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WWDC

WWDC 2008 基調講演雑感

Apple WWDC 2008 Worldwide Developers Conference 2008(WWDC08)が米国サンフランシスコで開幕、スティーブ・ジョブスが基調講演を行いました。今年もEngadgetの基調講演レポートを読んだんですが、うっかり先頭(つまり終幕)から読み始めて最後に気がついたという…
WWDC 2008 スティーブ・ジョブズ 基調講演 - Engadget Japanese コメントを見る
「本日、アップルはiPhone 3Gを発表する」
「WWDC 2008」開幕--S・ジョブズ氏基調講演ライブカバレッジ:ニュース - CNET Japan コメントを見る
「これから、まったく新しいものを紹介する。われわれはこれに大変興奮している。MobileMeだ」
発表されたのは
  • App Store
  • iPhone 3G
  • MobileMe
割と予測されていた内容であるにもかかわらず、興奮が隠しきれません。ちょっと残念なのはMacOS Xに関わる部分が少ないこと。次期Mac OS Xのコードネームが"Snow Leopard"と明かされたぐらいか。

Safari 3.0パブリックベータを試してみた

さてさて、当然ながらWWDC 2007ではSafari 3.0 for MacのPublic betaも公開されています。と言うわけで試してみました。
アップル - Safari 3 パブリックベータ コメントを見る
about Safari 3.0
こちらは当然日本語OKです。

試用してまず思ったのは『速いっ』

俺が使用しているのはPowerBook G4(1.5Ghz)で現行のMacBook Proの1/6程度の速度な訳ですがそれでも体感できるほどレンダリング速度が上がっています。
それに今まで何故か文字化けしていたiGoogleがきちんと表示されている…JavaScript回りで改善があったのでしょうか?(Googleが対応した可能性も)

Gmail,Google Reader,livedoor reader,Netvibes等普段ヘヴィーローテーションしているサイトを表示した限り特段問題はなくむしろFirefoxより快適です。Gmailはメール中にあるリンクが.comや.co.jpで途切れてしまっていて不便だったのだが、それもきちんと表示されている。

インストーラと共にアンインストーラもセットになっているので、上書きされるのでちょっと…と、しり込みしている人も一度試してみてはどうでしょうか?

なかなか好印象なSafari 3.0(PB)ですが、これを機にメインブラウザをFirefoxから変えるかと言うとこれまた微妙なところ。

俺は家ではMac、業務ではWindows PCを使用しており、会社・自宅のブラウザをGoogle Browser Syncで同期出来るのは非常に便利。Mac同士であれば.Macを使った環境の同期が可能なわけですが…

また、Safariには新規ウィンドウで開く替わりにタブで開くと言うオプションがないのもなんか切ない。それにブロガーの端くれとしてはCopyURL+(もしくは類似機能)が無いと。

Googleと提携して.Macサービスを拡張する、と言う噂もあることですし、Leopardが発売される10月頃には乗り換えたくなるような"One more Thing"があると嬉しいですね。

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Future is mild:Safari for Windows

Safari for Windows

WWDC 2007で発表されたSafari for Windowsですが、早速試してみました。
アップル、SafariブラウザをWindows対応に - CNET Japan コメントを見る
 Windows版iTunesを作成してきたAppleが米国時間6月11日、ウェブブラウザのSafariをMicrosoftのOSに対応させたと発表した。同社が発表した「Safari 3.0」のパブリックベータ版は、Windows XPとWindows Vista、Mac OS X Tigerで利用できる。
あー日本語がぁ日本語がぁ…
最速インターフェース研究会 :: Safari for Windows betaで日本語表示する方法 コメントを見る
というわけで、MSゴシックで表示するにはフォント名の方を書き換えたら上手くいった。フォント名に日本語含まない日本語フォントを持ってれば、それを指定しても多分OK。ただしWebKitPreferences.plistを直接書き換えないと全部置き換わらないかも。
これを参考にplistを書き換えてYahoo! Japanや自分のブログ等の表示に成功したもののブックマークにアクセスした途端にクラッシュ。再度立ち上げてもブックマークに触れた途端クラッシュ。

どうやらWWDCに間に合わせた程度の完成度のようです。

Safari for Windowsの意味合いについては思うところもあるのですが、とりあえず試用に堪えるベータ版が出るまで待ちましょうと言うことで。

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Future is mild:WWDC 2007 基調講演雑感

