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Feedpath

feedpath Rabbitサービス終了

RSSリーダー/ブログエディタのFeedpath Rabbitが4月末日で終了するそうです。併せてFeed Business Syndicationも活動停止の運び。
【重要】feedpath Rabbitサービス終了のお知らせ - サイトからのお知らせ - feedpath Rabbitコメントを見る
2006年1月から長らくご愛顧いただいておりましたfeedpath Rabbitですが、2008年4月30日(水)をもってサービスを終了させていただく運びとなりました。

同時にフィードデータベースfeedpath Skunkも併せてサービスを終了させて頂きます。
Feed Business Syndication: Feed Business Syndication活動休止のお知らせコメントを見る
2005年7月から活動を続けて参りましたFeed Business Syndication(以下FBS)は、2008年4月末日をもって活動を休止する運びとなりました。
サービス終了の理由としてはやはりマネタイズの問題があったようで…
feedpath閉鎖の裏側を聞く--RSSリーダー単体のビジネスは困難:インタビュー - CNET Japanコメントを見る
feedpath Rabbitのようなコンシューマー向けのメディアみたいなサービスは、正直言うとすごく大きく伸びる可能性もあります。mixiとかFacebookとかありますけど、ただ、やはりそこに至る過程にはリスクがまだ大きいというのはあります。さきほど申し上げたように5万人くらいのものでメディア化しても収益化は難しいところはありますので、であればそこにリソースを取って分散していくよりは、サービスを閉じてSaaSの基盤をしっかりと作り上げていこうというのが趣旨です。
正直な話、RSSリーダーで儲けたという話は聞いたことがないでのでこの判断はしかたないのかもしれません。

Bloglinesの売上について寡聞にして耳にしたことがありません。多くのインターネットユーザーから小銭を集めることに成功しているGoogleですら、Google Readerにおける直接的なマネタイズには(まだ)手をつけていませんし。SixApart社はRojoを買収後、数ヶ月以内にRSSリーダーRojoを売却する、とアナウンスしてましたが、買い手が現れたという話は聞こえてきません。

一方、feedpathは様々なキャンペーンを行ったり、ヤフーIDでログインできるようにするなどのマーケティングを行いましたが、利用者が大きく伸びたと言うことはなかったようです。と言うか、リニューアルしてRabbitになった時点で既に他のRSSリーダーに使い勝手の点で大きく後れをとってましたからなあ。

そんなわけでFeedpath Rabbitはデッドプール入りを果たしました。

登録してあるFeedどうしようかな

関連エントリー

Future is mild : Feedpath in the era of Web 2.0
Future is mild : FeedpathのBlogエディタ機能が良い感じ
Future is mild : feedpathがリニューアル、feedpath Rabbitに生まれ変わったわけですが

feedpathがリニューアル、feedpath Rabbitに生まれ変わったわけですが

feedpath rabbit logo
随分と遅い反応でアレですが、RSSリーダーのfeedpathがリニューアルし、feedpath Rabibitとなりました。
いよいよfeedpathリニューアル! - feedpath Rabbit 開発ブログ コメントを見る
早いもので、もう4月ですね。。。この数ヶ月開発チームが心血を注いだ新しいfeedpathをいよいよ公開いたします。
リニューアルして1週間は動作が不安定でとても使い物にならなかったわけですが、流石にここのところはちゃんと動いています……が。

残念ながら以前より使いにくくなった感がします。

まず、多数のfeedを連続して読むのに適していない。
複数のfeedを開くのに、以前は”本文を開く"をクリックすれば良かったのだが、いちいちチェックボタンを押して手動で全選択する必要がある。
そもそもフォルダ単位ではなく、サイト単位でしか見れないのも。まとめ読み機能というものが追加されたが、それもまた一手間。Rabbitキャンペーン中何度も要望したキーボードショートカットも実装されていないし。

