アップル、第3四半期の業績を発表 コメントを見る
2005年7月13日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、2005年6月25日を末日とする2005年度第3四半期の業績を発表しました。売上高、利益とも過去最高の結果となりました。
アップル、第3四半期決算--Mac、iPodとも売上増で過去最高に:ニュース - CNET Japan コメントを見る
米Appleの第3四半期は過去最高の業績--Macの出荷台数にも伸び | エンタープライズ | マイコミジャーナル コメントを見る>
Apple絶好調ですねえ。好調すぎて怖いぐらい。

売り上げとか利益とかの細かい数字は発表を見てもらうとして、発表によると、iPodの出荷台数が前年同期比616%!

その前年同期(2004年度第3四半期)も前年同期比183%と言うことで、この調子で行けば、世界中がiPodだらけになるという恐ろしい事態に。
そろそろソニーとマイクロソフトが手を結んで立ち向かわないとまずいんじゃないかなあ、消費者にとっても。

Mac本体も好調で、売上高で前年同期比24%増、前期比5%増。

但し、若干不安材料が。

Intelチップへの移行による買い控えのことじゃない。
それは織り込み済みだろうし、避けては通れないことだし。

Mac本体において「デスクトップ」の出荷台数が68万7,000台(前年同期比65%増)。iBookとPowerBookの「ポータブル」は49万5,000台(同8%増)だった点がやばいんじゃなかろうかと。

2003年のMac Expo SFにおいて"ノートブックの年"を宣言し、また、既に米国市場では2005年5月のPC販売におけるノートPCの割合が50%を越えるなど、ノートPCの比重が高まっているにもかかわらず、ノートPCの伸びが小幅に留まっている。

Mac miniが好調だったせいかもしれないが、ノートPCが主流になりつつあるにもかかわらず、8%の伸びに留まったのは、やはりPowerBook,iBookの製品力が欠けているせいじゃないだろうか?

俺自身がPowerBookユーザーなだけに、やはり設計の古さが目に付く。CPUではなく、チップセットの面で。枯れていると言えば聞こえがいいが、やはり訴求力は小さいだろう。

魅力的なPowerBook/iBookを期待・・・Intel移行まで無理かな?

参考

2005年第2四半期(前期)の決算に関する記事
アップル第2四半期決算--iPod効果で利益は前年比約6倍に:ニュース - CNET Japan コメントを見る
2004年第3四半期(前年同期)の決算に関する記事
Appleが好調な第3四半期決算、iPodの出荷台数は183%増 | エンタープライズ | マイコミジャーナル コメントを見る