『セグウェイ』がロボットになって戦場へ | WIRED VISION コメントを見る
“世紀の大発明”とも言われ評判になった立ち乗り式電動スクーター『セグウェイHT』が米軍で兵器として採用されそうだ。米アプライド・パーセプション(API)社は16日(米国時間)、セグウェイHTをベースとする軍用の移動プラットフォームの開発で、米国防総省国防高等研究計画庁(DARPA)と契約したと発表した。兵士をサポートするロボットシステムの調査に着手する。
前々から"Segway HT"(セグウェイ・ヒューマン・トランスポーター)にセンサーやアームを取り付ければ(比較的安価に)実用性の高いロボットができるのでは?と思っており、トヨタのロボットのお披露目の際にもそう書いたのだが、当然素人の俺が考えるようなことはとっくに考えられていて、米国では2003年から研究されていたようだ。そして、このたび、 Applied Perception(アプライド・パーセプション)社は、セグウェイHTをベースとする軍用の移動プラットフォームの開発で、米国防総省国防高等研究計画庁(DARPA)と契約したと発表したそうだ。現在、同社のプレスリリースにその発表はない。

昨今の世界情勢の影響か、アメリカから聞こえてくるロボットが軍事関係が多いなぁ。

米国では、国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)が進める"Mobile Autonomous Robot Software (MARS)"のプラットフォームとして"Segway HT"を提供しているらしい。その名は"Segway Robotic Mobility Platform(RMP)"。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のCardeaカーネギー・メロン大学のCM-RMP: Robot Soccer Segway RMP's等等。

そして、その研究成果を元にするのかどうかは不明だが、カーネギー・メロン大学からスピンアウトして設立されたApplied Perception社によって、軍用プラットフォームへの活用が調査研究される。

世に出たとき、『都市生活を変える画期的な製品』と謳われたSegway HTは、都市より先に戦場を変えるのか?