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『大人の科学マガジンVol.30 テオ・ヤンセンのミニビースト』がAmazon.co.jpで予約できるようになっていた

1月に発売される『大人の科学マガジン Vol.30 テオ・ヤンセンのミニビースト』がAmazon.co.jpで予約できるようになっていたのでメモが替わりに。

Vol.30 テオ・ヤンセンのミニビースト | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net コメントを見る コメントを見る

『ヤフー・トピックスの作り方』と『ヤフートピックスを狙え』

stars 日本でもっとも影響力のあるニュースサイトの内側

日本でもっとも影響力のあるサイトの一つ、Yahoo!トピックスの編集者によるYahoo!トピックスの作られ方について手堅くまとめた一冊。
編集部の一日の流れや、何故トピックス(見出し)は13文字なのか、何故!を使ったり、煽りや騙しの技法を使わないのか、トピックスが偏らない為にどのような工夫が試行錯誤の上に積み上げられてきたのかが分り易く且つ明晰に書かれている。
本書に通底しているのは筆者奥村氏のフィロソフィーというか、信念というか一種の『メディアとしての責任感』 これをもっとも感じるのは第三章と第四章。
第三章では読まれるニュースと、報道価値のあるニュースの間にある葛藤とメディアとしての責任を、第四章ではTechCrunchのジャンクフードコンテンツ論等をを引き合いに出しながら、ニュースとは何か真摯に向き合っている。
逆に、最後の『トピックスに載るニュース、載らないニュース』はとてもあっさりしている。これは『ヤフートピックスを狙え』に譲ると言うことか。
ただ、最後まで読み終えても一度も出てこないのが、トピックスエディター制度。この制度はどのような意図で作られ、どのように機能しているのかにも触れてもらいたかった。また、直接トピックスとは関係ないが、ヤフーニュースのコメントシステムについてどのように考えているかも知りたいと思った。

hReview by tomozo , 2010/05/11


stars Yahoo!トピックスに取り上げられるための方法論

本書は『Yahoo!トピックスの作り方』とは逆に、ニュース提供者の視点から、どのようなニュースがトピックスに取り上げられるか整理整頓したものとなっている。第一章、第二章ではヤフー奥村氏(すなわちトピックスの作り方著者)のコメントを多数引いており、内容的にも被る部分が多い。両方購入したなら飛ばしてもいいかも。ただし、ヤフーに『酒井法子氏』が在籍することを知ったのは収穫かも
それ以降は豊富な実例をもとに取り上げられやすいニュースを分類整理するとともに、どのようなアピールが効果的なのか実践的なことが多数書かれている。PRに関心がある人には非常に役に立つのではないか。

hReview by tomozo , 2010/05/11

両書を通じて、特に解説も無しにtwitterとか書かれていてそういう時代に入ったのだなあ、と言う感慨を抱いた。
また、両書は補完する無いようになっているものの、興味の持ち方によってどちらが面白く読めるか決まってくるのではないか。たとえば、俺はマーケティングとかと無縁の一般人のため、純粋に読者として知りたい事項が多い『ヤフートピックスの作り方』の方が面白く読めた。
最後に内容とは関係ないが、帯のセンスは圧倒的に『ヤフー・トピックスの作り方』が良いと思ったので機会があれば書店で手に取って比べてもらいたいなあ、と思った。

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