ソニー、北米でのPSP発売時期について明言を避ける:ニュース - CNET Japanネバダ州ラスベガス発--PlayStation Portable(PSP)は数カ月以内に北米市場で必ず発売になる。
米国時間5日に開かれたConsumer Electronics Show(CES)での記者会見でソニー幹部が言及できたのはここまでだった。
ITmedia ライフスタイル:「PSP」は“iPodキラー”〜北米向けローンチイベントCESに合わせ、SCE米国法人(Sony Computer Entertainment America)は1月5日、PSPの北米向けローンチイベントを開催した。そのニュースであれこれ。SCE米国法人は1月5日、PSPの北米向けローンチイベントを開催した。北米での発売日や価格は発表されなかったものの、音楽配信やUMDビデオコンテンツに対する意気込みを感じさせるイベントになった。
北米では3月に発売されるという噂があるものの、SCEAの平井CEOは明言を避け、価格の発表もなかったとのこと。
で、CNETとITMediaに記事があったわけだが、そこに何とも不思議な対比が見れて面白い。ITmediaからの引用。
平井氏の口からは「PSPは“ニンテンドーDSキラー”ではない。われわれの製品は“iPodキラー”だ」との言葉も聞かれた。そしてSonyが欧米で展開している音楽配信サービス"Connect"からダウンロードした音楽をPSPで再生するデモを行ったことを紹介。
Cnetからの引用
同氏(SCEAの平井CEO)によると、PSPがAppleのiPodや任天堂のGame Boyシリーズなど、それぞれの分野で成功を収めた製品と競合することはないという。"PSPは21世紀のウォークマン"と言う自負に基づく発言。 なのだが、イベントに出席したElectronic Arts(EA)のエグゼクティブプロデューサーからはこんな発言も。
「PSPの登場により、携帯型のエンターテイメントはゲームだけではなくなる。そして、それができる会社はソニーだけだ」と同氏は述べ、さらに「PSPはポータブルエンターテイメントの世界を豹変させる」と付け加えた。
「どの分野でも、最も成功を収めている製品は、その特徴をはっきりと打ち出しているものだ。iPodなら、それが素晴らしい音楽プレイヤーであることがすぐにわかる。それと同じように、PSPも素晴らしいゲーム機だ。どちらも本来の目的以外でも使えるが、商品として成功するかどうかという点では、これらの機能は重要ではない」
ITMediaがPSPの"陽"に着目しているのに対し、Cnetは同時に"陰"の部分をも窺っているのでしょう(言語の違いや文化の違いもあるでしょうが)。
PSPは課題はあるものの、素晴らしいハードウェアだと思います。それ故、ゲームのみならず音楽や映像コンテンツの再生機としても大きな期待があるのでしょうが、まずはゲーム機としてプラットフォームを確立するのが先決ですからね。
CnetではUMDを利用した映像タイトルがまだ正式に発表されてないことが取り上げられていますが、まずはメモリースティック経由で勝手連的に盛り上がるのでは?オープンゲートのPDAシネマコンテンツなんかが先導する形で。
イーヅカワールド: PSP対応のシネマコンテンツCESではメモリースティックの動画再生(H.264)のデモが行われているそうです(但し、SCEIではなくSonyとして)。
また、音楽再生機としてみれば、PSPをiPod替わりにiTunesと同期するソフト"PSPsync"のβ版が12月25日より配布されているほか、デジオンがPSPを携帯音楽プレーヤにする音楽オーサリング・ソフトの開発を開始と言う発表もありました。
PSP Freaks: PSPとiTunes同期ソフト配布開始したよ
デジオン、PSP向けの音楽編集デジタルオーディオソフトの開発を表明 | BCNランキング
現在は販売台数でニンテンドーDSに水をあけられた状態ですが、製造体制が整えば、すぐに追撃可能でしょう。気になるのはMicorsoftとの関係ですが、これからの展開に期待です。
とここまで書いてなんですが、PSPはまだ未入手。先日、妻に"PSP欲しいよね"と言ったら"要りません"と冷たく言われましたから……orz
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