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TOP<ある子供2005年度カンヌ国際映画祭パルムドール大賞受賞作品。等と言うことは見終わってから知りました。簡潔に言うと、こそ泥で生計を立てている間抜けな若者が、恋人を妊娠させて出産したものの父親の自覚がないまま愚かなことをしてムショに入る。
いやあ、観ててイライライライライライラする映画。映画の登場人物というのは大抵とてつもなく賢いか、とてつもなく愚かかどちらかなんだけど、その中でもずば抜けて愚かなのが本作の主人公。でもああこういう人っていそうだね、という感じ。教訓とか感動とかそういうのを度外視して淡々とそういう愚かさを描写している。盛り上げるBGMもナッシングなら、盛り上がる事件もなく。どんどんどんどん間違った方向へ間違った方向へ行く男をいらいらしながら見続けるしかない。
見終わったあと、変なやるせなさが残る映画でした。
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