携帯オーディオランキングについての補足。
現状を三国志に喩えると分かりやすい。
アップルが約33%、ソニーがおよそ16%。残りはその他大勢と言うことで、おそらく、東芝、サムソン、クリエイティブメディア、NHJ、iRiver、Rio等が続いていると思うのだが、その合計がおよそ50%。
そこから隠れた構図が見えてくる。
その50%とは何か?
そう、"PlaysForSure"陣営と推測される。
("PlaysForSure"とはMSが立ち上げた、WMAとの互換性を保証するプログラム)
もちろん、MP3ファイルをドラッグ&ドロップして聴いている人も少なくないだろうから、50%というのは最大の見積もりだ。しかし、半数だとしても25%、ソニーを凌駕し、アップルに迫る勢力の姿が見えてくる。
現状を三国志に喩えると分かりやすい。
漢帝国(CD/MD)は衰亡に向かい、新たな勢力が新興。P2Pによるファイル交換は、黄斤の乱、魏はMicrosoft、呉はApple、蜀がSonyだ。 史実では、蜀は魏に滅ぼされることとなる。
蜀=Sonyとしては、魏(=Micrsoft)と連携するか、呉(=Apple)からシェアを奪うかしないといけないと思うのだけど。まあ、呉蜀連合が赤壁の戦いで大勝するのを見たいのは山々だがそこまで期待してはいけないと思う、空梅雨の昼。