IBMのPC事業売却が正式決定--売却額は17.5億ドル:ニュース - CNET Japan コメントを見る
中国最大手のPCメーカーLenovo Groupは8日、IBMのPC事業を17億5000万ドルで買収すると発表した。この契約に基づき、LenovoはIBMのPC部門と共同で設立するジョイントベンチャーで過半数の株式を取得することになる。
IBM ニュース - Japan 2004-12-08 LenovoがIBMのパーソナル・コンピューター事業を買収 -グローバルなPC会社を設立
米IBM、PC事業をLenovoに売却 コメントを見る
リリースによれば、IBMは6億5千万ドルの現金と、6億ドル相当のLenovoの株式を受け取る。これにより、IBMはLenovoの株式の18.9%を所有し、第2位の株主となる。また、Lenovoは約5億ドルのIBMのPC事業の負債を引き継ぐ。これらの手続きは各方面の承認を得て、2005年第2四半期に終了する予定。
米IBMがPC事業から撤退、聯想に12億5,000万ドルで売却 | エンタープライズ | マイコミジャーナル コメントを見る
売却額は12億5,000万ドルで、中国企業による外国企業の事業の買収としては過去最大規模。聯想はIBMに代わって、パソコン販売台数で、Dell、Hewlett-Packard(HP)に次ぐ世界3位となる。
ITmediaニュース:IBMのPC事業、Lenovoへの売却が正式決定 コメントを見る
Wall Street Journal紙の予想に近い形で、IBM PC事業がLenovoに売却されることが正式に発表された。CEOには現IBM Personal Systems Groupのトップが就任する。
既報通り、IBMとLenovo Group(旧英名legend Group/聯想集団有限公司)との合意がまとまり、正式にIBMのPC事業は売却されると言う報道。ただし、IBMブランド、Thinkブランドは当面保持されるほか、IBMがLenovoの株式の18.9%を取得し、第二株主となるなど、完全にIBMがPCから離れるというわけではなさそうだ。その他、広範囲に協力関係をもつとIBMニュースには書かれている。
買収金額は現金、株、負債の引き受けをあわせ17.5億ドル。日本円にしておよそ1800億円程か?IBMとしては、メーカーとしての名は捨て、実を取った形なのか。今後の影響は推移を見ないと分からないが、少なくともすぐにThinkPadを買いに走る必要はなさそうだ。

ただ、長期的にはどうなるのかは全く見えない。1+1=2って風には行かないだろうな、と言うのは朧げに思う。競合他社(特にDell)はこれを機に攻勢を強めることは必至だし、社員の士気もどうなるか。この駄ブログにもIBMからのアクセスがあるぐらいだから、よほど情報に飢えていたのだろう(期待するようなネタがなくて申し訳なかった)。

NHKニュース10やWBSでも取り上げられていたが、発言はCEOや秋葉の店員、街ゆく人から。IBMの関連する社員の方は何を思っているのか。どう考えているのか。
聯想(lenovo)のCEOは若くて自信に溢れてみえた。今後、DellやHPと伍して戦えるのか注目していきたい(そしてThinkPadが現在の品質を保ったまま、俺が購入できるようになるかも。)