(色んな意味で)凄いセンスのロボットが発表されました。その名は"HRP-2m Choromet"(チョロメテ)。
産総研:産総研の技術移転により小型ヒューマノイドロボットを開発 コメントを見る
 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)知能システム研究部門【部門長 平井 成興】ヒューマノイド研究グループの研究成果を活用して事業を行っている産総研認定ベンチャー企業、ゼネラルロボティックス株式会社【代表取締役社長 川田 忠裕】(以下「GRX」という)と株式会社ムービングアイ【代表取締役 武田純】(以下「ME」という)は、有限会社ピルクス・ロボティクス【CEO 岡田 昇一】(以下「ピルクス」という)、株式会社大日本技研【代表取締役田中 誠二】(以下「大日本技研」という)と共同で、小型ヒューマノイドロボット「HRP-2m Choromet」(以下、「チョロメテ」という)を開発しました。
ITmedia News:高さ35センチの出渕デザインロボ「チョロメテ」 コメントを見る
出渕裕氏がデザインしたヒューマノイドロボ「プロメテ」の小型版ともいえる「チョロメテ」が開発された。小型・安価でプログラムも可能な教育・研究用プラットフォームとして販売する計画
"HRP-2 Promet"と言えば、研究用のプラットフォームとして、人間との共同作業の他、会津磐梯山を踊ったり、太鼓を叩いたりする事で有名ですが、いかんせん価格が高い!と言う事で研究用に小型ヒューマノイドロボットを産総研認定ベンチャーを含む4社の共同開発により製品化したようです。
開発企業 General Robotix,Inc. : ゼネラルロボティックス株式会社
大日本技研
Welcome to MovingEye's Homepage
Pirkus Robotics
カッコいい外装に騙されそうですが、ベースは"Pirkus・R type-01"と言う事です。大日本技研のサイトの日記を読むと外装には大分苦労したようです(笑)。

これに産総研のARTLinux,OpenHRP等の技術が搭載されている・・・と言う事でいいのでしょうか。

価格は50万ほどらしいですが。。。。ZMPのnuvoと同等ですね。"Pirkus・R Type-01 DX"と比べると倍になりますが、差額がその技術なのでしょうか。

産総研のプレスリリースによると

しかしながら、これらのホビー用途の小型ヒューマノイドロボットは直接教示やGUIにより動作が作られ、ソフトウェアによりプログラム可能なものはほとんどなく、教育・研究用途には適さないのが現状でした。
HOAP-3の立場が!

産総研のサイトに動画あるのですが、どういうわけか俺の環境では途中で再生が止ってしまうので実際どの様に動くかいまいちつかめません。
月曜日には森山氏のレポートが掲載されるようですし、ROBOMEC 2006に展示されていると言う事で、baby_touchさんもきっと何か書いてくれるでしょう、と勝手にリクエスト。

ちなみに、furoの先川原先生によると、"チョロメテ"と言う命名はデザインを監修した出渕裕氏によるものとか。

関連ブログ

fuRo ---未来ロボット技術研究センター powered by ココログ: KHR-2&チョロメテ発表 コメントを見る
HRP-2m チョロメテ:気になるロボット:So-net blog コメントを見る
HRP-2m チョロメテ - Engadget Japanese コメントを見る

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