ITmediaアンカーデスク:“Sender ID騒動”の代償はあまりに大きい
ITMediaのコラムにまとめられているように、メールの送信者認証技術Sender IDは、様々な利害関係が紛糾した結果、決裂しました。
Sender IDの提案が棚上げに--マイクロソフトに打撃 - CNET Japan
Microsoftの支持する電子メールの送信元認証技術の提案が、この仕様の標準化を検討していたインターネットエンジニアらの手で棚上げにされた。
特に、マイクロソフトが特許の内容及びライセンスについて、明確にしていなかったことが、オープンソース陣営の反発を呼んだようです。
米Microsoftの送信者認証技術「Sender ID」にオープンソース陣営が反発する理由 : IT Pro US NEWSの裏を読む
9月4日,Debian Projectが電子メールの送信者認証技術/規格「Sender ID」を支持しないという声明を発表した。9月2日のThe Apache Software Foundation(ASF)による不支持表明に続く動きである(関連記事)。両者はいずれもオープンソース・ソフトウエア推進団体で,支持できない理由として米Microsoftのライセンス条項などが団体の方針と衝突することをあげている。
SPAM問題に対して、業界で協力するという約束は反故にされてしまった次第。
以下妄想

「マイクロソフトだってわかっているはずだ、本当の敵はSPAMERということに。」
「オープンソースは危険なのだよ。だから今排除する!」
「なぜ、ココに誘い込んだかわかるか?」
特許問題であれば、オープンソースであることは無意味だからだ。」