SandiskとM-SYSTEMSが次世代USBメモリ開発で提携、活動を開始米Sandiskと米M-SYSTEMSは、次世代USBフラッシュメモリ用プラットフォームの開発で提携。昨年9月に共同で設立したU3社が公式に活動開始したことを発表した。また、これに対して、McAfee、CheckPointなど5社が対応を表明した。
Press Release: M-Systems and Sandisk Announce an Open Platform That Will Expand The USB Flash Drive Market Beyond Storage STORAGE併せて、Mozilla Foundation も対応を表明です。
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次世代USBフラッシュメモリーとはなんぞや?と言うことでimpressから引用すると
簡単にいうと、U3が開発する次世代USBフラッシュメモリは、セキュリティ機能を持ち、安全なアプリケーション実行を可能にする。また、PCとの接続時に自動的にU3対応アプリケーションを起動したり、USBフラッシュメモリに記録されたソフトウェアの起動を行なうためのU3 Launchpadといった機能も提供される。USBメモリの普及度は目を見張るものがあり、例えば現場でのデータのやり取りは殆どUSBメモリを介して行うのが日常です。CESでは4Gの製品も発表になるなど、容量では既にCD-RやMOを越えて、過去の遺物となったFDDの代替として根差しています。ただし、差別化と付加価値の追加に四苦八苦しているのも現実。ディズニーやガンダムと言ったキャラクタを使ったり、ELECOMの様なアプリとのセットにしてみたり。
これを使うことで、ユーザーは、受信メールやブックマークなどのアプリケーションデータや動作設定をUSBメモリに格納して持ち歩き、不特定多数が共有するようなパソコンでも、安全に、自身の環境を使ってアプリケーション実行ができるようになる
日本では、ELECOM(エレコム)からソースネクストのアプリケーション入りのUSBフラッシュメモリが発売されているほか、Linuxの一種である KNOPPIXがUSBメモリからブートできることが知られています。
ただ、OSの機能との兼ね合い、挿せばすぐに使える利便性がスポイルになる可能性も。 まあ、実製品が出てからの評価になると思いますが。期待大です。
Sandisk
U3
それに加え、U3では
現在のUSBメモリは、Windowsからは、フロッピーディスクなどと同じく単なるリムーバブルなメディアとして認識され、アプリケーションは、直接、ファイルにアクセスすることでデータを扱っている。データの安全性は、アプリケーション自身が保証しなければならない。と言う付加価値が加わるそうです。Mozillaで言えば、自信のBookmarkや拡張機能(エクステンション)やテーマ、受信トレイや設定をセキュアに持ち運べるようになるイメージでしょうか。 出先のPCでこっそりWEBにアクセスして、こっそりブログの更新とかしている俺には非常に有用なソリューションになりそうな感じ。
これに対してU3 Standardでは、APIを介して、データの格納と取り出しをサポートし、共有パソコンのようなセキュアではない環境下でも、安全なデータアクセスを可能にする。また、実行時には、自分自身を格納しているUSBフラッシュメモリの存在を必要とする。これにより「なりすまし」を利用してアプリーションから情報を引き出すことを防止できる。
イメージとしては、認証用USBドングルとUSBフラッシュメモリを一体にしたようなものだ。
ただ、OSの機能との兼ね合い、挿せばすぐに使える利便性がスポイルになる可能性も。 まあ、実製品が出てからの評価になると思いますが。期待大です。
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U3
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