IBM、PC事業売却に向けて交渉を開始--米紙報道:ニュース - CNET Japan
The New York Timesによると、IBMはPC事業部門の売却に向けて、中国ナンバー1のPCメーカーであるLenovo(旧Legend)をはじめとする複数の企業と現在交渉を進めているという。売却金額は10億〜20億ドルの範囲になる模様。
データバックアップメモ - extended -: アンケート:IBMはPC事業を売るべきか?N.Y.Timesで報じられた、IBMがLenovo Group(旧英名legend Group/聯想集団有限公司)を含め、複数社にPC事業を売却する交渉を開始したニュース。
現在のIBMにとって、PC事業は既に傍流であり、よりサービスに注力するため、アナリスト(アンドリュー・ネフ氏とか)は撤退というか売却を勧めていたのだが、それが現実に動き始めたのか?
日用品と化したPCなんぞ、他社から調達して高付加価値事業(サーバだとか、CELLだとか、スパコンとかコンサルとか)に注力するというのは、戦略として一見正しそうだけどなんだかな。
ネフ氏は2001年7月のレポートで、BMはPC事業をDellもしくはCompaqに売却し,サービス事業を獲得すべきだ。と述べています。もはやCompaqはなく、きっとDELLはIBMのPC部門は不要ですから、その他の企業が候補になるのか。
ここは一つ、大穴に賭けてみよう。
でも、正直PC事業を売却するのはどうかな、と思う。赤字でお荷物と言うほど酷い状態ではなさそうだし、PCの中では、比較的高い顧客忠誠心、或いは"やっぱりThinkPadはいいよね"、と思わせるブランド力から、これを手放し、一般ユーザーと距離をとるのはもったいないと思うのだ。
俺は現在までIBM製のマシンはPS/2位しか利用したことがないのだが(しかも大学で)、部長の使っているThinkPadはほんまに羨ましい。価格競争は厳しいと思うのだが、PCの中にも上級者向け高級機的位置づけあってもいいと思う(NECマシンを使っているものの"幻想"かもしれないが)。
上記"データバックアップメモ"さんのところで、IBMのPC事業売却についてアンケートをとられています。ご意見ある方は是非リンク元のエントリを読んで参加して下さい。
コメント一覧
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントする