ライコス・ヨーロッパ、ハッカーによるサイト改ざんを否定:ニュース - CNET Japan昨日エントリーしたLycosの反スパムキャンペーンサイトの件ですが、現在サイトアクセスが出来ない状況です。インターネットポータルのLycos Europeは11月30日夜(現地時間)、「Make love not spam」ウェブサイトがハッカーに改ざんされたという噂を否定した。
配布されていたスクリーンセーバが機能停止し、キャンペーンサイトがクラックされたという報道がありましたが、Lycos Europeはアクセスが多かっただけと否定しました。
「これはでっち上げだ。われわれは間違いなくスパム業者に影響を与えており、目標を達成している。わが社のサーバーを調べても、攻撃されたことを示す記録は全くない。攻撃された証拠はどこにも見当たらない」とLycos EuropeのコミュニケーションサービスディレクターMalte Pollmannは述べている。その割には、現在もサイトはアクセス不能。スクリーンセーバも機能していません。この説明は却って疑問が大きくなります。
しかし、喝采を送り、十字軍(*1)に馳せ参じた人も多いと思うが、"毒をもって毒を制す"ともいえる、このスパムサイトへの直接攻撃という手法はやはり技術的法的倫理的に問題では?
*1皮肉です。
専門家の言葉を引用。
Lycosはスパムサイトの帯域幅を消費する際に、無実のユーザーの帯域幅にも影響を及ぼしてしまうおそれがあると、国際スパム対策組織SpamHaus ProjectのディレクターSteve Linfordは述べている。やはり、スクリーンセーバにはSETI@homeやFolding@homeを使うのがよろしいかと。
F-Secureは30日、「法的な問題が生じる可能性」があるとして、Lycosのキャンペーンには参加しないようユーザーに警告した。
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