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そんなんじゃクチコミしないよ。 <ネットだけでブームは作れない!新ネットマーケティング読本>

stars 本当にクチコミは効果的か?

smashmediaの河野氏によるクチコミマーケティングに関するブログ本。口調がいつものブログと一緒なのでさらっと読める。大体2時間で読了。

主旨は、ブログやSNSの隆盛でクチコミが持て囃されているけど、マスメディアの影響はまだまだ強いし、ペイパーポストは効果ないし、SEOとしても疑わしい。口コミ失敗して炎上した事例がいくつかあるけど、製品の売行きにどれほど影響したのか。ブロガー集めてイベントするのもいいけど、自社の顧客を大事にしなきゃ。

と言うことと理解した。
概ね俺の感覚と一致しているが、やはり専門家の言葉で再整理されていると分り易いし、すっと入る感じがする。

途中、ペイパーポストにおける医療広告規制の問題がさらりと書かれていたが、これは俺も以前取り上げた話と一緒だろうか?

Future is mild : ブログ・マーケティング業者に法令違反の疑い〜質問と顛末 コメントを見る

そう言えば以前、SixApart社がPress@blogに出稿したことがあり、気が触れたのかと思ったら、どうやら広告効果を確かめる為の試験だったのかな。
詳しくは公式サイトや、Amazonなか見検索で確認してもらいたい。
smashmediaブックス コメントを見る

hReview by tomozo , 2008/09/30


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クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

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クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
コグレ マサト
日経BP社 2007-03-29

by G-Tools , 2008/09/08


stars ブログを口コミに活かすには

ネタフル コグレマサト氏×みたいもん! いしたにまさき氏によるブログによる口コミマーケティングの本。合間にONEDARI BOYSの面々によるコラムが挿入されています。
ネタフルコグレ氏の一人称が"Mackie"だった頃から、そして"みたいもん!"のサイト名が"日本全国・見たいもんはみたいぞの会"の頃から、 ONEDARI BOYSがココログで活動してた頃からの読者であるところの俺にとっては、あぁーこんな事あったね、そうそう、これで盛り上がったよねー、といった感じでさらっと読めました。
両ブログをチェックしている人にとっては今まで書かれた事の集大成と言うかまとめ、ブロゴスフィアに疎い人にとってはよい羅針盤になる内容だと思います。

最近ではブロガーを利用したマーケティングと言うのも市民権を得たと言うか、割と普通に行われるようになってきましたが、一方で違和感と言うか、わだかまりを感じるようにもなってきました。とくに、日産スカイラインのブロガー向け発表会などの記事を見るに。それについては後日エントリーを起こそうかな、と思っています。

hReview by tomozo , 2007/3/29

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クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
コグレ マサト いしたに まさき
日経BP社 2007-03-29

関連サイト

クチコミの技術――広告に頼らない共感型マーケティング:書籍の公式ブログ 日経BP社 コメントを見る
著名ブロガーが明かすクチコミの秘訣 第1回 『クチコミの技術』にまつわるクチコミの手の内 - nikkei BPnet コメントを見る

関連エントリー

Future is mild:「口コミ」の経済学

「口コミ」の経済学

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「口コミ」の経済学―人が人を呼ぶ“ブーム”の作られ方
田中 義厚
青春出版社 2003-08
評価

by G-Tools , 2006/12/11

"正直は最良の外交である"と言ったのは小村寿太郎だったか、伊藤博文だったか。元はビスマルクらしいけど。
インターネットが普及期に入って「口コミ」とか「バズマーケティング」という言葉が喧しい昨今、図書館でふと目に入って手に取った。

2003年に書かれているので取り上げられている事例は古いものの、内容的には今も通用するもので、人間の本質が如何に変わらないかを示している。

簡単にまとめると、商品に魅力があり、且つ、語りたくなる物語があると、口コミに乗りやすい。ただし、口コミは批判を伴わないで流通するため流言飛語にもなりやすい(事例として関東大震災時のデマ)。作為的な口コミはかえって逆効果で、正直であることが大事と。あー、どっかで聞いたような話だ。

ちゃんとした書評はこちらにあったのでリンク

徹底読破: 口コミの経済学
今日紹介する本は、『「口コミ」の経済学』(田中義厚/青春出版社)です。
扱っている内容は、経済学というより経営学ですね。以下要点をまとめます。

言葉も平易で分かりやすく、あっという間に読めるので口コミマーケティングに興味がある人にお勧め…なんだが既に絶版らしい。勿体ない。

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Future is mild:Press@blog
Future is mild:繰り返される悲しみは島渡る波のよう

繰り返される悲しみは島渡る波のよう

歴史は二度繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。
J-CAST ニュース : NHKに取り上げられた 女子大生のブログ炎上 コメントを見る
個人のブログに商品や映画の感想を書いてもらいPRする「口コミマーケティング」。その現状が2006年11月3日のNHK「ニュースウォッチ9」で放送されたところ、「企業から金貰って提灯記事を書いてるブロガー」と決め付けられ、ニュースに登場した女子大生のブログが大炎上した。PRを仕掛けた企業のホームページには「誤解を解きたい」とするコメントが載るなど大騒動になっている。
パーマリンクにリンクを張らない炎上大好きなブロガーのJ-Castさんがデジャブを感じるエントリーを挙げています。
単なる個人のブログだと思って見ていたのが、実は企業のヒモ付きだった事を知った人達は、この放送を見て裏切られた気持ちになったのだろう。ネット上にはカキコミが氾濫し、坊農さんのブログや、「口コミマーケティング」をしていた企業のサイトは大炎上した。
広告屋のサイバーエージェントのやっているブログサービスの特設ブログを"企業の紐付き"じゃないという人がいると言う認識に非常に驚き裏切られた思いでいっぱいです。 ちなみに取り上げられた坊農氏と株式会社ナレッジパークのエントリーはこちら。
取材を受けて。|Tiara Girl編集長 コメントを見る
先日あるメディアの取材を受けました。

