米地域ニュースサイト、人気ブロガーに報酬支払いへ:ニュース - CNET Japan
全米6000件あまりの地域ニュースサイトをネットワークに持つGetLocalNews.comは、広告収入を何千人にものぼるボランティアの記者と分け合う計画だ。
米国地域ニュースサイトGetLocalNews.com及び政治サイトAFreePress.comにおいて、市民ジャーナリスト(Citizen Journalist)に広告収入を分け合う事を発表。
詳しくは、GetLocalNewsの説明文を参照。
Citizen Journalism Information (機械翻訳)
Cnetの記事には、だが間もなく、利益を得る目的でブログを付ける人がたくさん現れるだろうと書かれているが、既にそんな人は結構いると思うのだが。
まあ、それはおいておいて、GetLocal.comのサイトをちょっとのぞいてみたが、Google Adsense及びバナー広告が表示されており、この広告収入をGetLocal.comと投稿者で半分づつ取り合うと言うことらしい。
GetLocal.comとしては、著作権を有している限り他の媒体で(多分、自分のブログ)で発表した記事なんかの投稿もOKよ、こっちはいっぱいトラフィックがあるよ、と言うアピールとそれに伴う利益によって、より多くの記事を集める狙いがあるのだろう。
他の"市民ニュース"はどうなのかな、と韓国発のOh!my News(international)とJanJanを調べてみた。Oh!My NewsはSQLエラーと言葉の壁で良く分からなかったが、JanJanは人気記事ランキングと編集委員レビューによるポイント制度で、ポイント数によってJanJanオリジナルグッズと交換と言う制度のようだ。
livedoorのパブリックジャーナリストもlivedoorポイントによる支払い。Cnetの記事にもあるように、ブログの隆盛によって、プロ/アマの区別と言うか境界が徐々にあいまいになってきているのは確か。また、営利企業として制約が多いプロよりも、アマの方が適している分野も多い。いわゆる"口コミ"系のサイト、グルメサイトや商品評価サイトへの投稿(Amazon.co.jpのレビュー)等、実際に利用/使用した人の観点から書かれた方がより有益な情報となる類いのネタはそうなっていくのだろう。また、そういう情報を集約するのにGetLocal.comの様に、ブロガーを誘導するための仕組みってのは今後必要になっていくのだろう。
ただ、気掛かりな点は、やはりお金が絡むと色々な不正が跋扈するのでは?と言う点。GetLocal.comでは自己クリックや組織的なクリックなんかはちゃんと監視して排除しますよ、なんて書かれているけど。
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