テムザック,ヴイストン,ZMP、ビジネスデザイン研究所の4社が"次世代ロボット市場創造連盟"を立ち上げました。
「ロボット文明を作りたい」--ベンチャー4社、次世代ロボット市場創造連盟を発足:ニュース - CNET Japan背景にはなかなか立ち上がらない次世代ロボット,サービスロボット市場と韓国事情が絡んでいるようです。その辺りロボナブルでインタビューが。家庭用ロボットの市場を開拓するため、国内のベンチャー4社が手を組んだ。情報共有や共同マーケティング活動のほか、海外との連携を強めてロボットを一大産業に育て上げる考えだ。
ロボットポータル-ロボナブル-2008.06.19 次世代ロボット市場創造連盟、韓国の動向に警戒感次世代ロボットの市場についてはよく*億円,という夢の大きい予測が語られますが,実際にはまだ市場と言えるほどの規模がないのが実情ではないでしょうか。AIBOの開発中止,Wakamaruの一般向け販売の失敗等、不安要素をあげればきりがないのも事実。家庭用ロボットで成功しているiRobot社についても軍用ロボットの存在が欠かせない訳ですし。――ただ、前政権時代に駆け込みで通過させた法案であり、また、現政権の混乱により何も進展していないと聞くが・・・。ロボット開発に対し、やや冷ややかになりつつある印象を受けるが・・・?
日本でも同じような現象になっていると思う。2005年の「愛・地球博」のとき、国をあげてロボット開発に邁進したが、その後、息切れ状態になっている。アドバルーンを上げただけのようなものなので、結果として、ロボット市場が創出されていない。
この4社の取り組みがどのような結果につながるか分りませんが,新たな市場が創成されることを願ってやみません。