マイクロソフトの「Windows Genuine Advantage」、いよいよ全世界で実施に - CNET Japan コメントを見る
全世界で米国時間26日より、Windows XPのアドオンをダウンロードしたいと考える顧客に対し、違法コピー対策を目的とするこの確認手続きが義務付けられる。
と言うわけで、以前よりテスト運用されていた"Windows Genuine Advantage" コメントを見る(略してWGA)が正式運用が開始されるようです。

これにより、Windows Update改めMicrosoft Updateを行う際等に、認証が求められることとなります。一度認証すればOKで、以前"Windows AntiSpyware(β)"をダウンロードした時のような面倒な手順は不要ということですが。

その一部として、同社は確認テストをパスしたユーザーに無償提供するプレゼントの数を増やしてきている。また、同社は確認用のオンラインツールをさらに洗練させ、ユーザーがわざわざWindowsの製品コードを入力しなくても済むようにしている(Windows Genuineプログラムの試験運用段階では、そうしたケースが何度か見られた)

これは、違法コピーを減らすための取り組みの一つで、同時に正規ライセンスユーザーに様々な特典を与えてくれるもの。現在、"Photo Story 3 for Windows"と"Microsoft 圧縮(LZH形式)フォルダがダウンロード可能。

同時に、知らずに違法コピーを入手したユーザーには救済措置がとられるようです。

Microsoftの違法ライセンス対策と言えば、今まではBSAでの活動に見られる、取締りや訴訟と言う"北風"が中心でしたが、これからは"太陽政策"も重視していくのでしょう。

記事によると世界で出回っているWindowsのうち約3分の1が違法ライセンスと言うことだが、これで正規ライセンスが増えるのかな?って言うか、マイクロソフトは売上も利益も好調なのにねえ。素直に値下げって言うわけには行かないのかね?

マイクロソフト、第4四半期決算--税優遇措置により利益上昇 - CNET Japan コメントを見る
デスクトップおよびノートPC用のWindowsなどを扱うクライアント事業部では、売上高が前年比10%増の30億300万ドルとなった。また同事業部の営業利益は7%増の21億8000万ドルだった。

更に関係ないが、日本語サイトの"正規のMicrosoftソフトウェア"と言う名前のセンスはいかがなものか。