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Transmeta社が自社の売却を検討中

CPU事業から撤退したTransmetaが遂に自社の売却先を検討とのこと。
トランスメタ、自社売却を検討--インテルとのライセンスに関する合意を発表:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Transmetaは米国時間9月24日、自社売却のために身売り先を検討していることを明らかにした。同社はまた、Intelとライセンスに関連して2つの点で合意したことを発表した。
そう言えば、2月に買収提案うけてましたねえ。
Transmeta、主要株主から買収提案 - ITmedia News コメントを見る
半導体技術の米Transmetaは2月1日、主要株主である米Riley Investment Management(RIM)から、買収提案を受けたことを明らかにした。
この提案は蹴ったと言うことか?
起死回生のFlexGoもこけたようだし、Transmetaの残る道は他にないのだろうなあ、と。と言うか、FlexGoってどうなったのだろう…?

いずれにしてもTransmetaがなければPentium M/Centrinoもなかったわけで、その功績には心から感謝したいと思います。

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Future is mild : トランスメタ(Transmeta)プロセッサ事業から撤退 コメントを見る

GoogleがFeedBurnerの買収を公表

GoogleがFeedburnerの買収を公表しました。買収額は秘密だそうです。
Official Google Blog: Adding more flare コメントを見る
As you know, we're constantly looking for ways to identify and offer new tools for content creators and website publishers. Likewise, we constantly aim to give AdWords advertisers broader distribution to an even wider audience of users. For these reasons, we're very pleased to tell you that we've just acquired FeedBurner.
Burning Questions ? It's True-gle! コメントを見る
Unlike the rumor that FeedBurner is nearly code-complete on a multiplayer Wii edition, the blog posts, phone calls and conjecture about our future as part of the Google family tree are now officially true.
TechCrunch Japanese アーカイブ ≫ GoogleがFeedburner買収を正式発表、次はAdWords統合化か? コメントを見る
買収額は非公開だが、先週お伝えした際に情報筋から聞いた話では$100M(1億ドル)前後ということだった。この数字はまだ生きているのではないか、と思う。

冷静に考えて、Google AdSense for feedについて誰も言及しないのはなぜだろう?

Future is mild:RSS/ATOMフィードにGoogle AdSense
因みにこのテストプログラムが始まった当時、FeedBurnerも参加している。そりゃ確かにロゴ画像も表示されないていたらくではあるけど…

念のためにいうと、Googleは以前RSS広告に関する特許も申請している。
グーグル、RSS広告配信技術に特許を申請--競合各社に大打撃? - CNET Japan コメントを見る
Googleが、RSSフィードを使ってオンライン広告を配信するための独自の方法を発明したと主張しており、同社ではこの技術に対する特許を取得したいと考えている。

で、Googleは余り情報を出していないのだけど、FeedBurnerは色々と提示しているな。

Google has acquired FeedBurner
正直、明確なロードマップはまだ無いのかな、と言う印象。

両社の業務領域をみてみると重なる領域は多い。

GoogleFeedBurner
広告Google AdSense for FeedFeedBurner Ads for Blogs and Feeds
アクセス解析Google Analytics(旧)BlogBeat

FeedBurnerのFeed管理機能とアクセス管理機能はGoogle Analyticsに統合されるのだろう。広告はAdSenseに統合か。長い目で見るとFeedBurnerは消えていくのか…?

あと、CNETの記事に興味深い発言が載っていた。

グーグル、RSSサービスのFeedBurnerを買収 - CNET Japan コメントを見る
Googleは、FeedBurnerの技術と「Google Reader」を統合するための「面白い方法」を考え出すと、Wojcicki氏は語っている。
ただ、ブログ検索すらGoogle Readerに統合できていないGoogleにそんなことが出来るのか、と言う疑問は残る。

