このブログが凄い、の編者による"Web2.0"を分かりやすく理解してもらうための書籍。らしい。
中身はこんな感じ。
- 第1話 ミクシィのアリバイ
- 第2話 教えて!gooの暗号
- 第3話 ブログ殺人事件
- 第4話 はてなブックマークを解読せよ!
- 第5話 口コミサイトと招待客
- 第6話 YouTube誘拐事件
まあ、ミクシィとか教えて!gooの話はほのぼの話と言う事で特に言うことも無し。敢えて言うなら、江戸時代に流行った頭文字読みが媒体を変えて今も使われている事に人類の進歩の素晴らしさを感じた。そう言えば俺は小学生の頃そんな文を書いたなあ。
第4話で、"はてなブックマーク"のあとに"はてなアンテナ"が出てくるところで吹いた。アンテナかあ。普通そこはRSSを持ってくるだろうに。第3話と第4話は少年探偵団的と言うか、ずっこけ三人組的と言うか。現代警察を甘く見ていると言うか、まあ、警察が無能でないと探偵が活躍する余地は無いんだけどね。にしてもあまりにもトリックと言うか手口も捜査方法もなあ。ちなみに、第3話で登場するブログはこれの事か知らん。
私は毎日(のように)自動販売機の写真を撮っています。ごめんなさい。ところでこの本は誰を対象として書かれたのだろうか?
まさか子供ではないだろうと思う。にしては雰囲気が思いっきりジョブナイル。なんかその辺がミスマッチに感じた。
正直な感想を述べると、Web 2.0を理解するのにも、純粋な読み物としても今一つ。筆者がWeb 2.0についてちゃんと理解しているかもはなはだ疑問に思った。Web 2.0を理解したいなら、以下の本が分かりやすくてお勧めです。
まあ、俺の結論を述べると、"Web2.0殺人事件"より、"続・インターネットの殺人"の方が面白くてお勧めです。
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