おそらく俺のように日に5000フィードを読む人間など眼中にないんだろうなあ。

メインのRSSリーダーではないので、当分は様子見だけど、多分今後ともメインになることはないと思われ。

あと、細かいところだけど、こういうページを残しておくのはいかがなものかと。

【追記】

フォルダ毎の一気読みは復活する模様。
feedpath Rabbitのマネタイズを技術から支える コメントを見る  
   なるほど。同じような不満を言ってきてくださるユーザーは確かに多いです。ある意味今回グレードダウンしてしまったところかもしれないですね。実はそこには理由があって、チャネルの中にアイテムがあって、そのチャネルとアイテム(記事)のツリー構造を変えたことが原因です。数千万から数億 Feedを蓄えていくことを前提にスケーラビリティを求めると、フォルダごとの一気読みをさせると、非常に負荷が高いんです。なので敢えて外したのですが、実はその操作感がユーザーの大きな支持を受けていたと今回知ったので、きわめて近い将来、復活させようと考えています。  
ただ、日頃から使い込んでいれば分かりそうなものなんだが。

関連エントリー

Future is mild:Feedpath in the era of Web 2.0
Future is mild:FeedpathのBlogエディタ機能が良い感じ

feedpathとnewsingのマイネットジャパンが提携

FeedPathを開いてみたら、各FeedにNewsing it!ボタンが!
newsing + Feedpath
ただ正直なことを言うと、Feedpathの"newsing it"ボタンはかっこわるいなあ。同じボタンでも、Gizmodeについている奴の方が格好いい。

フィードパス、マイネットジャパン各社は以下のように発表です。

【機能追加のお知らせ】フィードパス株式会社との提携によるBlogエディタ機能をリリースしました (newsingスタッフblog) コメントを見る
このたび、newsingではフィードパス株式会社と提携し、newsing内のニュース記事を引用して、外部のBlogやSNSに記事を投稿できる機能(Blogエディタ)の提供を開始いたしましたのでお知らせいたします。
フィードパス株式会社(Feedpath,Inc): フィードパス株式会社と株式会社マイネット・ジャパン、両社が運営する個人向けサービスで連携 コメントを見る
同時に、マイネット・ジャパンは、フィードパスが運営する個人向けの情報管理サービス「feedpath」(フィードパス :http://feedpath.jp/)内の記事を簡単に、「newsing」に投稿する機能を提供します。

だんだん以前書いたエントリーのようになってきたかな。
Future is mild:Feedpath in the era of Web 2.0
  1. サイトに複数のタグ付けが出来ない。
  2. 大量のFeedを展開する際にもたつく。
  3. Feedの展開/閉じると言うのは最初に設定できる方が良い。
  4. 未実装の並べ替え機能を早く!
  1. Digg.comの様な投票機能。
  2. テクノラティのリンク検索や、ソーシャルブックマークサービスとのマッシュアップ
あとはキーボードショートカットの実装を早く!

関連エントリー

Feedpath in the era of Web 2.0
和製Digg? newsing(ニューシング)登場

feedpathのBlogエディタ機能が良い感じ

RSSリーダー"feedpath"に以前から告知されていたBlogエディタ機能が追加されました。これがなかなか良い感じです。
feedpath Team's Web: feedpathに新機能Web型Blogエディタを追加致しました。 コメントを見る
feedpathにWeb型Blogエディタを追加致しました。
「Blogエディタ」とは、Web上からブログの記事投稿や管理が可能なアプリケーションのことで、ユーザーがお使いのブログのIDとパスワードを登録しておくことで、複数のブログに対し新規投稿や過去記事の編集、削除、などを簡単に行うことが可能になります。
フィードパス、ウェブ上で複数ブログを一元管理できる「Blogエディタ」:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Blogエディタは、ウェブ上からブログの記事投稿や管理が可能なアプリケーションだ。ユーザーが利用するブログのIDとパスワードを登録しておくことで、複数ブログの新規投稿や過去記事の編集、削除などを簡単に行うことができる。
feedpath Blogエディタ画面 実際に幾つか投稿してみました。通常の投稿画面と同様に扱える他、feedpathのタグも付加する事が出来ます。通常のHTMLエディタと同じように扱えるのではないでしょうか。個人的にはblockquoteタグなんかも使えると嬉しいのだけど。また、livedoorのみならず、はてなやYahoo!ブログ、それにmixiにまで対応しているのは驚いた。