ただ、FeedBurner.jpを運営するGMOは辛い立場に置かれそうだなと思った。

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今度こそMyBlogLogをYahoo!が買収

Yahoo!によるMyBloglogの買収が正式に発表されました。
あれ?買収って去年の話じゃなかったけ?確かに公式な声明は出てないけど・・・と思ったら当時はまだ噂話だったそうです。で遂に正式に買収が決定したと。
The MyBlogLog Blog: The Jig is Up -- MyBlogLog joins Yahoo! コメントを見る
MyBlogLog is becoming a part of Yahoo! We're all moving to San Francisco.
Bloggers unite! Yahoo! joins forces with MyBlogLog - Yodel Anecdotal
You’ve probably heard the rumors and I’m here to confirm that Yahoo! has agreed to acquire the assets of MyBlogLog, and aside from loving the product and the team, we think this move complements Yahoo’s social media and community initiatives perfectly.
早速TechCrunchでも報道が。
TechCrunch Japanese アーカイブ ≫ Yahoo、MyBlogLogを買収。待て、違った。いや、今度は間違いない! コメントを見る
これは去年の11月から噂になっていたが、なかなか確認できなかった。われわれの記事もそのような状況に合わせてアップデートされてきた。今朝、また買収のニュースが入ってきたが、すぐに取り下げられたかと思うと、また浮上してきた。
他のソースとしてはinternrt watchも。ただし、微妙に誤解が混じっている。
米Yahoo!、ブログをSNSに変える「MyBlogLog」を買収 コメントを見る
MyBlogLogの会員になり、自分のブログにMyBlogLogからコピーしたコードを貼り付けると、自分のブログを訪れた人を知ることができる。さらにウィジェットをブログに貼り付けると、ブログを最近訪問した読者のアイコンを表示できる。それぞれのアイコンはその読者がMyBlogLogに持つプロフィールページにリンクしており、ブログの執筆者だけでなく、読者同士が連絡を取り合い、1つのコミュニティをかたち作ることができる。この機能を利用してMyBlogLogはブログのアクセス解析機能なども提供している。
MyBlogLogはそもそもアウトクリック測定のアクセス解析サービスだった。それが2006年7月にリニューアルして、"何がクリックされたか"に加え"誰が訪問したか"が分かるようになっている。
ただし、
ブログを保有している人にとっては、MyBlogLogの中に自分のプロフィールページを持つことで、自分の読者のネットワークを作ることができる。メールなどの手段で連絡を取り合えるため、MyBlogLogを単なるブログを支援するサービスとしてではなく、分散したSNSという枠に分類することも可能かもしれない。
と言う指摘は全く正しいと思う。

さてさてTechCrunchによるとYahoo!IDでログインできるようになるそうだ。そうすると米国ユーザーにはいいけど、日本ユーザーにはメリット無いよなあ(笑)

何はともあれ、MyBlogLogのユーザーの一人としておめでとうと言いたい。

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Future is mild:MyBlogLog アクセス解析コミュニティ

MyBlogLogをYahoo!が買収

なんと、アクセス解析コミュニティサイトMyBlogLogをYahoo!が買収したそうです。
※買収に合意というのはTechCrunchの勇み足だったようで、訂正が入っていました。
TechCrunch Japanese アーカイブ ≫ MyBlogLog、Yahoo!に買収 Yahoo!と買収交渉中 コメントを見る
アップデート: YahooのPR会社のひとつ、OutkastPRが「この記事は正確でない、Yahooは MyBlogLogをまだ買収していない」とメールしてきた。そこでわれわれもさらにインサイダーに当たってみたところ、「Yahoo と MyBlogLog は買収交渉のごく初期段階にある。それ以上ではない」とのこと。
ここ12時間内で、Yahoo!による2件目のソーシャルメディア買収ニュース、Yahoo!がMyBlogLogの買収を合意したというニュースが明かになった。
MyBlogLogはアクセス解析を主機能としながら、SNS的機能も持ち合わせるユニークなサービス。このブログでも利用している他、引用したTechCrunch Japanese,百式,ネタフル,みたいもん!等多くのニュースサイト、ブログで利用されています。
あーと、TechCrunch が毛嫌いしているPayPerPostのコミュニティなんかもあったりします。

MyBlogLogの公式発表はまだありません。Ericにはお祝いのメッセージが届いていましたが。

MyBlogLogは登録するとまずコンタクトリストにEricが登録されるわけなんですが、今確認したところ、EricのContactには20789人登録されていました。と言う事はMyBlogLogの利用者もほぼ同数と言う事かな。
買収額は1000万ドルと言う事で、一人当たり200ドル?等とゲスな計算をしてみましたが、こういうサービスの利用者はブロガーの中でも積極的なユーザーが多いと推測され、Yahoo!が手に入れたものは数よりも質なのかな?と言う気がします。
もっともブログ無くても登録できますけどね。MySpaceのアカウントだけで登録している人もいますし。

