サイバーダイン社のパワーアシストスーツHALの一般向けリースが遂に開始。同様の歩行支援装置はASIMOを擁するホンダ等も開発中ですが、実用化商品化一番乗りですね。
ロボットポータル-ロボナブル-2008.10.07 サイバーダインと大和ハウス、下半身タイプの福祉用ロボットスーツのリース販売開始 コメントを見る
サイバーダイン(http://www.cyberdyne.jp/)は7日、介護・福祉施設向けに下半身タイプの「HAL福祉用」の生産を開始。大和ハウス工業(http://www.daiwahouse.co.jp/)を通じて、10日よりリース販売を開始することを発表した。
サイバーダイン、ロボットスーツ「HAL」のリース事業を開始〜単脚型・両脚型の2タイプで月額15万円から コメントを見る
リース料金は単脚型が月額15万円、両脚型が同22万円(5年リース)。利用者はまず大和ハウス工業に申し込み、リース会社とリース契約を締結。同時に、サイバーダインとは保守契約も締結する。発注後2カ月程度で納品され、大和ハウス工業のサービス員による取扱説明を受けてから利用できるようになる。当面は拠点のある首都圏・関西圏からリース販売をスタートする計画だ。
月額15万円/22万円とまだまだ高いのですが、量産効果による低価格化を期待します。
あと、歩行支援用具って多くの行政で補助対象になっていると思うのですが、HALもその対象に含まれるんでしょうか?
さて、実際どれほど売れるか…というのは俺には未知数です。需要は確実にあると思うのですが、お値段が…もちろん大和ハウスとサイバーダイン社には勝算あっての事業化だとは思います。
iRobot社のように米国防省と契約すれば確実に売れてお金もワシワシ入ってくると思うのですが、山海教授は軍事目的には利用させない旨明言しているので。
願わくは多くの歩行困難な人の福音となり、事業としても成功更なる飛躍をしてもらいたいものです。

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