ネットエイジ、コンテンツマッチ型のRSS広告を開始 - CNET Japan コメントを見る
ネットエイジは、RSSを利用した広告配信サービス「RSSコンテンツマッチ広告」を開始する。ブラウザ形式のRSSリーダーに対応し、ブログなどから配信されるRSSフィードの内容と広告の内容をコンテンツマッチさせて表示する。
NetAgeGroup:プレスリリース(20050404)
 株式会社ネットエイジは、4月4日、RSSを利用した広告出稿/配信サービスである、「RSSコンテンツマッチ広告」を開始します。

 「RSSコンテンツマッチ広告」とは、RSSフィードを広告ネットワーク化し、精度の高いコンテンツマッチ広告を配信するサービスです。今まで広告挿入が不可能だったRSSフィードに、簡単に広告を出稿することが可能になります。

株式会社ネットエイジが「RSSコンテンツマッチ広告」を提供すると発表。ブラウザ形式のRSSリーダに対応し、RSSフィードに対応した広告が配信されると言う。最も一般的なコンテンツマッチ型広告"Google Adsense"がサイト全体を対象としているため、色んなジャンルが混在している場合に正確なコンテンツマッチが難しいが、フィード毎にコンテンツマッチを行うため、より関連性の高い広告を配信可能と言う。

ネットエイジのRSSコンテンツマッチ広告は、「(グーグルやオーバーチュアが提供している)従来のコンテンツマッチ広告よりもさらに踏み込んだものになる」と田中氏。例えばグーグルのAdSense広告の場合、コンテンツマッチはサイト全体を対象として行われるため、ひとつのブログサイトにグルメ記事や仕事の記事などが混在している場合、正確なコンテンツマッチを行うことは困難となる。これに対し同社のサービスは、「ひとつの記事やエントリーごとにコンテンツマッチを行うため、グルメの記事にはグルメ関連の広告、仕事の記事には仕事関連の広告といったように、関連性の高い広告を配信できる」(田中氏)という。
ネットエイジが手がけるブログポータル"Blognavi"に導入するほか、2005年12月までに50社以上のRSS配信サイトに同サービスを提供したいとしている。との事。

RSS広告例既に対応している、BlognaviトップページのRSSをBloglinesに登録してみた。
ちなみに、My Yahoo!のRSSリーダでは駄目だった。livedoor blogリーダではOK。Firefox+sageと言う環境では、コンテンツエリアに表示を許可した場合のみ表示される。他のコンテンツマッチ型広告と同様広告である事を明示してあるため、フィードと広告の境目が不明と言う事はなさそうだ。

ニュースを最初に読んだ際は、懐疑的に思えたのだが、実際に表示させてみると中々よさげ。まあ、どれだけ広告主及び配信サイトを集められるかによると思われるが。こう言った広告システムが確立すると、現在見出しのみの配信サイト(Cnet等)も概要を載せてくるのだろうなぁ。

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蛇足

ちょっと思った事。
  • 最初にこのシステムを採用するブログ提供業者はseesaaの様な気がする。
  • 年内に、livedoorameblo(サイバーエージェント)から同様のシステムが出てくる気がする。
  • ニュース配信サイトではCnetが一番早いような気もするが自信はない。

参項リンク

情報化社会の航海図:RSS広告市場とメディアインパクト