ITmedia ライフスタイル:デンマーク産“合体変形ロボ”は「ターミネーター」を目指す? コメントを見る
複数のモジュールが集まって1つのロボットになり、用途や環境に合わせて自在に形状を変える。そんな“合体変形ロボット”がデンマークで開発されていた。
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自由に形状を変化させつつ動作が可能なモジュール型ロボットを開発した。自動的に自分で自分の構造を変化させ、さまざまな立体形状のロボットを構成することができるハードウェアの試作は世界の先端を行く成果である。9個のモジュールを用い、ロボットが自らの構造を変化させながら移動を行うという実験に世界に先駆けて成功した。

 子供の頃、合体ロボットを見て育った人は多いと思うのだけど、それとはちと趣の異なる'合体変形'ロボット。

 自律するロボット群が、合体し、様々な形態をとることにより、様々な環境への適応が可能になるもの。実機はまだ集中制御が必要であったり、一つのモジュールでの移動は無理のようだが。
 デンマーク産ATRONはT1000(ターミネーター2の悪役ロボット)をモデルにしているらしい。国産産総研ロボット(名前は不明)は宇宙等の悪環境での運用を目指しているとのこと。
 デンマーク産のロボは細胞にヒントを得たらしい。最終的にはナノマシンの集合体によるロボット、すなわちT1000を目標にしているとのこと。
 すると生物の進化と同じように、特定の役割を担う器官(機関?)とかも出てきたりするのではなかろうかと夢想。

 そういえば、「鉄腕アトム」にも宇宙からの侵略者に対し、生物の群生をヒントに、ロボット達が合体して立ち向かうという回があった。お茶の水博士がロボットが宇宙で合体して宇宙船になると言うのもあったな。恐るべき慧眼だ<手塚先生

【追記】

それはさておき、ATRONと言う名前は大丈夫なのか?ここに怒られやしないか心配でならない。