてるんですけど、そうなると必然的にお皿の数も10種類以上出てくるわけで、それぞれの色も微妙になってきて数えるのも大変、間違いも起きるし人件費は高くなるという、回転寿司業界特有の問題が発生してきます。そこを解決したいというニーズからICタグ導入の議論が出発しているんですね。そこの部分の人件費を削れるなら(ICタグに)投資してもいいよね、という話になり、結局は双方のコストの比較になって十分釣り合ってるということがわかり、回転寿司の機器ベンダも共同開発する形でICタグを使った精算システムを作って売っています。実際、うちの近所の店が、まさしくこの方式を採用しています。魚錠と言うお店なのですが、精算をお願いしたら、お店の人が何やら積んだお皿に機械を当て、「ではレジへ」とにこやかに言ったのが印象的でした。
その上、2000円ほどまけてくれたのでさらに驚きです。読み取りミスではないと思います(笑)
こういうクローズドな環境であれば、現在でもコスト&プライバシー(セキュリティ)の面でも問題ないのでしょうね。これから普及すると言う日経の記者に一度食べてもらいたいところです。
ランドセルとかに着けると色々問題が多そうですが。(医療用として)RFIDの埋め込みが当局に承認されたと言うニュースもありました。
これからどこへ向かうのでしょうか?半径5mのマーケティング - RSSリーダーReadOne船木氏 - CNET JapanReadOne開発者インタビュー「自分たちが欲しかったツールを開発した」SFCの学生である船木信宏氏は語り始めた。彼は2人の仲間とともにReadOneというツールの開発を2003年夏にスタートさせている。「ブックマークを使ったウェブ閲覧は破綻していると思う」と船木氏は言う。
以前IEプラグイン版を使っていたので興味深く読んだ。
「ブックマークを使ったウェブ閲覧は破綻していると思う」と船木氏は言う。「インターネット上にはこれまでもたくさんの情報があったし、Blogが登場してからはブックマークを使ったブラウズには時間がかかる。でも情報収集をたくさんしたい。ではどうするか。そこでReadOneを作った」(船木氏)全くその通り。ReadOneによる順位付けの仕組みは効果的とは言い難かったが、非常に興味深い試みだったと思う。
IEプラグイン版のサポート終了後は、Firefox+sageを使っているのだけど、やはりチェックは面倒くさい。
早くRSSをサポートしたSafariが出ないかな- iPhone 6sに機種変更
- Bose SoundTouch 20 Series IIを購入
- G-Technology (HGST) G-DRIVE with Thunderbolt 3TB購入
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livedoor Readerが終了に
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