Broadband Watch編集部ブログ:WMAとATRAC3plusにおけるDRMの考え方の違い コメントを見る

このエントリーを読んで違和感を覚えるのは俺だけじゃないはず。
内容がどうのこうのって言うのではなく、用語の使い方として。

もちろん、このエントリーを書かれた甲斐さんは一般の読者に向けて敢えてCODECとDRMを一緒くたにして書いているのは分かるのだけども、やはり違和感がなぁ。

念のため書いておくと、"AAC"や"WMA"や"ATRAC"と言うのは符号化複合化の方式(CODEC)であり、それに対して付加される著作権管理機能がDRMで"Fairplay"であったり、"Windows Media DRM"であったり、"OpenMG"だったり。

iPodの仕様には対応フォーマットに"AAC"に加えて"プロテクト付きAAC"と書いてあるし、ネットワークウォークマンの仕様には対応フォーマットとは別に"著作権関係"と言う項目があり、"Magic Gate"に黒丸がついている。東芝Gigabeatには特に何も記載されていないけど。

何が言いたいかと言うと、消費者に混乱を招かぬよう、いっそのことCodecとDRMをセットにして一つの独立したファイル形式として扱っちゃったらどうだろう?ってこと。それっぽい名前を付けて。

"プロテクト付きAAC"なんて言わずに、"PAC"とか"OMATRAC3"とか。駄目?