Googleが動画広告を開始しましたね。その名は"Click-to-Play 動画広告"
YouTubeやGoogle Videoを見て回って驚いたのだけど、意外とCMがアップロードされていてしかも好評だと言う事。確かに広告は短時間で視聴者の注意を引かないといけないため、様々な工夫が凝らされているし、面白いものが多い。それゆえ4には妙に納得してしまう。 逆に言えば取っ掛かりさえつかんでしまえばすんなりと普及するかも。
グーグル、動画広告を開始--クリックで映像が再生 - CNET Japanグーグルは5月24日、同社の広告プログラム「アドワーズ広告」において、動画広告を開始すると発表した。他社の動画広告と異なり、ユーザーが動画をクリックすることで映像が再生される点が特徴だ。
Google Japan Blog: AdWords に新しい広告フォーマットが追加されました。今度は待望の動画です。サンプルを見たんだけど、どうにもしっくり来ない。果たして、この広告がどこかのサイトに表示された時、俺はクリックするのだろうか?“ Click-to-Play ”という言葉に表れておりますように、「クリックしてから再生される」という新しいスタイルの動画広告です。つまり、動画広告と言えども、サイトを開いていきなり動画が再生されるのではありません。最初は静止画で表示され、その画面あるいは再生ボタンをクリックすることで動画が再生されはじめるというユーザー主導型の動画広告なので、ユーザーにとってもサイト運営者にとっても動画広告が邪魔なものにはならないでしょう。
むしろこちらの方がしっくり来たなあ。
POLAR BEAR BLOG: Google、日本と米国でビデオ広告導入これは米国のTechCrunchに投稿された否定的な意見の抄訳。
- テキスト広告よりもクリック率が上がるというデータは無い。
- ビデオ広告の場合、最初のクリックはビデオを再生するもので、広告主のサイトにジャンプするわけではない。ROI計測が困難になる。(※ただし ITmedia の記事によればビデオ再生率も把握できるはずなので、この批判はちょっと?ですが)
- 既に SpotRunner など、中小企業向けのテレビ広告サービスが存在している。しかも安価。
- ユーザーはビデオ広告なんて見たがらない。見たくなるようなビデオ広告は、お金を払って広告枠を買わなくても、バイラルで広まる。
- ビデオ広告を作るのには労力が必要。
- 以上のポイントは、クリックスルー率を下げることにつながるので、通常のテキスト広告より高くつくことになるだろう。
YouTubeやGoogle Videoを見て回って驚いたのだけど、意外とCMがアップロードされていてしかも好評だと言う事。確かに広告は短時間で視聴者の注意を引かないといけないため、様々な工夫が凝らされているし、面白いものが多い。それゆえ4には妙に納得してしまう。 逆に言えば取っ掛かりさえつかんでしまえばすんなりと普及するかも。
まあ、いずれにしても既に動画配信プラットフォームを構築したGoogleにとってはさほど冒険的なことでもないし、選択肢が増える事は広告を出す側にも、俺のようにAdSenseを張っている泡沫ブロガーにもきっといい事なんだと思う。
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