あとこれは余談なんですが、欧米のブロガーって顔写真の登録が多いですねえ。日本のブロガーが殆ど顔写真以外の画像を登録している事を考えると対照的です。

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GoogleがYouTubeを買収

GoogleによるYouTube買収から一晩たったわけですが、昨日は多くのブログがこの件について大騒ぎでした。
TechCrunch Japanese アーカイブ 》 速報! GoogleがYouTubeを買収 コメントを見る
たった今入ったニュースだが提携が成立した。買収額$1.65B(16億5,000万ドル)はGoogle創業以来最大のビッグディールとなるが、これは全て株式譲渡で行う。両企業とも役員会で承認を得ており、今四半期中に取引完了となる見込み。YouTubeの社員65人は同社の現本社(San Bruno サンブルーノ)でこれまで通り業務を行う。
ラウンドアップ:グーグル、ユーチューブの買収に合意--買収金額16億5000万ドル - CNET Japan コメントを見る
検索大手企業のグーグルが米国時間10月9日、ビデオ投稿サイトのユーチューブを16億5000万ドルで買収すると発表した。買収は株式交換によって行われる。両社のプレスリリースによれば、ユーチューブは今後も独立したサービスとして運営されるという。グーグルによるユーチューブの買収は何日も前から噂されていた。
俺は今回の買収は対MySpace(とその親会社Fox Interactive(とその親会社News Corporation))に対抗するものではないだろうか、と考えている。

日本においてはナンバー1動画共有サイトはYouTubeだが、世界的に見るとMySapce Videoの勢いは凄い。Google VideoすらBloggerやLive Journal,TypePadの他MySpaceへの貼り付けを標準でサポートしているほど(YouTubeではBlogger,Live Journal,FriendSter)。

YouTubeは新たな提携を発表したが、その中にはFoxは含まれていない。
TechCrunch Japanese アーカイブ 》 FoxはGoogle/YouTube契約の一因か コメントを見る
MySpaceを所有するFoxの内部情報筋によると、「Googleが$1B(10億ドル)規模の広告契約関係をMySpaceと持っていることを考えると、GoogleがYouTubeを積極的に買収しようとしているのに(Foxは)驚いている」らしい。MySpaceはYouTubeをライバル視しているし、Myspace Videoが急速にYouTubeを追い上げている事実を最近のHitwiseのデータは示している。
ちょっとAlexaでページビューを確認してみよう。(比較対象としてYahoo!Japanも加えた)

言うまでもなく、Google.comやMySpace.comは動画だけの数値ではないのだけではないし、そもそもAlexaのデータの信用性の問題もあるけれど、それを差し引いてもMySpaceが猛烈に伸びているのが見て取れる。まあ、このページビューにはカラクリがあるらしいのだけども。

今回の買収の成果について疑問を投げかける向きもあるが、俺は以前、YouTubeとGoogle Videoを利用した経験から、両サービスは相補的に作用するのでは、と思っている。今回の買収でYouTubeとGoogleが得たものを列挙する。

YouTubeが得たもの

Googleが得たもの

  • ブランドに忠実なコミュニティ
  • トラフィック/PV
  • 著作権絡みのトラブル
いずれも既にMySpaceにはあって、YouTube,Google Videoには欠けていたものだ。特に、YouTubeの致命的な欠陥は、アップロードすることに対する対価が非金銭的なものに限られると言うことだ。クリエーターにとって、作品に対する対価が得られなければYoutubeに投稿し続ける動機は少なくなるだろう。Google Videoならば自分がポストしたビデオに課金ができる。
また、Googleはコミュニティ形成が苦手と見ている。orkutも結局Googleブランドでリリースされることはなかったし、すっかり過去のサービスだ(ブラジル以外では)。

こういった両社の特徴とMySpaceの影響を考えると、買収は必然だったのではと言う気がする。まあ、実際に効果が出てくるのはまだ先だと思うけど。

それにしてもルールが変わったとか、大人の企業になったとか、NASDAQの替わりになったとか書いているブログを見ると気持ちが暗くなってくる。

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YouTubeとGoogle Videoを比較してみた

Six Apart(シックス・アパート)がRojo Networks社を買収!

