その昔、ライダー付きで、ハングオンして曲がるラジコンのバイクがあったように記憶しているのだが、その上、静止してバランスをとって(不倒停止)、幅3cmの平均台も渡ってしまうニクイ奴!
FujiSankei Business i. 産業/村田製作所、自転車型ロボット「ムラタセイサク君」開発(2005/9/30)すっかり出遅れてしまった。TVで見た人もいるのかな?実物は見てないのだけど、電波新聞の一面も飾ったそうですね。村田製作所は、障害物を検知すると自動的に止まったり、後ろ向きに走行する自転車型ロボット「ムラタセイサク君」を開発した。今後、科学教育のツールやテレビCM向けに活用していく。自転車とロボットが一体型になっており、秒速六十センチメートルで自動走行する。高さ五十センチ、重さ五キロ。
昔のテレビ広告にも使われたようですが、記憶に無いなあ。1990年と言ったら、高校受験真っ盛り。テレビなんか殆ど見ないで勉強する振りをしていました。あ、"カノッサの屈辱"は見てました。
製作費2000万円と言う事ですが、これだけメディアの注目を浴びることが出来れば、元を取ったのかな?俺のような一般人からすると、部品メーカー、デバイスメーカーの重要性は理解できるものの、その凄さって中々実感できませんからね。iPod nanoは知っていても、Sigmatelは知らないように。 全然気がつかなかったのだけど、開発者のブログもあるようで。
ムラタセイサク2日記 CEATEC JAPAN 2005までの道のり:マスコミデビュー? CEATECまであと4日!!(改行修正は俺) こう言うのを読むと、俄然応援してしたくなってしまう、素人の俺。直前で追い込み中なのか、それとももう完璧で前祝いを行なっているか分かりませんが、CEATEC2005での成功をお祈りします。デモの途中、外装をつけたことによるトラブルがいくつか発生しました。
TVカメラの前で何度も平均台走行のデモをしていると、外装にこもった熱で、頭部に内蔵したCCDカメラからの画像に歪みが発生!平均台をうまく認識できず、途中で停止してしまうトラブル(それはそれでスゴイ?)もありましたが、少し時間を置いて「頭を冷やし」ながら、なんとか乗り切れました。#よかった〜
日経にはこんな風に書かれてしまっていますが。
止まっても倒れない自転車型ロボット開発・村田製作所(2005年9月29日)?デジタル家電&エンタメ-未来を変えるロボット:IT-PLUS設計通りにことが進まないのはどこも同じようで(^_^ゞ ところで、日経の記事中に気になるコメントが。画像認識によってコースを判断する新機能も盛り込んだ。ただ報道陣のフラッシュで「目」がくらんで立ち往生するなど思わぬ弱点も。
年末にはテレビCMにも登場、とかく地味な電子部品メーカーの企業イメージ向上に一役買う。「親しみやすい自転車姿で、子供の理科離れにも歯止めをかけたい」と期待している。村田製作所も心配するほど、深刻な問題なんですねぇ。。。<理科離れ
文系出身の俺が言うのもなんですが、社会において本当に役立つのは科学と技術なので、若い人達には嗜好の如何を問わず、科学と技術に強い関心を持ってもらいたいもの。
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