ITmedia エンタープライズ:7分で分かる11月のBlog界 (1/2) コメントを見る
11月はBlogサービスの在り方を問う出来事があり、大きく揺れた。表面化したサービス提供側とユーザー側との温度差は、今後のBlogにどのような影響を与えるのだろうか。ほかにも安定化への取り組み、ツール整備などさまざまな動きがあった。
毎月Blog関係の出来事をまとめた、"7分で分かる〜”の11月版。こうやって一つのテーマを時間軸で追っていくまとめ記事と言うのはいいですね。(と先月もいったような気がする)
今月の話題は二本柱。

Livedoor規約問題とはてな実名住所登録騒動。

Livedoor規約問題

Livedoor規約は、(若干の留保付きで)Livedoorが規約を再改定して収束、はてなは利用者のパブリックコメントを募集した上、実名住所登録を破棄と言う結果に。
どちらもずいぶんと大騒ぎになっただけに、今後の利用者・提供者へのいい教訓になったと思う。
ちょうど、タイミング良くアメーバブログが規約を改定しましたとアナウンス。規約から「著作人格権」という言葉を削ったようだ(詳しくは、アメブロスタッフブログ参照して下さい)。同時にアフィリエイトも解禁か?Amazon.co.jpのWEBサービスにも対応したようだ。"blogの底辺"という名前が返上できるのか後で確認しよう。

今後は、blogを商用利用したいサービス提供側と利用者の緊張関係が続くのだろうか。嫌いな言葉だがWIN&WIN関係を構築できるblogサービスが望まれるなぁ(当たり前だ)。

新サービスの概要を見ると、自らシステムを構築して提供するのではなく、既存のシステムを利用する業者が増えてきたようだ。二次プロバイダのようなものか。地域密着型とか、特定層対象とか。今後はこういうサービスが増えるのだろうな。

相変わらず各サービスは綱渡りの運営のようで、多くのサービスが、障害・システムが重い等の事象を発生させているようだ。livedoorやseesaaだけじゃないのね。blogってシステム負荷が高いのだなぁと。使用しているblogが重いから、と他のサービスに移り、そこが重くなるとまた移る。というようなサービス渡り鳥は結局のところあまり意味がないのではないのかなと思ってみたり。

今後はSPAM対策が話題になるんだろうな、というほのかな予感。