rojo Six Apart社によるRojo Networks社の買収が発表になりました。Six Apart社、Rojo Network社の発表及びTechCrunch Japaneseによる報道は以下の通り。
Six Apart - シックス・アパート、Rojo Networks社を買収 コメントを見る
ブログ・ソフトウェアおよびサービス大手のシックス・アパート社は本日、Rojo Networks社を買収したと発表しました。買収金額は公開していません。Rojo社 CEOであるクリス・アルデンは、Movable Type担当の執行副社長(Executive Vice President)兼ジェネラルマネジャーに、CTOのアーロン・エイミーは、コアテクノロジー担当の執行副社長(Executive Vice President)兼ジェネラルマネジャーに、それぞれ就任します。なおRojo社のニュースリーダー・サービスは、数カ月以内に他社に売却する予定です。
RojoBlog: Six Apart acquires Rojo コメントを見る
he most important message to our loyal Rojo users is that Rojo.com will continue on and be better than ever. The Rojo leadership team will continue to be involved with the Rojo.com, NooZ.com, and our fabled “The Week in Rojo” newsletter, and several of the core Rojo team members are continuing to work on service. In fact, Six Apart plans to spin the Rojo service out -- so we will continue to innovate and improve the service. As proof of that, stay tuned in September for a very significant release of Rojo. We are migrating Rojo to a new architecture -- one that we built when we launched NooZ.com -- which will greatly enhance the speed and usability of the service. Details will follow soon.
TechCrunch Japanese アーカイブ 》 Six Apart、Rojoを買収 コメントを見る
Rojoは一貫してすばらしいプロダクトをリリース、忠実なコアユーザー層を持っていた。Rojoは将来を約束されたスタートを切り、ユーザー層は徐々に増加し続けた。しかし、過密で競争がとても激しいフィードリーダー分野はBloglines、Newsgatorそれにその他のサービスによって支配され、競争を継続するには厳しい分野だった。Rojoプロダクトがこれからも発展、継続してほしいと思う。私のお気に入りのサイトの一つでもあった。
見出しだけ見ててっきりシックス・アパート社がシナジー効果を求めてRSSリーダーを買収したかと思ったがさにあらず、Rojo.com(とNooz.com)は他社に売却されるとのこと。feedshareはどうなるんだろう。つまり、RojoのCEO及びCTOを獲得したかっただけ?この辺の事情、シックス・アパート社の人の説明を聞きたいなあ。なぜ人材の移籍ではなく買収なのか。

Rojo.comの行く末が気になります。Rojo Blogによるとコアチームは同社に残るし、サービスの開発も継続、9月にはビッグな発表もあるようですが……。

Rojo.comは他人はお勧めできないけど大好きなサービスで、そりゃサイドバーの未読数とメインウィンドウの未読数が不一致であったり、読んでいる内に更新されて、うっかり" Mark All Feeds Read"をクリックして読みこぼしたり、Profileに画像を登録しようとするとOPMLの読み込みに失敗しましたと表示される等、色々不満はあるけど一番のお気に入りのRSSリーダーだ。
この分野はBloglinesが強いし、またIE7にRSSリーダー機能が搭載されるため事業の先行きが不透明なのは分かる。と言うよりRojoは収益がどうなっていたのか。サイトを隅々まで見ても収益につながるものはないし。

冷静に考えるとろくでもない考えしか浮かびません……

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Rojo SNS+RSS?
Rojo マイナーチェンジ?
Rojoの新画面・・・orzヽ(´∇`)/
bloglinesのhotkeysとrojoのRSS
rojo新機能

ディズニー(Disney)がピクサー(Pixar)を買収!

ディズニー、ピクサーの買収を正式発表--買収額は74億ドルに:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Disneyは米国時間24日、Pixar Animation Studiosを74億ドル相当の株式交換で買収すると発表した。これにより、Apple ComputerのCEO(最高経営責任者)Steve JobsはDisneyの取締役に就任する。
と、言うわけで、ディズニーがピクサーを買収しました。S・ジョブス猊下はディズニーの大株主となり、取締役就任です。

もう、思い切り、「イノベーションのジレンマ」を地でいく事例ですね。

カッツェンバーグが去って以来、アニメのヒットが飛ばせないディズニーに対し、出す作品出す作品全てがヒットのピクサー。一時は契約で揉めて袂を分かった両社ですが、結末としては、ディズニーのピクサー化という結末に。ディズニーとしてはジョン・ラセターを獲得できたことが最大の収穫でしょう。

ジョブスがディズニーの取締役になることのメリットには疑問符が付きますが。

今後のディズニーというかピクサーの作品が楽しみです。
ジョブスとピクサーの関係は、"スティーブ・ジョブズの再臨"を読むとよく分かりますよ。

del.icio.us買収に対するブロガーの反応は?

CNET辺りでやりそうなので、先取りして。

発表及び報道

del.icio.us: y.ah.oo! コメントを見る
We're proud to announce that del.icio.us has joined the Yahoo! family. Together we'll continue to improve how people discover, remember and share on the Internet, with a big emphasis on the power of community. We're excited to be working with the Yahoo! Search team - they definitely get social systems and their potential to change the web. (We're also excited to be joining our fraternal twin Flickr!)
Yahoo! Search blog: Great Tastes That Go Great Together コメントを見る
ITmediaニュース:Yahoo!、ソーシャルブックマークサイト「del.icio.us」を買収 コメントを見る
Webのお気に入り情報を共有できるソーシャルブックマークサイトのdel.icio.usをYahoo!が買収。先に買収した写真共有サービスのFlickrと密接に連携させる。

