ITmedia ライフスタイル:人工津波に海で働くロボットたち――港湾空港技術研究所 (1/3)海中で動作するロボットもいる。とはいうものの、今回の公開では、陸上で動くところをみるものである(海の中で動かれても見学できないけどね)。したがって、ロボットも防水されていない陸上仕様のものだ。 森山氏のサイトで知った、港湾空港技術研究所の水中用ロボットの記事がITmediaに。なんでPC Watchに記事がないのだ・・・
独立行政法人「港湾空港技術研究所」の一般公開を見てきた。最近、人工的に津波を発生させる装置を設置してニュースなんかにも登場しているところだ。先週の宇宙科学研究本部(JAXA)に続き、夏休みのサイエンス体験第2回。
一つは6脚のロボット。動きはASTERISK (アスタリスク)を彷彿させる。また、足先に圧力センサーが付いているそうで、大坂建設技術展で"チャリべえ"の開発者と意気投合したとか。
研究内容はこちら
歩行式水中調査ロボットの開発もう一つはマスタースレーブ方式の水中"バックホウ"。![]()
"バックホウ"と言う言葉を寡聞にして知らなかったので調べてみたらちょうど水中バックホウの製品ページにあたる。なるほどね。
佐伯建設工業技術紹介---水中バックホウ・ビッグクラブ沖縄以外では海が濁っているため、水中バックホウはあまり使われていないらしい。上記佐伯建設工業のバックホウも石垣島の工事で使われたらしい。![]()
そこで、このバックホウは触覚を頼りに海底面のでこぼこをコンピュータ画面に再現し、操縦者はそれを見ながら作業するようになっている。とのことで、援竜に似ているな、と。
研究内容はこちら
遠隔操作による把持システムの開発その他、沿岸部におけるロボットAUV(Autonomous Underwater Vehicle)の研究も。![]()
気になって水中ロボットを色々調べたら、湾空港技術研究所以外に独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)でも研究されているようだ。
こちらで研究しているのは、有線で遠隔操作するROV(Remotely Operated Vehicle)とAUV。
AUVとしては"うらしま(URASHIMA)"と言う実験機があるみたい。AUVに関してはこんなニュースも。
数ヵ月の自動航行が可能な自律型潜水艇(AUV) | WIRED VISIONこれって、先日"サイエンス・オブ・スターウォーズ"に出てきた船と同一だろうか? 海って人間の行動が及ばない領域だけに様々なロボットが活躍する余地が大きいのだろうね。既にメーカーサイトに商品情報として載っているし。![]()
水中テレビロボット(ROV)│事業・製品情報│三井造船株式会社 MES![]()
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