たまたまニュースで目撃したのですが、大阪大学で興味深いロボットが公開されたようです。
柔軟な関節と柔らかい皮膚を持つヒューマノイドロボットを開発(人との関わりによって発達するロボットをめざして)ロボットが人と関わるためのコミュニケーションの発達原理を探求するためには、人からロボットへの介助など人とロボットの密接な関わりが重要です。従来開発されてきたヒューマノイドロボットでは、人との関わりを持つための機構的に重要な要素が見落とされてきました。つまり、全身の柔らかな皮膚と柔軟なアクチュエータ(筋肉に相当する駆動装置で一般的には電気モータ)が欠落していました。これらの要素を備えることにより、人はロボットと自然に関わることができ、人と密接に関わりながら発達するロボットを実現することができます。
ロボット大集合 ニュース/柔らかな肌、滑らかな関節…癒やしロボット開発人間のように動く柔軟な関節と柔らかな皮膚を持つヒューマノイド(人間型)ロボット「CB2」を科学技術振興機構(JST、埼玉県川口市)が開発し、1日、大阪府吹田市の大阪大学大学院で報道陣に公開した。ヒューマノイドロボットを研究するロボットとして開発されたが、癒し効果を持つ介護用や接客、1人暮らしの高齢者とのコミュニケーションロボットなどとしても役立ちそうだ。
ヒューマノイドロボット CB2:気になるロボット:So-net blogネットでの反応を見ると「不気味」という評がほとんどのようですね。まあ、今回は実験モデルとして"柔らかい皮膚"と"柔軟なアクチュエータ"の実装と言うところではないでしょうか。正直俺も不気味と思います(笑)。あとはbaby_touchさんの感想待ちと言うことで。ところで、抱きかかえると言えば、理化学研究所のRI-MANは人を抱え上げることができるので、この2台のコラボレーション、つまり、ロボットがロボットを抱え上げるところを見てみたいと思いました。
個人的には、ロボットが柔らかくなることで人との共存に様々な可能性が啓けると考えており、CB2はその第一歩かな、と考えます。
ニュースでは浅野教授がインタビューに答えていましたね。で、大阪大学とロボットというキーワードで自動的にこのブログのことを想起しましたよ…!
OgiBlog: [Life] 人肌のようなロボット大阪大学の皆様、お疲れ様でした!彼はその風貌から「スケキヨ」と呼ばれることもあれば,「しじゃく」と呼ばれることもあるカワイイやつです.最後にFK様のコメント:「近江住宅の黒沢さんにしか見えない!」
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