オフィスや商業施設等で作業支援ができるサービスロボット「enon」限定販売開始- FUJITSU Japan昨年9月に発表された富士通サービスロボット(FSB)が"enon"(エノン)と言う名で販売開始。もっともこちらも"wakamaru"同様限定販売ですが。
富士通フロンテック株式会社(以下富士通フロンテック、注1)と株式会社富士通研究所(以下富士通研究所、注2)は、共同で案内・搬送・巡回などの作業支援を行うサービスロボットの実用機を開発しました。「enon(エノン)」の名称で、9月13日から富士通フロンテックより一部のお客様に販売を開始します。
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ITmedia D LifeStyle:ウラオモテはありません??富士通がサービスロボット「enon」を限定販売 (1/2)試作機と実用機の比較など写真が多い。
ちょうど一年前に公開された試作機と比べると、随分人間に近いイメージになったことがわかる。身長は変わらないが、約10キログラムの減量に成功。肩幅も10センチ狭くなるなど、全体的にスリムになった。丸くなった頭部には、目や口を模したLEDが付き、片目を閉じたり(消灯)、口の色を変化させたりして微妙な表情を表す。
「重い荷物はお任せ」--富士通研など、人型ロボット「エノン」を販売 - CNET Japan
地図情報(施設内のCADデータなど)を事前に入力しておくと、頭部に搭載したカメラで自分の位置を計測し、指定した目標位置まで自動的に障害物をよけながら移動する。足元には超音波センサーと近距離センサーが搭載されており、1cmまでの段差であれば問題なく走行できるという。
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頭部にあるカメラの画像情報から自律的に判断し走行できるほか、日本語の音声認識・合成機能を標準搭載、無線LAN接続により画像などの情報を遠隔監視システムに送信するなどの機能を備える。
富士通、案内・搬送・巡回が可能な"一人三役"サービスロボ「enon」を開発 | 家電 | マイコミジャーナル動画が多いので、動きをチェックしたい人はこちらがお勧め。 写真を見比べてみると分かるのですが、プロトタイプに比べるとボディがほっそりとし、顔つきも丸くなりました。
周囲に人がいる環境での利用が想定されるため、安全性への配慮は特に求められる。人や障害物はカメラで検出するほか、本体下部には超音波センサーや近距離センサーなども配置。試作機からは、軽量化・スリム化・アームの改良など、さまざまな安全対策を施した。現在、第三者機関(NPO安全工学研究所)の安全鑑定手続き中だという。
ちなみに、enonとは"an exciting nova on network(ネットワークの躍動的な新星)"との事。きっと後から付けたと推測されます。
オフィスや商業施設での利用を想定しており、案内、搬送、巡回等の作業支援ができるそうです。俺は機能を見て、病院での利用に適していると思ったり。病院ならバリアフリーだし、荷物運んだり、案内や巡回も必要だしね。
気になるお値段は本体価格が600万円、それに加えて地図などのソフトウェアが別途必要。富士通らしいですね。とりあえず、Amazon.co.jpで買えるのはまだ先のよう。
なお、プレスリリースによると「enon」は、本年9月15日から慶応義塾大学で開催される第23回日本ロボット学会学術講演会で発表します。また11月30日から東京ビッグサイトで開催される「2005国際ロボット展」に出展します。行きてー!
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