Napster Japan(ナップスタージャパン)から楽曲提供レーベルが発表になりました。錚々たる顔ぶれです。
ナップスタージャパンの参加レーベルはソニー、BMGほか260社以上に:ニュース - CNET Japan コメントを見る
楽曲を提供するのはソニー・ミュージックネットワークやBMG JAPAN、東芝EMIをはじめ日米260社以上で、ナップスタージャパンでは「日本の音楽配信事業において最大級になる」と説明する。具体的なアーティストや楽曲、提供方法については、レコード会社各社や権利保持者と調整の上で決定するとしている。
ナップスタージャパン サービス参加予定レコード会社と音源提供会社に関するお知らせ(PDF)
へぇ、ソニーミュージックネットワーク(ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)の子会社)も参加しているんですね。へぇ。

以前、こんなことを書いたのですが、杞憂に終わった、と言うかこれがドコモの力と言うことですね。

もう一つ、"サブスクリプション・サービス"ってレーベル各社に受け入れられるのだろうか?アラカルト方式自体は、WMTを使用するわけだしすんなり行くと思うのだけど。

ちなみに、先週、対応端末の第一弾が発表になりましたがその中にはウォークマンは含まれていませんでした。
ナップスタージャパン対応プレイヤー第一弾、発表|定額制音楽配信サービス ナップスタージャパン コメントを見る
第一弾の対応モデルは、5メーカーより発売しているポータブル・プレイヤーおよび携帯電話機、全20機種。順次、対応プレイヤーは拡充していきます。
刮目すべきは対象機器の中にドコモのF902iSが含まれていることですね。

最大の出資者であるドコモの狙いは当然、携帯への音楽配信サービスにあると考えていいと思うので、できのいいアプリケーションを用意すれば一気に最大の事業者になりそうです。当然、ソニーエリクソン携帯も対応するでしょうしね。

ちなみに、米NapsterはNapster mobileと言う携帯向けサービスも展開しています。

まあ、米国ではただで端末をばらまいたりしつつ、身売りを検討しているNapsterですが。

あと気をつけたいのはサブスクリプションの価格ですね。アラカルト方式よりもお得感がありますが、突然の値上げ等もありますし、値上げしたから脱退、となるとそれまでの楽曲はパーになりますからね。

そして、ナップスタージャパンの言うところの"秋"っていつまでなんでしょうか?

しかし、なんか納得いかないのがインフォメーションでRSSを配信していながら(俺はRSSリーダーに登録済み)、今回の対応レーベルの発表をインフォメーションに載せないこと。これがNapster Japanの本質を示しているんでは?と思うのは穿ちすぎだろうか。

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答え

はい、穿ちすぎです。ちょっと疲れてるんじゃないでしょうか?