ブロガーの反応

Going My Way: Yahooが買収したdel.icio.usの未来 コメントを見る
del.icio.usにyahooの検索機能が追加になったりするとますます便利になりそうです。
naoyaのはてなダイアリー - del.icio.us 買収に関してのつぶやき コメントを見る
一方で、警鐘でもあると思う。Bloglines、Flickr、del.icio.us のような、注目を集める新しい企業(サービス)のゴールが、やっぱり買収されるしかないんじゃないの? という見方に拍車がかかりそうだから。そして、買収されてゴールを迎えられるのは Bloglines、Flickr や del.icio.us のような、世界でも指折りのアプリケーションじゃないといけない。華々しいアーティストの成功の裏には、膨大な数の屍があるというのと同じ話で。
はてなCTO伊藤直也氏の心情吐露。
[R30]: 米Yahoo!、ソーシャルブックマーク「del.icio.us」を買収 コメントを見る
 そうだよなあ、自宅の一昔前のオンボロPCをサーバーにすればサービスインフラなんていくらだって作れるし、面白いサービスを作れたらお客が集まってアフィリエイトとアドセンスでお金が入ってきて、最後はYahoo!が買収しに来るか、Google・・・に税金取られるかだもんな〜(笑)。ことネット業界に関しては、VCなんてもう要らないのかも。
404 Blog Not Found:del.icio.usly acquired コメントを見る
ガレージまでだったら、日本でも簡単。上場も今ではそれほど難しくない。問題はいきなり中企業をこさえて、その肉を売るというモデルが日本ではまだ未成熟な点。さすが江戸時代まで肉食を禁止していた国だという皮肉はさておき、それでも兎を一羽と偽ってまで肉を食って来たのは事実。そろそろこういう「肥育モデル」も考えておいた方がいいのではないか。
R30氏、はてな伊藤直也氏へのツッコミ。
naoyaのはてなダイアリー - del.icio.us に関するつぶやき - その2 コメントを見る
このとき Bloglines、Flickr は買収目当てでもよかったと思う。なぜなら彼ら自身で食ってくっていうときに、梃子の原理を利用した、少数ながらも低リスクで利益は結構でるみたいなモデルが考えにくいから。でも、del.icio.us はこの二つとはちょっと性格の違うサービスをやってて、そこには梃子の原理をうまくあてこめるような感じだから、自分たちの手でビジネスしてみるっていう選択肢があってもいいよねって思う。
FIFTH EDITION: del.icio.usとかのビジネスモデルの展望 コメントを見る
米Yahoo!+Flickr + deli.cio.us ≧ Google ?? - Speed Feed コメントを見る
それが今、タグやブックマークという「ユーザーの無意識な参加」を武器として、新たなヒューマニック・フィルター(人的な情報の精査)機能をYahooはまとめて手に入れることができたわけだ。YST(Yahoo Search Technology)自体はロボット検索だが、Flickr、そしてdel.cio.usの融合により、あくまでアルゴリズムで勝負するGoogleに対抗するための検索システムとして進化させる、というのが今回の買収のモチベーションなのだと思う。
サイボウズ小川GMの感想。視点がYahoo!側というのが興味深い。
最速インターフェース研究会 :: del.icio.us買収と1470.netのExit戦略 コメントを見る
Web2.0て所詮パワーゲームか?
どれだけユーザーを囲えるかの勝負なのか?
買収だけがゴールなのか?
URLがカッコ悪けりゃゴールは無いのか?
Geekの叫び。そんな中にあって、del.icio.usはURLがかっこいいという理由だけで30万ユーザーを獲得した奇跡だ。
nobilog2: Web 2.0、HCI、Atom, etc. コメントを見る
 もっとも、これまでのdel.icio.usのサービスもぜひとも、そのまま使えるようにして欲しい。そうしないと、金に任せて「Web 2.0技術を買い漁る」という悪いイメージを持たれる恐れもある。既に書く人は、そうした視点でYahoo!について書き始めている。

個人的な感想をちょっとだけ

WEB 2.0なんて言葉が話題に上がって一般ユーザーは盛り上がったり戸惑ったりしているけど、その一例と見なされていたFlickrやdel.icio.usが買収されるに至って、結局GoogleやYahoo!等のネット列強の一駒に過ぎない、と言う状況がとっても嫌だ。「ネットは自由です」と言われてGoogleの作ったルールに則ればね、なんて留保が付く未来はゴメンだ。

niftyがiMiネットを子会社化

あまり話題になっていないようですが、Niftyがオプトインメール、インターネットリサーチ事業などを手がけるライフメディアを子会社化しました。

ニフティ、ライフメディアの子会社化で「iMiネット」と連携を強化:ニュース - CNET Japan コメントを見る
ニフティは9月29日、富士通が保有するライフメディアの発行済み株式を取得することについて合意し、契約を締結したと発表した。
ライフメディアニュースリリース。
大株主の異動について コメントを見る
ニフティのニュースリリース。
株式会社ライフメディアの株式取得・子会社化について|ニフティ株式会社 コメントを見る