そして、その放送内容が取材時とあまりに異なることに驚きました。
無駄な改行が多すぎる。
株式会社ナレッジパーク - KNOWLEDGE PARK - 一部報道に関して コメントを見る
昨日放送されたニュース番組で、弊社所属のカリスマ女子大生ブロガーに関して、誤解を招く内容が一部ありました。そちらを踏まえ、今後誤解がありませんように、以下に弊社のブロガーに対するポリシーを記載致します。
それにしても構造がNHKを発端にしている点もふまえこちらとそっくり。
【B面】犬にかぶらせろ! - 「特報首都圏」ブログ特集、その後の騒動について コメントを見る
ブログをプロモーションに活用するビジネスで月に100万くらいの収益を挙げているという内容のナレーションとともに、映画配給会社から依頼を受け、映画の宣伝のためのレビューを請け負っているという場面が放送された。

青山さんが、複数の人気主婦ブロガーを集め「映画を観ていないが役者に注目している」とか「あえて批判っぽく書く役」といった具合にレビューの打ち合わせを行なっている映像だ。

この光景を見て、当然騙されたと感じた読者などから本人のブログに批判の声が集中。大半のコメントは削除されてるけど、一応こんな感じ。
ナレッジパーク社はステルスマーケティングを排しているという点で、同業他社代表的な例で言えばPress@blogに比べて遙かにマシな感じを受けた。ただ、世の中には文脈だけでなく文章も読めない人間が増え、"ネタ"と大書していてもマジに受け取る人がいることを鑑みると、おそらくどれだけ説明書きを加えてもこのような騒ぎは繰り返されて(ネタとしてメタとして)消費されていくのだろうと思う。
実際に騒いでいる人というのは本当に問題視しているわけではなく、"叩いてもいい相手"を見つけて欣喜雀躍狂喜乱舞している連中か、そもそもNHKの報道を冷静に批判できない連中なわけだし。
そもそも、ナレッジパークは自社の案件を公表しているしね。
まあしかし、こういう騒ぎを繰り返さないためにも米国口コミマーケティング協会(WOMMA)みたいな団体が必要なんじゃないだろうか。

関連リンク

ブログに金を払ってエントリー書かせたほうが結局マーケティング的効果は薄いのではないか?:[mi]みたいもん! コメントを見る
「旅行びと日記」日記: ナレッジパークの炎上騒ぎはちょっと可哀想すぎ コメントを見る

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Future is mild:Press@blog
Future is mild:「商品やお金がもらえるなら」、自分の Blog に広告記事を書く――9割以上

「商品やお金がもらえるなら」、自分の Blog に広告記事を書く――9割以上

ちょっと興味深い調査結果が発表されました。
Japan.internet.com Webマーケティング - 「商品やお金がもらえるなら」、自分の Blog に広告記事を書く――9割以上 コメントを見る
また、自分の Blog に特定の商品やサービスについての記事を掲載するよう依頼された場合、商品やお金をもらえるなら載せてもいいと思うか尋ねたところ、「好きなことを書いてよいのであれば書く」との回答が66.0%、「良いことだけ書けと言われても書く」との回答は28.2%となった。合計で全体の9割以上が「載せてもよい」としていることになる。
詳しいアンケート結果についてはこちら。
【第20回ホットリサーチ】ブログの利用実態調査:商品やお金がもらえるなら、自分のブログに掲載を依頼された記事(商品やサービスについて)を載せてもよいと思うか?好きなことを書いてよいのであれば書く 66.0%、良いことだけ書けと言われても書く 28.2%/ホットリンク コメントを見る
Japan.internet.comの記事では有効回答数は103名と書いてあるが、そうすると数が合わないなあ……ちなみにホットリンクの方には有効回答数の記述はない。

それはさておき、良いことだけを書けと言われても書く人が30人近くもいるとは。

最近は、press@blogブログクリップブロカンblomotion等ブロガーを利用したバズマーケティング業者がぽこぽこ登場しており、そういうのに登録してエントリーを挙げている人も多いんだろう。最近は、ブログを集積してトレンドを探るようなサービスも色々あるが、その中にこのようなマーケティングというか広告が混入しているので気をつけないと。突然人気になったサイトは実は広告の結果と言うことがままある。

TypePad.jpを例に挙げると、6月2日にpress@blogに出稿し、6月5日に話題のjpの総合1位を獲得している。

blog(ブログ)のクチコミ ポータル 話題の.jp

自衛策としては、片っ端からブログマーケティング業者に登録して、どんな広告が来るか知ることかな。まあ、業者側もステルスマーケティングではなく、広告であることを明記するように義務づけるべきだと思う。

もう一つ興味を引いたのが月毎のPV。
70%程のブロガーが5000PV/月以下というのはちょっと驚き。PV/日の間違いではないんだよね。。。5000PV/月の俺はちょっと自信をつけた。

まあ、ほとんどがGoogle Botなんですけど。><

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