スパコン世界最速ランキング、トップはBlue Geneに--Linuxマシンも躍進:ニュース - CNET Japan
世界最速のスーパーコンピュータとして2年半トップの座に君臨したNECの地球シミュレータがついに首位の座を明け渡した。今回正式に新しい王座に就いたのはIBMのBlue Gene/Lだ。
バージニア工科大の「Big Mac」スパコンがさらに高速に:ニュース - CNET Japan
Macを使って構築したものとしては最速を誇るスパコンが、Power MacからXserveへの切り替えにより、さらに高速化した。
ITmediaニュース:スーパーコンピュータTop500は「2社の戦い」
IBMのBlue Gene/Lが最速を勝ち取ったTop500だが、リストを見ると、IBMとHPの一騎打ちとなっている。
asahi.com : ネット最前線 :昼ウィンドウズ、夜はリナックス PC連結スパコン並み
ITmedia エンタープライズ:普通のパソコンをスパコン並みに――ある高校生たちの挑戦 (1/2)スパコンの世界ランキングで、ついに地球シミュレーターが首位から陥落し、代ってIBMのBlue Geneが首位に。二位はSGIのColumbia。
広島国泰寺高校科学部物理班は、KNOPPIXを利用し、学校の情報教室のPCでMPI並列処理が可能なPCクラスタシステムを開発した。64台の並列で最高9476MFLOPSという高性能が求められた経緯などを追った。
いずれもOSにLinuxを採用したスカラー型のスパコンと言うことです。現在のスパコンのトレンドは、XeonやOpteronを採用して、Linuxで走らせたものみたいですね。
PowerMacG5で構築し、昨年3位につけたバージニア工科大ですが、System Xは7位につけました。
スパコン業界はIBMとHPが2強という状態ですが、NECには是非巻き返してもらいたいものです。併せて、スパコンを自作したニュースが2件。
グリッドと言えば、SETI@home、おせちに飽きたらカレーと言うぐらいSETI@homeが有名ですが、今後は、広島大のように組織内のPCリソースを連結する形のグリッドがどんどん増えるのでしょうね。今となっては笑い話ですが、Gatewayが店舗のPCを接続してGrid化するって話もありましたな(そしてその処理能力を売る)。
マイクロソフトもGrid向けサーバソフトWindows Server HPCを開発しているし、AppleはXGRIDというテクノロジーを発表済み(現在プレビュー2)。同社製ソフトの一部にはその成果が取り入れられていますし。
実装例はこの記事が詳しいかな
藤本健のDigital Audio Laboratory
それに対し、今回Logic Pro 7で搭載された新たな方式は、Gigabit Ethernetを用いてLANで負荷分散するというもの。具体的にはパッケージにバンドルされている「Logic Node」という軽いアプリケーションをLANに接続している各マシンにインストールするだけでOK。あとは、ソフト側が自動的に最適化してくれ、負荷が分散される。
18:00追記
マイクロソフト、スパコン用Windows Serverを披露:ニュース - CNET Japan
上記HPCは正式名称が「Windows Server 2003 Compute Cluster Edition」と発表されました。来年のランキングにはこのOSを使ったスパコンが入るでしょうか?
Microsoftが米国時間8日、次期バージョンのWindows Serverを披露した。この新しいオペレーティングシステム(OS)は、政府や企業がPC同士をつなげてクラスタを構成し、スーパーコンピュータを構築できるように設計されたものだ。
【11/12追記】
今までの流れをまとめた記事がITmediaに。
ITmediaアンカーデスク:第24次スーパーコンピュータ大戦、その歴史を振り返る
スーパーコンピュータの性能競争、IBM、NEC、SGIの三つ巴の争いになったが、NECからトップの座を奪ったのは“予告”通りIBMだった。3社の激戦の跡を、ここで振り返ってみよう。
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