「無用なものを高額で落札する」宣伝戦略は有効 | WIRED VISIONオンライン・カジノを運営する"goldenpalace.com"の一風変わったマーケティングの話。
マスコミの関心を惹き付けるために、ゴールデンパレス・コム社はオークションサイトの『イーベイ』に出品されている無価値のように思える商品の値段を、数千ドル単位で競り上げているのだ。
同社はネットオークションで次々と奇妙なものを落札して話題を振りまく事により、同社を誰でも知っているカジノへ変貌させた。 Wiredから引用すると、
マスコミの関心を惹き付けるために、ゴールデンパレス・コム社はオークションサイトの『イーベイ』に出品されている無価値のように思える商品の値段を、数千ドル単位で競り上げているのだ同社がこれまで落札したものは、聖母マリアが浮き出ているグリル・チーズサンドイッチ、おじいちゃんの幽霊尽きの杖、新教皇の所有していたフォルクスワーゲンGolf等々。
これらの件については日本のメディアも取り上げて話題になってたので覚えている人も多いのでは?それによって、支払った額以上にメディアに露出することが出来たという。(俺は出品された事は知ってたけど、落札した企業は記憶になかった。)
これはいい戦略ですよね。はっきり言って"売名行為"ですが、こうやって話題を振りまく事により、例えばメディア以外にブログに取り上げられ、リンクを張られればその分PRも上がるわけだし(同社のPRは5)。
同様に我らがライブドアも球界新規参入やニッポン放送買収なんかで話題を振りまき、同様に広告効果はあったかと思われますが、それに比較しても、"ゴールデンパレス"の戦略の方がリスクが少ないですし。
オンライン・カジノといえば、コメントスパムを連発する事でも知られていますが、そんな嫌がられる行為ではなく、こうゆう独創的な(そして笑える)ことで名を知らしめてもらいたいもの。 日本でもタイムマシンやザク(キズあり)がオークションに出品されて話題を攫いましたが、今度同社のように振る舞う企業は出てこないでしょうか。
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