ライフメディアは以前も取り上げましたが、RSSによるオプトイン広告の配信等も行っているiMiネットを運営している企業。

今回の買収でニフティが何を目論んでいるかは不明ですが、ココログを擁するだけに、RSSやブログと連動させて何かをやるのでは・・・と期待しています。

eBayがSkypeを買収

skype&eBay

eBay to Acquire Skype - About Skype コメントを見る
イーベイによるスカイプ買収詳報--動機に疑問の声:ニュース - CNET Japan コメントを見る
eBayが、売上拡大と、消費者へのシームレスな音声通信提供を狙った動きのなかで、インターネット電話プロバイダーのSkype(本社:ルクセンブルク)を買収する計画を発表した。
と言うことですが・・・・eBayがこれで何をしようとしているのかが全く分からないのですが。現金と株式で併せて26億ドル・・・・安いから買ったとも思えない額ですよね。

eBayが日本撤退してからeBayのサービスを利用したことはないのですが(そもそも日本版も利用してなかったな、登録だけで)、eBayとSkypeのカップリングで何が生まれるのでしょう?
eBayでは、買収完了時にSkypeのサービスを自社のオークションビジネスと統合し、売り手と買い手がVoIPを使ってコミュニケーションをとれるようにしたいと考えている。
ふむ。。。。自他共に認める凡庸な俺には理解できません。
アナリストのお言葉。
「この買収のニュースを聞いて、インターネットバブルの頃を思い出した」とForrester ResearchアナリストのMaribel Lopezはいう。「微々たる売上しかない企業を26億ドルも出して買うものが、今時どこにいるだろうか」(Lopez)
まあきっと、何らかの目論見と勝算があると思うのだけど。。。。

News CorpがBlinkxを買収だって?!

以前より検索企業を買収するとの噂があったRupert Murdoch(マードック)氏率いるNews CorpBlinkxの買収を検討中とは!
ロイター : 米ニューズ、ウェブ検索ブリンクスの買収を検討中 コメントを見る
15日付のロサンゼルス・タイムズ紙は、豪州出身のルパート・マードック氏率いる米メディア大手ニューズ・コーポレーションが、株式非公開のウェブ検索プロバイダーである米ブリンクス社の買収を検討している、と報じた。
メディア王R・マードック、検索企業の買収を示唆 - CNET Japan コメントを見る
News Corp. CEOのRupert Murdochが先週明らかにしたところによると、同社は大手ポータルサイトを作り出し、インターネットでの事業拡大を図る計画の一環として、ある検索エンジンと買収交渉を進めているという。

なんかやーな感じ。まだ噂レベルなので何とも言えないが。

関連エントリー

Blinkx Desktop
Blinkx Desktop 日本上陸
7月予定が8月末になったがちゃんとでるのだろうか?

Ask JeevesがBloglinesを買収

アスクジーブス、ブログラインズを買収:ニュース - CNET Japan コメントを見る
かねてからの予測通り、Ask Jeevesは、Bloglinesを提供しているTrusticを買収したと発表した。Ask Jeevesの製品ラインには今後、Trusticのサービスが並ぶことになる。

Ask JeevesBloglinesを買収したと発表。買収金額などは公表されていない。

ちなみに、Bloglinesとはニュースフィード、ブログ、動画像コンテンツを検索、閲読、作成、共有するための無料のオンラインサービスです。俺も利用中。日本語での利用も可能です。

各検索サービスがblogに関心を示している中、これはよい取り合わせかもしれません。Ask JeeveはBloglinesに検索技術を提供し、Bloglinesのインデックスからフィードバックを受ける。Blogが検索結果を汚染している、と言う指摘(これとか)もある中、うまいこと相乗効果を上げてもらいたいもの。

ところで、日本語版であるところのAsk.jpの正式版はまだなのでしょうか?確か1月中旬に移行するんではなかったけ?

IBMとLenovoがPC事業の売却の行方

IBMのPC事業売却を巡り、ユーザー・関係者は動揺し、憶測・予測・FUDが飛び交っています。Lenovoと言う比較的耳慣れない企業が相手だけに、ある意味当然かも。

まず、Dellの創業者マイケル・デル氏から祝福のコメント。

M・デル:「IBM-レノボのPC事業合併はうまくいかない」:ニュース - CNET Japan コメントを見る
サンフランシスコ発--中国のLenovoによるIBMのPC事業買収は業界内のほかの合併と同じくらいうまくいくと、Michael Dellは述べる。だが、もちろんこれは「うまくいかない」という意味である。
かつて、HPとCompaqの合併時に、積極的な価格で攻勢に出たDellらしいコメント。実際、HPとCompaqの合併はうまくいっているように見えないし。(GatewayとeMachinesはどうなんでしょう?)

