以前、『盛り上がるソーシャルメディアに必ず流入する三つの毒があります』などと書きました。これが混入すると、速やかに除去しない限りソーシャルメディア内部の雰囲気を悪くし、最悪の場合一般の利用者が離反し、サービスを死に至らしめるというものです。
  • 情報商材屋
  • 情報商材とは成功や儲け方の指南を謳ったpdf等だが、内容的には詐欺と言って差し支えないものである。これらは中身がないためにとにかく露出を多くする必要があるため、書き込み可能なものであれば何にでも現れる傾向がある。
    昔は『インフォアンプレトナー』を自称する海のものとも山のものともつかぬ山師が多かったが、昨今はある程度名の知れた人も参入している。サッカー元代表の前園選手の情報商材宣伝を見た時は哀しかった…
  • デマゴーグ
  • インターネット界隈では何故か古くから特定宗教団体の意向に沿った意見をまき散らすものが少なからずいるわけですが、彼らは主張のためなら『嘘、大げさ・紛らわしい』主張を平然と行います。その多くはちょっと調べれば嘘と分かるものの、調べずに信じるのみならず、他人に転送するものが一定数存在するため、これからも絶滅することはないかと思われる。
    特徴として、動画共有サイト等視覚に訴える手法を多用する。
  • ネット・ミュンヒハウゼン
  • 炎上マーケティング、釣り、逆張り…などワザと人の反感を買うような言動や、同情をひく言動など、手段を問わずに注目を集める。悪意、承認欲求、優越感ゲーム…など動機は色々あるが、やがて仕掛けにほころびが目立つ頃に関係者の感情の軋轢を増大させることになる。

今まで色々閉鎖していったサービスを観察していましたが、閉鎖に至る前にだいたい上記のいずれかが跳梁跋扈し目も当てられない状況になっていました。(逆に、そう言った存在の割合をはかることでサービスの寿命を推測していました)
ソーシャルメディアサービスを運営する皆様におかれましては、上記存在を速やかに浄化することにより末永くサービス提供頂けることを切に願います。