WWDC 2007 基調講演雑感

WWDC 2007 恒例のWWDC 2007が始まりました。注目の基調講演はもちろんiCEOスティーブ・ジョブス。Engadgetの基調講演レポートがよくまとまっており読み応えがあります。
WWDC 2007 スティーブ・ジョブズ キーノート - Engadget Japanese コメントを見る
10:02AM - 照明が落ち、スクリーンには「どうも、Macです」CMのPCの人。「こんにちは。わたしがスティーブ・ジョブズです」。観客笑い。「今年は大変なニュースがあります。ぜひ全世界に聞いていただきたい。わたしは今日この場で辞任、アップルも解散します」。観客爆笑。
WWDC 2007開幕でS・ジョブズ氏基調講演--今回のone more thingは? - CNET Japan コメントを見る
サンフランシスコ発--Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏が米国時間6月11日午前10時より、「Apple Worldwide Developers Conference 2007」で基調講演を行っている。会場には、開発者や報道関係者らが次期Mac OS X「Leopard」の詳細情報や、iPhoneに関するとっておきの情報を入手しようと詰めかけている。ここではその講演状況を時間軸に沿ってお届けする。
今回発表されたのは
  • EAの復帰
  • Leopardの300の新機能のうち10
  • Safari for Windows
  • iPhone関連
Leopardがお題目通り出荷されたらなかなかいいかも。特に新しいFinderは気になります。しかし、PowerPC G4では処理が辛そうな……やはりLeopardがプリインストールされるときが買い換え時ではないかという認識を新たに。

日本では手に入らないiPhoneはSafariエンジンを搭載して、サードパーティ製アプリはローカルではなくwebアプリで、と。Appleからのニュースリリースにもその発表があったのだが、今は何故かみれない。英語のリリースはみれるのに、不思議。

結局新ハードウェアの発表はなかったけれど、これはWWDCの性格からいって至極当然だと思われ。

気になるのは、Apple.comのサイトはデザインが一新されたにもかかわらず、Apple.com/jpは以前のままと言うところ。しばらくたてば変わるのだろうか?

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Future is mild:WWDCとかMacProについてちょっとだけ

WWDCとかMacProについてちょっとだけ

今年も恒例のWWDCが開催されて、例年の如くスティーブ・ジョブスが新製品を発表して新しいOSについて語ってそしてPowerMacが消えていった。
ラウンドアップ:インテルXeon搭載の「Mac Pro」「Xserve」が登場--アップルWWDC - CNET Japan コメントを見る
アップルコンピュータの開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC) 2006」が開幕した。初日の8月7日は同社の最高経営責任者(CEO)であるS・ジョブズ氏が基調講演を行い、インテルのデュアルコアXeonチップを搭載するプロ向けのデスクトップ製品「Mac Pro」や、同じくXeonが搭載された「Xserve」を紹介した。また次期Mac OS X「Leopard」の一部機能が披露された。
Intelチップ搭載のMacProは、登場は予想通りだったが、その中身はちょっと上だった。
アップル - Mac Pro コメントを見る
まさか“Woodcrest"が搭載されるとはなあ。てっきりCore 2 Duoだと思っていたからほんの少し驚いた。 それにしても、AppleのサイトにIntelのサイトへのリンクが張られているとは!!

しかし、これでアップルの製品マトリックスから完全に"Power"の文字が消えましたね。PowerMacへのリンクもMacProへリダイレクトされますし。

それにしても、WWDCって以前は毎年5月だったのに、段々と後ろに下がってきたのは何故だろう?2003年が"Panther"の準備のために6月になり、以後、2004,5年と6月開催で、今年は8月。


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Finaly The Mac has come back to Intel
Power Mac G5 Quad & PowerBook G4
AppleとIntelの提携は2002年から始まっていたという仮説

Finaly The Mac has come back to Intel

Intel inside Mac

It's true,It's true,It's damn true !

S・ジョブズ、認める--アップルのインテルチップ採用が確定:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Apple、MacintoshにIntel製CPUを採用 - 2007年中に移行を完了 | パソコン | マイコミジャーナル コメントを見る

と言うわけで、WWDC 2005の基調講演において、PowerPCからIntelのCPUへの移行が正式に発表になりました。2006年にローエンド製品から初め、2007年にはハイエンド製品まで移行する、と言う事です。事前のリーク通りだったわけですね。 なんでIntelと・・・と思う人もいるかもしれないが、そもそものMacintoshは独裁者と書いてIBMを倒すべく産まれた製品だったこと考えると特に不思議はない。既に、Microsoftとも和解しているし。

変化しないリスクより、変化するリスクをとったという事か。(3Ghz PowerPCはどこへ消えた?)

HyperTransportを採用している事から、AMDと言う線もあったと思うが、製品の安定供給を重視したのか、それともIntelのラブコールが強烈だったか。

しかし、全てのMac OS Xが実はX86 CPUでも動いていたとは驚きだ。

THAT'S THE BOTTOM LINE,CAUSE Steve Jobs SAID SO!

