マイクロソフトのSender IDに関する提案が否決に - CNET Japan
電子メールの送信元特定方法の標準化に取り組むインターネット関連のエンジニアらは、Microsoftの知的財産の一部を仕様に含めるという同社の提案を投票で否決した。
2年後にはSPAMは無くなるとのたまったゲイツですが、Sender IDの標準化は否決されたようです。

マイクロソフトが特許を行使する可能性が、オープンソース陣営に嫌われたことによるものですが、同社は依然としてこの技術をSPAM対策、フィッシング詐欺対策に売り込むつもりのようですね(当然か)

SPAMのほとんどが送信元を偽造していることを考えると、送信元認証技術は早急に導入されることが望ましいのですが、これが一社の特許に縛られることとなると、インターネットの発展を阻害しそうです。いや、きっとする。

DRMにしろ、SPAM対策にしろ、金になりそうな技術は囲い込みが激しくて、消費者に恩恵が行き渡るのは大分先のようです。

しばらくは、クライアントでフィルタリングして対応するしかないのか。