また、Sun Microsystemsの会長兼CEO(最高経営責任者)スコット・マクニーリー氏はIBMとLenovoの取引が完了後、Java Desktop Sysytemの売り込みをかける、とコメント。

ITmediaニュース:「LenovoにJavaデスクトップ売り込む」とSunのマクニーリー氏
以前、半分冗談で、IBMはJDSのようなNCを目指しては?と書いたけど、それを実行するつもりらしい。本気ではないかもしれないが。

富士通の黒川博昭社長のコメント。

「ここで引き下がってはいけない」「引き下がれない」「踏ん張らないといけない」
状況は厳しいらしい。

その他、市場環境がLenovoに有利に働くのでは、と言う予測も。

ITmedia エンタープライズ:2005年のPC市場はLenovoのIBM PC事業買収に味方する――IDC調査 コメントを見る
Cのレポートによれば、2005年のPC市場は約10%の成長が期待できるという。ビジネスとポータブルが伸びるというこの期間のPC市場動向は、Lenovoの買収戦略に有利に働きそうだ。

ネットの意見を見ると、"仕方ない"が大勢を占めているようだ。統計を取った訳じゃないが、以前から盛んに言われていただけにそういう雰囲気が出来上がっているのかもしれない。当然だが、ThinkPadユーザーほど不安のようだ。

 例えば、ThinkPadユーザーの阿久津良和氏は、コラムでこう述べています。

【コラム】Windows XPスマートチューニング (147) Windows Media Player 10の右クリックメニューを整理する | パソコン | マイコミジャーナル コメントを見る
もっとも品質に関しては、筆者が個人的に経験した限り、システムボード修理中のチェックミスや、一部のキーボードがゆがんだまま出荷されるなどがあり、年々クオリティが落ちている印象を受けますが、それでも先の保守性を踏まえた上でトータル的に見ると、ThinkPad以外に仕事用として購入したくなるノートPCはありません。そういう意味で、今回のPC事業売却は非常に残念な話です。
 こういったユーザーの信頼をどこまで確保できるのか。

個人的に、楽観論悲観論をまとめてみた。

楽観論

旧IBMが主導権を握り、Think哲学、品質は保持される。LenovoはIBMのノウハウを吸収し、開発・製造力を高めるとともに、Lenovoブランドでの低価格PCを旧IBMの販売網を通じ展開し、大きなシェアを獲得。5年後、遂にThinkブランドは消滅するが、その哲学が引き継がれるとともに、LenovoはDellのライバルとなる。
月刊アスキー遠藤編集長が聞く――これがThinkPadの哲学だ!! そして次のThinkPad s30はどうなる?
IBM大和事業所が"聖地"となる。
PCUPdate:ThinkPadを“拷問”――「IBM大和事業所」を見てきました

悲観論

北京とニューヨークが慢性的に対立。旧IBMの人材が経営陣からも開発陣からの流出。FUD攻勢により、Dell,HPが次々と顧客を獲得する。ThinkPadブランドは維持されるが、5年の間に評判も品質も地に落ち、Lenovoが"安物"の代名詞になる。

ニュースでLenovoの創業時の社屋を見たのだが、社屋ではなく小屋という感じの建物だった。それを18億ドルの事業買収を行うまでに生長させたのだから、会長の手腕はきっと凄まじいと思われる。
"文化"と言う不確定要素があるが、是非それを乗り越えて"Think哲学"を継承して欲しい。

蛇足
ThinkPadを見ると羨ましいから、これからは"Lenovo"製だと思うことにする。
更に蛇足だが、Asciiの25周年記念サイト"Ascii25"(http://ascii25.com/)はもうドメインの期限切れちゃったのね。