ITmediaニュース:ジョブズ氏はなぜ「Intel Inside」を選択したのか? コメントを見る
「当社とIBMの関係は良好だ。IBMには製品ロードマップがある。今現在、当社は非常に優れた製品を提供している。だが将来的には、まだ幾つか開発したい素晴らしい製品構想がある。Intelプロセッサのロードマップは、そうした当社のビジョンに、ほかのどの会社のものよりもマッチしている」
基調講演の後、iCEO スティーブ・ジョブス氏はCNBCのインタビューに応じてこう語ったそうです。

言い換えると、現在のPowerPC G5は確かに優秀だけど、PowerBookに搭載することも能わず、3Ghzにも達していない。この先どうなるかもはっきりしない。それに、代替ベンダーもいないから、IBMの開発能力及び生産能力が大きなリスク要因となるし、実際PowerPC G4の時もそうだった。

しかし、2003年11月の発言と照らし合わせて読むと、笑える。
「プロセッサなら、間に合ってます」:S・ジョブズ、米インテルをソデに:ニュース - CNET Japan コメントを見る

It's not a bad thing,It's a good thing!

Intel CPUに移行する事でどうなるのだろうか。

まあ、俺のようなホームユーザーはさほど影響を受けないはず。PowerPC向けのMac OS Xが消えてなくなるわけでなし、アプリケーションが全く使えなくなるわけでなし。JavaやWigetの様な仮想化されたソフトはどちらのCPUでも問題なく動くだろうし、また、Cocoaソフトは、新たに提供されるXcode 2.1で、両対応の「ユニバーサルバイナリ」を生成できるらしい。FATバイナリって言葉を久々に思いだす。

また、"Rosetta"と言うコードネームのダイナミック変換変換ソフトで、Intel CPU上で、PowerPC向けに作られたソフトを動かせるようにするという。これって、ひょっとしたら、Transitive社の"QuickTransit"のことかしらん。2001年に"Dynamite"と言う名前でして登場し、AMDのCPU上でPowerPCをエミュレートし、Mac OSを走らせたデモで話題になった奴。

価格の低下が期待されているが、これは期待していいと思う。
ただし、チップの価格による低下よりも、開発費の低下の方が大きいのでは?と思う。AppleがIntelからCPUだけ購入して、チップセットは自社開発って事は考えにくいし。元々、CPU以外のパーツは、殆どDOS/V機とかわらないと言う事もあるし。

それはさておき、大変なのは開発者だと思うけど、今回の決定を歓迎しているそうだ。

Macアプリ開発者らは慎重ながらも楽観的--アップルのチップ変更で:ニュース - CNET Japan コメントを見る
これは俺の関与できる領域でないから、なんとも言えないけど。

互換機が出てくる可能性は、0ではないが、殆どないと思ってる。
CNETの記事からの引用。

しかし、Schillerは、他のコンピュータメーカーのハードウェア上でMac OS Xを動かせるようにする計画は同社にはないと言明した。「AppleのMac以外でMac OS Xを動かすことは認めない」(Schiller)
ま、予想通りの答えという事で。きっとチャレンジする人はでてくると思うけど。

それよりも、IntelのCPUを搭載したAppleマシンでWindowsを動かす事を妨げない、と言う発言に注目したい。これはMac OS Xが登場する前に噂されていた、Windowsアプリをネイティブで動かす仕組みを搭載する機能の布石?まあ、少なくともVirtual PCがより高速に動く事は期待していいと思う。
Microsoftがどう出るかは分からないが。

Intelマシンが出るまで買い控えがでて売れ行きが鈍るのではと言う予測もあるが、逆にPowerPCマシンを買い求める人もいて、相殺されるのではないかなあ。OS 9で起動するマシンが売れたように。

If you smell 〜,What the Mac is cooking!

不明なのが、Classic環境がどうなるか。おそらく無くなると思ってたら、CNETにこんな記事が。
アップル、インテルチップ採用でMac OS 9の終焉が秒読みか:ニュース - CNET Japan コメントを見る
ま、無くなると思ってた方がいいね。俺も今使ってないし。

X86アーキテクチャというが、IA-36なのかそれとも64ビット(EM64T)なのか。
PowerPCを搭載しなくなったら名称はどうなるのか。Pentium Mac?それじゃカッコ悪いよね。

PPC用のLinuxってどうなるのだろう?

とまあ、何だかMac OS XがOpenStepに戻ったような感じもするのですが、実際の移行は来年からだし今後の推移に期待という事で。

蓋を開けたら、Turon64搭載PowerBookとか出たら面白いのに。

お勧めリンク

PC watch:元麻布春男の週刊PCホットライン - Intelベースに移行するMac OS Xへの希望 コメントを見る
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