EU、マイクロソフトに対する制裁を支持:ニュース - CNET Japan コメントを見る
また同社は、欧州市場向けに、Media Playerを含まない特別版のWindows開発も引き続き行う。この製品はメーカー向けには1月、そして再販業者には2月までに提供される。Microsoftによると、特別版の価格は既存のWindowsと同じになるという。
MSに対する欧州委員会の是正命令は有効、第一審裁判所が判断 | エンタープライズ | マイコミジャーナル コメントを見る
欧州第一審裁判所のBo Vesterdorf判事は22日、米Microsoftが求めていた是正措置の執行延期請求を却下する判断を下した。これによりMicrosoftが、欧州委員会から命じられたMedia Playerを含まないバージョンのWindowsの提供、Windowsに対応するサーバソフトを構築するためのAPI公開などに応じる可能性が出てきた。
欧州第一審裁判所(European Court of First Instance)は、マイクロソフト(Microsoft)に対し、控訴中であっても、メディアプレーヤー(Windows Media Player以下WMP)非搭載のWindowsを出荷するとともに、関連する技術詳細を競合他社に公開するように命じた欧州委員会の3月の命令に従うようにとの判断を下した。これによって、マイクロソフトは1月から主要OEM向けにWMP非搭載の"特別版"Windowsを出荷するとともに、2月からはその他の顧客向けにも出荷を開始するとのこと。なお、"特別版"の価格は既存のWindowsと同様になるらしい。
 欧州委員会は3月、MicrosoftがOS市場における自社の独占的立場を利用し、メディアプレイヤーおよびワークグループサーバOS市場の操作を試みたとの裁定を下し、同社に対して、メディアプレイヤーを搭載しないWindowsを提供するとともに、技術の詳細をもっと競合各社に公開するよう命じていた。そして今回、これらの命令が施行されることになる。
その判決に対する、マイクロソフト(米)の声明文はこちら。一応機械翻訳(excite)はここ
Microsoft Statement on European Union Court of First Instance Order on Interim Measures: Although the Court ruled against Microsoft’s request for interim measures, the company is encouraged by a number of aspects of the Court’s discussion of the merits of the case. コメントを見る
Although the Court ruled against Microsoft’s request for interim measures, the company is encouraged by a number of aspects of the Court’s discussion of the merits of the case.

正直な話、俺には喜ばしいことです。出来うるならば、Outkook Express、Internet Explorも同様に非搭載にしてもらいたいところ。新しいWindows PCあるいはクリーンインストールしたWindowsに対し、まず最初に行うことは、不要な使用しないWindowsコンポーネントの削除だからです。せめて、最初のセットアップの段階で選択が可能になれば、俺は文句を言いません。それに、最初から入っていたとしても新しいWindowsが出るまでの間に、それらのコンポーネントはバージョンアップされているし。

CNETによれば
アナリストによると、消費者からもコンピュータメーカー各社からも、Media Player非搭載版Windowsを求める声はほとんど聞かれないという。しかし、今回の判断によって重要な判例が確立されることになり、それが最終的にはMicrosoftの今後の製品開発に影響を与える可能性がある。
とのことですが、俺は例外的存在ってことでしょうか?ヘビーユーザーには少なからずいると思うのですが。

マイクロソフトは、米司法省との訴訟も含め、"単一の"Windowsが消費者の利益に繋がると主張していましたが、現在そのマイクロソフト自身が"Media Center Edition"や"Tablet PC Edition"等のバージョンをリリースしている状態です。"お仕着せの"Windowsが不要なユーザー向けに、カスタマイズ可能なバージョンも出してもらいたいモノ。