Copernic Desktop Search
Copernic Desktop Search - The Search Engine for Your PC

Copernic Desktop Search(CDS)は、ここ最近次々リリースされるデスクトップ検索ソフトの中の一つだが、米Cnet.comのEditor's Choiceで、Google Desktop Search(GDS)を含む他社製品より高い評価を得て、選ばれた逸品。(自慢げなニュースリリース)

Copernicと聞くと、かつてあったメタ検索ソフトを思い出す人も多いのでは?いくつかのメーカーPCにもプリインストールされていたはず。と言うか、俺のPCにインストールされていた(速攻削除したが)。まだサイトは生きているが、2004年1月21日以来更新はされていないようだ(→ここ)。なお、copernic社は現在もその手の製品を開発し続けているようで、Copernic Agent ver.6がダウンロード可能だ(無料版と有料版がある)。

GDS以来、デスクトップ検索が気になる身としては、早速試してみた。試してみたのは最新版であるバージョン1.2。

使用感

Copernic Desktop Search

インターフェースはよく言えば標準的。悪く言うと凡庸。GDSの様にWEB検索と同一であったり、Blinkxの様に個性的であるわけではない。

機能も至って素直な作りで、オフィス文書、PDF、画像、動画、音楽などのファイルの他、outlookのメール及び添付ファイルの検索に対応。Firefoxの履歴検索にも対応している。 基本的に日本語も大丈夫。だが、一部ファイルは日本語検索が出来ていないかもしれない。そこまでの検証はしていない。 WEB検索の標準はallthewebで、これは日本語が通らない(alltheweb自体は日本語対応)。但し、ウィンドウ内で直接キーワードを打ち込めばOK。

インデックスの作成も、ユーザーの操作の邪魔にならないように設定可能であり、実際常駐させておいても特に気になることはない。このあたり、MSN Desktop Searchとは大違い。

なお、検索対象のファイルの拡張子は、ユーザーが追加可能。

感想

良くも悪くも標準的で平均的で素直なデスクトップ検索ソフト。今まで試した中で、現時点では日本語環境における実用度は一番と思える(JustSystemのConceptSearchは試していない)。普段使いのソフトとしてもお勧め。
但し、利用の際はセキュリティーの考慮も忘れずに。

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