"Collaborated by ecto"とある様に、ブログエディタのectoの技術を利用しているようです。AtomAPIを使っているのでしょうか。

あと、SafariではHTMLエディタ機能は使えません。いつもの事だけど。


feedpath in the era of Web 2.0

feedpath Banner 以前、"Enigmaプロジェクト"と言うコードネームで紹介したサイボウズの新サービスですが、1月30日に"feedpath"と言う名称でβサービスが開始しました。その頃から登録はしていたのですが、BloglinesのOPMLをフォルダ別に取りこめなかったり、動きが緩慢だったため、しばらく様子見をしていました。厳しい評価を投げ掛けるブログも幾つか目にしました。しかし、徐々に使い勝手も高まってきました。

"feedpath"と言うのは所謂RSSリーダーですが、"Web2.0"を標榜しているだけあって、ただフィードを読むだけでなく、ここのフィードにタグを付ける事によって他の人と情報を共有できるところに特徴があります。 この辺り、何度か取り上げたRojoに似た感じですね。Rojoと異なり、日本語のタグもきちんと通るのが嬉しいところ。って当たり前ですが。
その他、RSSを配信していないサイトの更新もチェックできる機能もあります。

個人的な使用感としては、
  1. サイトに複数のタグ付けが出来ない。
  2. 大量のFeedを展開する際にもたつく。
  3. Feedの展開/閉じると言うのは最初に設定できる方が良い。
  4. 未実装の並べ替え機能を早く!
と言ったところ。大きな不満は無く、必要な機能も一通り揃っているが、現状ではBloglinesなどの先行組からの乗り換えにはちょっと厳しいか。また、Yahoo!やはてなの様にベースとなるユーザーを抱えていないので、feedpathならではの機能が必要になるのでは、と思う。

また、今後の要望・提案としては

  1. Digg.comの様な投票機能。
  2. テクノラティのリンク検索や、ソーシャルブックマークサービスとのマッシュアップ
最近では、RojoがMojoと言う投票機能をはじめたので、そんな感じのものがあれば面白いんじゃないかな?と思う。

なお、feedpathは"in the era of Web 2.0"とある様に、永遠のβ版として常に改良を加え続けると言う事を小川COOが表明しているので、今後の改良に期待。現時点では結構未実装の機能も多いけど(笑)。

また、先日次のような発表がありました。

フィードパス株式会社(Feedpath,Inc): サイボウズの連結子会社、ブログエンジンがWeb2.0プロジェクト「feedpath」を統合し、社名を「フィードパス株式会社」に
サイボウズ株式会社 (本社:東京都文京区 代表取締役社長: 青野 慶久 (戸籍名: 西端 慶久) 以下サイボウズ) の連結子会社、ブログエンジン株式会社 (本社: 東京都文京区 代表取締役社長: 津幡 靖久 以下ブログエンジン) は「フィードパス株式会社」に社名変更し、本日4月3日 (月) から本格的に業務を開始することを発表いたします。また、サイボウズが1月30日 (月) に一般公開したWeb2.0 (注1) 型新サービス「feedpath(フィードパス)」 を統合し、今後はフィードパス株式会社が事業主体として運営していくことを発表いたします。今回の事業統合により、フィードパス株式会社は、イントラブログシステム「blogengine」シリーズの企画・開発・販売事業及びコンシューマ向けWebサービス「feedpath」の企画・開発・運営事業を行います。
ブログエンジンがWeb2.0プロジェクト「feedpath」を統合、社名も「フィードパス」に - CNET Japan
 フィードパスは事業統合により、blogengineのノウハウを生かしたコンシューマ向けブログツール「ウェブ型ブログエディタ」を2006年 5月よりfeedpathに実装する。ブログエディタは、ウェブ上から複数のブログの記事投稿や管理が同時に可能となるアプリケーション。
と言うわけで、会社のサイトはこちら。

フィードパス株式会社(Feedpath,Inc)

Cybozu.netが似た感じだったと思うのですが、"読む"→"書く"と言う一連の流れがfeedpathだけで出切るようになるわけですね。livedoor blogも含まれているので期待です。

