世界最大の家電見本市、2006 Internationl CES(Consumer Electronics Show)ですが、今年の目玉は何と云ってもGoogle 創業者の一人、ラリー・ペイジ氏の基調講演だったのではないでしょうか?(ちなみに昨年は、マイクロソフト ビル・ゲイツ会長の講演だった)
完全なボランティアと云うわけでなくGoogleのビジネスモデルとマッチしているからできる事でしょうが。しかし、100ドル×1億台で100億ドルですよ!
大したものだと思います。
当面は、無償で見れるGoogle Videoに期待・・ですが、ヤバメのコンテンツも多いですね(^-^;;
Googleラリー・ページ基調講演:Google ビデオストア、Google Pack発表 - Engadget JapaneseGoogleのキーノートではラリー・ページがGoogle Video Store, Google Packを発表、俳優ロビン・ウィリアムスも登場して観客・Google・CES出展企業をいじり倒す騒ぎに。
PC Watch : Google ラリー・ペイジ氏基調講演レポートCES2006最後の基調講演は、Googleの創業者の1人で、製品部門担当社長であるラリー・ペイジ氏である。同氏は、検索結果を評価する「PageRank」を、やはり創業者の1人セルゲイ・ブリンとスタンフォード大学に在学中に考案した。大学などでの技術的な講演はしているようだが、こういう大きな舞台に登場することは少ない。
ITmedia +D PCUPdate:100ドルPCをGoogleが世界に広めたい──Google基調講演 (1/2)では、トピック毎につらつらと。Googleが2006 International CESの2日めに行なった基調講演は多くの聴衆で埋まった。いまや情報検索サービスに限らず多様な情報サービスを提供する注目度No.1企業ということもあるが、「Google PC」の噂で駆けつけた来場者も多かったのでないだろか。
Google PCはなかった
L.A.タイムスが噂を報じて以来話題となった"Google PC"ですが、結論から言えば、"無かった"。ITmedia +D PCUPdate:Google PCは本当だった──「?」登場したのは、MITのMedia Labで開発が進められている$100 Laptop(100ドルPC)でした。冷静に考えれば、Googleも開発に協力していると報じられていましたね。Googleは1月6日(米国時間)に行なった2006 International CESの基調講演で、かねてから噂のあったGoogle PCの存在を明らかにした。
しかし、ITmediaの速報記事は誤解を招くと思った。その後フォローが入りましたが。
Googleはこの100ドルPCを1億台配布して、世界中の子供たちに使ってもらうつもりだ。ペイジ氏はこう語り「噂」のGoogle PCを紹介した。
「Google PC」たるMITの100ドルPCを紹介するペイジ氏。「Google OSは存在するの?」の問いに「そんな噂あったの?」と突っ込み返したあたり、このスピーチは「噂が一人歩きしたGoogle PC」に対する彼なりの「皮肉」をこめたジョーク、かもしれない(噂は株価に影響する)。ただ、Googleが世界中の1億の子供たちにこのPCを本当に手渡すならば、子供たちは「GoogleのPC」と末永く感謝するだろういずれも写真のキャプションです。
完全なボランティアと云うわけでなくGoogleのビジネスモデルとマッチしているからできる事でしょうが。しかし、100ドル×1億台で100億ドルですよ!
大したものだと思います。
Google Pack
Google Pack
Googleの提供する各種ソフト,Firefox(with Google Toolbar)、Norton Antivirus 2005 Special Edition,Ad-Aware SE Personal ,Adobe Reader 7 をパッケージにしたもの。
Googleからの最初の発表は、「Google Pack」。これは、ソフトウェアのダウンロードを簡単に行なえるようにするサイトである。専用のツールをインストールすれば、あとは、ソフトウェアのインストールを指示すれば、アップデートなども含めて自動的に行なわれ、実行するまでは、ユーザーは手を触れる必要がない。専用のインストーラーを作り、ダイアローグボックスなどがインストール途中で表示されないようにしているのだという。と言う事で、単にソフトウェアの詰め合わせと云うわけでなく、インストールからメンテナンスまで極力手間を減らしたパッケージのようです。現状はWindows XPのみ、米国のみの取扱。本来ならMicrosoftがやらねばならない事のような気もするのですが・・・独禁法とか警戒心とか色々ありますからね。日本での取扱開始に期待。
Google Video Store
現在、Google Videoと言うサービスを展開しているが、そのコンテンツを拡充するべくコンテンツホルダーと提携して有料の映像コンテンツを提供するとの事。Googleが開始したGooble Videoは、テキストによるビデオの検索が可能なものだが、視聴可能なのは、インターネットに公開されているものだけなので、本数が限られている。これを解消すべく、CBSテレビやSONY BMGとGoogleは提携、有償のビデオ販売サイト「Google VideoStore」を開設する。PSPやiPod等への転送も可能と云う事で期待が高まる・・・のですが、やはりWindows XPのみの対応で購入が可能なのも米国に限られるとの事。今後に期待ですね。
当面は、無償で見れるGoogle Videoに期待・・ですが、ヤバメのコンテンツも多いですね(^-^;;
家電との連係等、興味深い試みが紹介されたものの、提供されたのはWindowsのみ米国のみと言うものが多くてやや残念。ただ、Googleが構想する未来の形が垣間見れた講演でした。
あと、バックステージでのやり取りが Engadget Japaneseで公開されていて、こちらも中々面白いですよ!Googleのバックステージ・カンファレンス--続き - Engadget Japanese
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