テムザックメディアセンターで告知されていた"人を乗せた2足歩行ロボット"WL-16RII"の階段昇降の初公開"がロボスクエア(福岡)で行われました。
援竜・改の時は、殆どニュースになっていなかったので、あまり期待していなかったが、今回はITmediaがきっちりと動画つきで記事にしてくれました。多謝。
それよりも、援竜と合体させてもらいたいのは俺だけじゃないはず。
ITmedia ライフスタイル:人を乗せて階段昇り降り 2足歩行ロボ、実用化にまた一歩で、早速動画を見てみたが、ややぎこちない感じで階段を昇り降りしている。早稲田大学とテムザックの人が乗れる2足歩行ロボが、人を乗せたまま階段を昇った。人を乗せたまま階段を昇り降りできるロボットが公開されるのは世界初だという。
トヨタの"i-foot"に比べると、ずいぶんとコンパクトな作りになっています。
WL-16RIIは、直動アクチュエーターを並列に配置した「パラレルリンク機構」を採用したのが特徴。従来の2足歩行ロボの多くで採用されている、アクチュエーターを直列に配置した「シリアルリンク機構」よりもパワーと剛性が高い。しかし可動範囲が狭いため、階段昇降など大きな動きには不向きとされてきた。駆動系に関しては、2003年11月の発表時の記事が詳しい。
今回、足を振り出す方向に腰をねじり、パーツ同士がぶつからないようにすることでこの問題を解消。高さ20センチの階段昇降に成功した。階段の高さや幅などを検知するセンサーは搭載していないため、動きをあらかじめプログラムしておき、安全に昇降できるようにした。
テムザックの高本陽一社長は
「2010年までに、人を乗せるエンターテインメントビーグルとして売り出したい」と話し、活用例として、馬の代わりにロボットに乗って競技する「ロボットポロ」を挙げた。と述べていますが、、う〜ん。
「一般向けのエンターテインメントロボットとして普及し、価格が下がれば、障害者を支援するロボットも開発したい」(
それよりも、援竜と合体させてもらいたいのは俺だけじゃないはず。
印象に残ったのが、早大高西教授の言葉。
高西教授はヒューマノイド研究を続ける理由を「人間をよりよく理解し、人を支援する機器の開発に役立てるため」と説明する。早大の2足歩行ロボ研究室の隣では、義足の研究が行われているという。人間の歩き方の研究がヒューマノイド研究に生き、ヒューマノイド研究が人間用の義足研究に生きる。ヒューマノイドや二足歩行は役に立たないと言う議論がありますが、そんな事ないはず。
羨ましい事に、福岡市の山崎市長も登場した上、搭乗したとの事。
くそっ、こんな事なら、俺も先日の名古屋市長選に立候補するべきだった……
それにしても、ロボット特区福岡は、G.W.にロボワン開いたりして羨ましい限り。大阪といい、神戸といい、岐阜といい、ロボットにかける意気込みが凄いな。
それに引き換え、愛知は……orz
トヨタが頑張ればいいと言うのだろうか。。。
コメント一覧
baby touch さん
お久しぶりです,Robot.Mのbaby touchです.
そして万博ロボットウィーク中は2,3日学会に行くのを
除いてほとんど愛知に滞在することになりそうです(^^;,
ぜひ見にいらしてくださいませ.
昔の工場用ロボットがほとんど研究として完成されてしまった
今では特に,ロボットを研究することは人間を知ること,という
感じですね,ハードウェアとしてもソフトウェアとしても.
研究としては難しいところに来ているのかも・・・,ああ(^^;.
そしてやっぱり,福岡市長羨ましいです・・・.
ともぞー さん
ほんとお久しぶりです。
コメントしたい記事は幾つかあれど、なかなか時間がとれず・・・
今回のニュースこそコメントしようと思っていたのに先を越されてしまいました(^-^;;
これからのロボットは、生活空間との関わりがやはり重要になるのでしょうね。
また、人型ロボットを通じて、より人間についての理解が深まる、逆に人型でないと人間との共生に必要な"感覚"(のようなもの)をロボットが理解できないのかな・・・と曖昧に素人考えをしております。
ロボットウィークは夫婦+義父母+伯母+義兄と大所帯で参列します。
今から非常に楽しみ。唯一の心配は人が多過ぎてじっくり見れない事です。
市長はいいですな・・・・SimCityで鍛えて立候補しなきゃいけませんね
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