日本SGI、「空間ロボットRoomRender」を開発コンセプト自体は昔から繰り返し提唱されているものなので目新しさはないけど、これを企業が取り組みソリューションとして売り出す、と言う点において興味をそそられる。日本SGI株式会社は、人間の音声や感情などによってIT機器や家電、什器などを自在に操作できる「空間ロボットRoomRender」を開発したと発表し、東京・恵比寿の日本SGI社内会議室に設置されたデモ環境の記者公開を行なった。そこで「形のないロボット」において重要なものはインターフェイスであり、次世代インターフェイスとしての音声に着目した。同社では音声認識ではなく、まず感情認識をキーポイントに開発を進めている。その具体化の第一歩が、「空間ロボットRoomRender」だという。
話だけ聞くと、昔々聞いたビル・ゲイツの豪邸内のシステムのよう。ゲイツ邸は億単位のお金(米ドル)がかかったそうだけど、それが数百万でできるようになったとは。俺も一つ申しこ・・・めません。
個人的な要望だと、室温・湿度を一定に保ったり、侵入者に気を使いつつ窓を開け閉めして定期的に空気の入れ替えをしたり、暗くなったらカーテンを閉めたり、外光に応じて灯の輝度を調整するようなのが欲しいなあ、と。あ、あと植木の水やり。
にしてもSegwayの代理店になったり、マネキンロボット"Palette"の量産を始めたりと、SGIはすっかりロボット企業ですね。関連エントリー
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