あと、BlogPeopleと組んで"BlogPeople loves Feedpath"と言うキャンペーンも開始されました。
Modern Syntax : BlogPeople loves feedpathが始まりました。
BlogPeopleでリンクリストを作成している人はリンクリストをOPML形式で保存したものをそのままfeedpathに読み込むことができます。「RSSリーダーってよくわかんない」って人もこれを機会に是非RSSリーダーの世界を体験してみてください。
トラックバックピープルに話題も出来ているので、Feedpathについて書かれた方はトラックバックをしてみるといいんじゃないでしょうか・・・・ってまだ2件ですね。

feedpathについて - トラックバック・ピープル

なお、FeedPathのロゴにあるバーコードの数字は地球の赤道上の円周で、世界を相手にしていくという、野望の大きさを表現しているモノとのことです。
Feedpath Team's Web: トリビア: Feedpathのロゴ

コードネーム:Enigmaプロジェクト

8月23日にα版サービスを開始したcybouz.netですが、その後色々な動きがありましたが、また水面下で何やら画策しているようです。

cybozu.netプロジェクトチーム公式Blog: コードネーム:Enigmaプロジェクト コメントを見る
このエンジンの詳細は今はまだ公開できませんが、このプロジェクトのコードネームを”Enigma”と言っておきましょう。Enigmaでは、Google ReaderやGoogle Blog Searchを当然意識していますし、TechnoratiやFeedburner、gooの試みなど、各社の動きを視野に入れながら進行していくことにはなります。しかし、サイボウズがこれまで、このBlogやその他のメディア等で公表してきたFeedに対する考え方、特にFeedsphere(Feedによるリアルタイムな情報伝達の実現と、それがもたらす新しい社会パラダイム)の実現に役立つためのツールを造っていく姿勢に変わりはありません。Feedsphereに達する小径を作ることが、Enigmaの目的になります。
Enigma?ドイツ軍の暗号?一体何を企んでいるのでしょうか?

わざわざ秘密のプロジェクトに"謎"とつける辺りに何かを感じる…ここは対抗して"Turing"プロジェクトを開始せねば。。。。

The Cross of Changes それはさておき、"Enigma"は好きです。癒されます。アルバム3枚持っています。

Feed Business Syndication

Feed Business Syndication: Feed Business Syndication発足のお知らせ コメントを見る
サイボウズなど7社が協力、RSS/Atomフィードをビジネス活用する推進団体:ニュース - CNET Japan コメントを見る
サイボウズ、RSS広告社、ブログエンジン、サン・マイクロシステムズ、テクノラティジャパン、ルートコミュニケーションズ、グルコースの7社は7月4日、RSS/Atomフィードのビジネス活用を促進し、市場活性化を目的に「フィードビジネス・シンジケーション」(FBS)を共同で発足させた。
サイボウズ等の7社がRSS/Atomフィードのビジネス活用を促進し、市場活性化を目的として、フィードビジネス・シンジケーション(以下FBS、事務局: サイボウズ株式会社)を共同で発足させました(blog.feedsphere.comから引用)。

リクルートとCCIがネットエイジグループのRSS広告社と提携したり、GMOが子会社を通じて参入したり、サイバーウィングとニューズウォッチがタッグで参入したり、トランスコスモスが参入したりと賑わしい"RSS/Atom Feed"を利用したビジネスですが、広告に限らず様々な利用法について、ノウハウや事例を公開したりする、いわば一つの啓蒙を目的をした団体なのかな?と。

最近の"RSS広告"絡みのニュースを見て思ったのは、配信はいいけど、見せ方はどう考えているのだろう?と言う疑問。以前、BLOGNaviの広告を見たときに思ったのだが、各種RSSリーダーによって見え方がまちまち。そのあたりどう折り合いをつけるのだろうと。

FBSにはWEB型のRSSリーダー機能を提供する(と思われる)サイボウズ社と、アプリケーション型のRSSリーダーを提供するグルコース社が絡んでいるので、そのあたりの解を提供してくるのかな、と勝手に期待。

意外だったのは、Blogとビジネスを絡ませたくてしょうがないであろう、Seesaaやlivedoor、サイバーエージェント等の動きが見えないこと。それどころではないのかね。

日本でも、BLOGNaviの他"[N]ネタフル"さんでRSS広告を開始、また、日本語で読めるブログとしては、Engadget Japanese"Google Adsense for Feed"を利用したFeed広告を配信されてます。RSS広告を見るためだけに"Longhorn blog"を読んでいた頃が懐かしい。

しかし、そろそろ広告配信以外の活用法も見てみたい。

そうそう、広告を表示しないことを売りにしたRSSリーダーはいつ頃出てくるのかな?

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