Windows XP SP1は最短4分で侵入・改竄〜米AvantgardeのPC放置実験 コメントを見る
PCをブロードバンドに接続して2週間放置したら、どのくらいの割合で侵入されたり改竄されるものなのか? USA Today紙の依頼により、米マーケティング会社のAvantgardeと、著名なコンピュータ犯罪者で現在はセキュリティコンサルタント業を営むKevin Mitnick氏の協力のもとで実験が行なわれた。
 購入時の状態(いわゆるデフォルト)で、接続したらどうなるか?と言う実験が行われました。
対象プラットフォームは、

  • Windows XP SP1
  • Windows XP SP1+ZoneAlarm 5.1
  • Windows XP SP2
  • Windows Small Business Server 2003
  • Linspire
  • MacOS X10.3.5

各プラットフォームをDSL経由で接続・・・ってことはDSLモデムに直結か?・・・して2週間放置。
で、このうちXP SP1は4分で侵入・改竄。SBSは8時間。
MacOS Xも13万8,647回の攻撃を受けたが、侵入・改竄は無し。
もっとも攻撃が少なかったのは、Linspire、ついでXP SP2と言う結果に。

米国では、DSLモデム直結ってのが標準的なのだろうか?まあ、それはさておき、世界との接続口には門番を置いておきましょうってことですね。
現在、攻撃対象としては魅力的でないMacOS Xもいずれは何らかの攻撃を受けることは十分予想されますし、Windowsは言わずもがな。