現在の問題において、政府は問題への解決策ではない。政府こそが問題なのだとは故ロナルド・レーガン元大統領の就任演説の有名な下りです。
Google Japanがペイパーポスト業者のCyberBuzzを使ったとか、それによってGoogle incにPagerankを下げられとかが、局所的に話題になっています。
その問題に関してブログを使ったマーケティングの在り方についての議論も極局所で交わされているようですが、、個人的にはGoogle Japanが全く以て企業として統制が取れていない方がよほど問題と思っています。
敢えて言うと、"現在の問題において、Googleは問題への解決策ではない。Googleこそが問題なのだ"
Google Japan自身は
Google Japan Blog: Google.co.jp のページランクを下げた件についてとか何とか釈明しているわけですが、ガイドライン以前に自社の理念に反することを堂々と行っていたわけです。先日、自社調査により、過去に行った iGoogle 等のプロモーション活動の一環で、このガイドラインに違反する有料リンクとみなされる行為を私たち自身が行っていたことが判明しました。これは、私たちのプロモーションプランと上記ガイドラインの照合を怠ったことに起因します。その結果として、google.co.jp の PageRank を下げました。
Google 会社情報: Google の理念まあ、Google AdSenseで自社広告を大量に流していた時点でその発見した事実とやらは反故にされていたわけですが。少なくとも渋谷で風船飛ばしていた時点でもはやGoogleはかつてのGoogleとは違うGoogleだと認識するべきでしょう。Google は、常にユーザーの利便性を第一に考えて行動した結果、ウェブの世界に熱心なファン層を築き上げることができました。その発展は、テレビ コマーシャルなどを通じてではなく、満足しているユーザーの口コミを通じて実現されたものです。
俺の知る限り、GoogleJapanの社員の方は優秀で真面目な人ばかりなのに何故こんな風になったのか不思議この上ないのですが。個人的には、マウンテンビューからのノルマに各部署が汲々としているのではないか、と推測しています。根拠の無い全くの憶測ですが。
その他、未だにヘルプで"I'm Feeling Lucky"について堂々と書いていたりしている辺り本当に自社サービスについて理解していないのだなあ、と言うのがよく分かります。
Google ヘルプ: 検索機能因みに、英語のヘルプではページそのものは残っていますが、リンクは既に無くなっています。
俺の疑問点としては
- Google謹製ウェブページ用Googleガジェットがあるにも関わらず、何故カヤックのブログパーツを使ったのか?
- そして何故未だにBlogDecoのトップページではGoogle急上昇ワードランキングブログパーツがフューチャーされているのか?
- Googleは以前もマーケティングにアメブロを使っていたが、サイバーエージェントとどういう関係があるのか?
おそらく自称ITジャーナリストとかブロガーがこれらに対してきちんと調査することも回答を得ることもないだろうと思っています。
まあ、皆さんも年に三回ぐらいGoogleの検索結果から不思議な消え方するという経験をしたみた方がいいですよ。Googleへの印象ががらりと変ること請け合いです。
そうそう、以前Googleのヘルプには
ポリシーと方針 : Google で検索結果の順位を操作することによって、冗談を交えたり、主張を込めたりすることはありますか。となっていましたが、 現在では検索結果のランク付けを行う際に編集上の観点を無視すると、まれに異例の結果が発生することがあります。Google では、このようなケースをよい機会ととらえ、ウェブの仕組みの解明や検索アルゴリズムを改善する努力を行っています。
ポリシーと方針 : Googlebombs - ウェブ検索 ヘルプなんで検索結果の操作についての記述が消えてしまったのでしょうか…?特定のウェブサイトが注目を集め、他のサイトからのリンクが増えると、 Google のランキングソフトウェアで重要度が高いと測定されます。このソフトウェアでは、リンク数などに基づいてページに PageRank 値を割り当てます。 Google 検索結果での順位が上がると、認知度が高まり、さらにリンクが増えます。 このような現象は、Googlebomb や Googlebombing と呼ばれることがあります。
Google焼き食べて喜んでいる場合じゃないですよ。
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