フォトレポート:Macファンを主題にした書籍「The Cult of Mac」が大人気:ニュース - CNET JapanMacユーザーは良くも悪くも"信者"に例えられますが、その一端を紹介する本が人気だとか。
No Starch Pressは米国時間14日、「The Cult of Mac」(Leander Kahney著)という豪華本の初版1万部を完売し、さらに1万部を増刷中であることを明らかにした。
「The Cult of Mac」という本が、CNETに紹介されています。Amazon.co.jpで購入可能ですね。
で、自分は正直この手のMacユーザー観は好きではありません。確かに、熱狂的なMacユーザーは少なからずいると思いますが、そういうところばかり強調されると、ごく普通に製品の良さからMacを使用しているユーザーまでそういう目で見られかねませんから。
ただ、そういうことを理解した上で、さまざまなMac大好き人間(「Machead」)
を眺めるのは楽しいと思います。
こちらも併せてどうぞ。
カルト・オブ・マッキントッシュ(上) | WIRED VISION![]()
カルト・オブ・マッキントッシュ(下) | WIRED VISION![]()
ウンベルト・エーコ氏がこんなコトを言ってたそうです。
マックは「陽気で、親しげで、機嫌を取ってくれる。マックは忠実な信者に向かって一歩一歩進んでいかなくてはならないのだよと語りかける。そうすれば、天の王国ならぬ――自分たちの文書が印刷される瞬間に到達できるのだからと」1994年のことですから、今では異なると思いますが、なかなか面白い喩えだと思いました。
一方、ウィンドウズはプロテスタントだ。ウィンドウズは「困難な個人的決定を要求し、微妙な解釈学をユーザーに強要し、またすべての者が救済されるわけではないのを自明のことだとする。システムを作動させるためには自分でプログラムを解釈する必要がある。つまり、どんちゃん騒ぎをする奇怪なマック集団とは対極で、ユーザーは自らの内なる苦悩の孤独に閉じ込められるのだ」
![]() | The Cult of Mac Leander Kahney by G-Tools |
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