"正直は最良の外交である"と言ったのは小村寿太郎だったか、伊藤博文だったか。元はビスマルクらしいけど。
インターネットが普及期に入って「口コミ」とか「バズマーケティング」という言葉が喧しい昨今、図書館でふと目に入って手に取った。
Future is mild:繰り返される悲しみは島渡る波のよう
インターネットが普及期に入って「口コミ」とか「バズマーケティング」という言葉が喧しい昨今、図書館でふと目に入って手に取った。
2003年に書かれているので取り上げられている事例は古いものの、内容的には今も通用するもので、人間の本質が如何に変わらないかを示している。
簡単にまとめると、商品に魅力があり、且つ、語りたくなる物語があると、口コミに乗りやすい。ただし、口コミは批判を伴わないで流通するため流言飛語にもなりやすい(事例として関東大震災時のデマ)。作為的な口コミはかえって逆効果で、正直であることが大事と。あー、どっかで聞いたような話だ。ちゃんとした書評はこちらにあったのでリンク
徹底読破: 口コミの経済学言葉も平易で分かりやすく、あっという間に読めるので口コミマーケティングに興味がある人にお勧め…なんだが既に絶版らしい。勿体ない。今日紹介する本は、『「口コミ」の経済学』(田中義厚/青春出版社)です。
扱っている内容は、経済学というより経営学ですね。以下要点をまとめます。
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