IBM、Lenovo GroupにPC事業売却

IBMのPC事業売却が正式決定--売却額は17.5億ドル:ニュース - CNET Japan コメントを見る
中国最大手のPCメーカーLenovo Groupは8日、IBMのPC事業を17億5000万ドルで買収すると発表した。この契約に基づき、LenovoはIBMのPC部門と共同で設立するジョイントベンチャーで過半数の株式を取得することになる。
IBM ニュース - Japan 2004-12-08 LenovoがIBMのパーソナル・コンピューター事業を買収 -グローバルなPC会社を設立
米IBM、PC事業をLenovoに売却 コメントを見る
リリースによれば、IBMは6億5千万ドルの現金と、6億ドル相当のLenovoの株式を受け取る。これにより、IBMはLenovoの株式の18.9%を所有し、第2位の株主となる。また、Lenovoは約5億ドルのIBMのPC事業の負債を引き継ぐ。これらの手続きは各方面の承認を得て、2005年第2四半期に終了する予定。
米IBMがPC事業から撤退、聯想に12億5,000万ドルで売却 | エンタープライズ | マイコミジャーナル コメントを見る
売却額は12億5,000万ドルで、中国企業による外国企業の事業の買収としては過去最大規模。聯想はIBMに代わって、パソコン販売台数で、Dell、Hewlett-Packard(HP)に次ぐ世界3位となる。
ITmediaニュース:IBMのPC事業、Lenovoへの売却が正式決定 コメントを見る
Wall Street Journal紙の予想に近い形で、IBM PC事業がLenovoに売却されることが正式に発表された。CEOには現IBM Personal Systems Groupのトップが就任する。
既報通り、IBMとLenovo Group(旧英名legend Group/聯想集団有限公司)との合意がまとまり、正式にIBMのPC事業は売却されると言う報道。ただし、IBMブランド、Thinkブランドは当面保持されるほか、IBMがLenovoの株式の18.9%を取得し、第二株主となるなど、完全にIBMがPCから離れるというわけではなさそうだ。その他、広範囲に協力関係をもつとIBMニュースには書かれている。
買収金額は現金、株、負債の引き受けをあわせ17.5億ドル。日本円にしておよそ1800億円程か?IBMとしては、メーカーとしての名は捨て、実を取った形なのか。今後の影響は推移を見ないと分からないが、少なくともすぐにThinkPadを買いに走る必要はなさそうだ。

ただ、長期的にはどうなるのかは全く見えない。1+1=2って風には行かないだろうな、と言うのは朧げに思う。競合他社(特にDell)はこれを機に攻勢を強めることは必至だし、社員の士気もどうなるか。この駄ブログにもIBMからのアクセスがあるぐらいだから、よほど情報に飢えていたのだろう(期待するようなネタがなくて申し訳なかった)。

NHKニュース10やWBSでも取り上げられていたが、発言はCEOや秋葉の店員、街ゆく人から。IBMの関連する社員の方は何を思っているのか。どう考えているのか。
聯想(lenovo)のCEOは若くて自信に溢れてみえた。今後、DellやHPと伍して戦えるのか注目していきたい(そしてThinkPadが現在の品質を保ったまま、俺が購入できるようになるかも。)

IBMとLenovoがPC事業の売却で合意

IBMがPC事業売却に原則合意、8日正式発表へ--米紙報道:ニュース - CNET Japan コメントを見る
米国時間6日にThe New York Timesが報じたところによると、IBMは中国最大のPCメーカーであるLenovoへのPCビジネス売却について、原則的に合意に達したという。

正式発表はされていませんが、IBMとLenovoとの間でPC事業の売却に合意がなされたとの報道がされました。
WSJによるとIBMとLenovoで米国に合弁会社を設立し、過半数の株をLenovoが所有し、IBMは連結決算の対象にならない程度の少数株を所有。IBMとThinkpadブランドは引き続き保持される模様。また、少なくとも数年は、IBMが販売・サポートを続けるようです。

(詳しくは引用元サイトをごらんください)

両社合わせても二位のHPに及ばないシェアですが、これが引き金になり、再編が起こるのでしょうか?
PC事業の利幅が薄くなり、先進国の市場が飽和する中、新会社には中国市場という「肥沃な大地」が約束されていますが……

IBM、PC事業売却に向けて交渉を開始?

IBM、PC事業売却に向けて交渉を開始--米紙報道:ニュース - CNET Japan コメントを見る
The New York Timesによると、IBMはPC事業部門の売却に向けて、中国ナンバー1のPCメーカーであるLenovo(旧Legend)をはじめとする複数の企業と現在交渉を進めているという。売却金額は10億〜20億ドルの範囲になる模様。
データバックアップメモ - extended -: アンケート:IBMはPC事業を売るべきか?
N.Y.Timesで報じられた、IBMがLenovo Group(旧英名legend Group/聯想集団有限公司)を含め、複数社にPC事業を売却する交渉を開始したニュース。
現在のIBMにとって、PC事業は既に傍流であり、よりサービスに注力するため、アナリスト(アンドリュー・ネフ氏とか)は撤退というか売却を勧めていたのだが、それが現実に動き始めたのか?

日用品と化したPCなんぞ、他社から調達して高付加価値事業(サーバだとか、CELLだとか、スパコンとかコンサルとか)に注力するというのは、戦略として一見正しそうだけどなんだかな。

ネフ氏は2001年7月のレポートで、
BMはPC事業をDellもしくはCompaqに売却し,サービス事業を獲得すべきだ。
と述べています。もはやCompaqはなく、きっとDELLはIBMのPC部門は不要ですから、その他の企業が候補になるのか。
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