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SPAM

livedoor clipの人気エントリーの67%はボット

見出しはタイトルです。
一時からlivedoor clipの人気エントリーのクリップ数が増えたなあ、と思ってチェックしたらそのほとんどがBotもしくはBot並の知的生命体によるものである事が確認されました。

その手口は

  • Bot(もしくはBot並の知的生命体)により複数のエントリーをクリップ
  • 併せて宣伝サイトをクリップ。
これだけです。単純ですね。


おやおや、ちょっと待ってくれ、livedoor clipはnofollowを導入してスパム対策したんじゃなかったけ?

livedoor クリップ開発日誌 : nofollow属性を導入し、スパム対策を行いました - livedoor Blog(ブログ) コメントを見る
[スパム業者さま江]

livedoor クリップでは、2007年9月20日より、クリップされたページへのリンクに「nofollow属性」を導入しました。
これにより、livedoor クリップにページを登録して被リンクをかせぎ、PageRankをあげてGoogleなどの検索エンジンで上位に表示させようという試みが無効化されます。

なお、nofollow属性の導入のほかにも、今後さまざまな対策を行ってまいりますので、ブックマークスパム業者さまにおかれましては、今後のスパム行為の有効性の見直しをあらためてお願いしたく存じます。
既に気がついている人は気がついていると思いますが、この対策の場合livedoor clipのページ自体は検索エンジンに拾われる事になります。
そしてスパマーはそこに目を付けました…!

livedoor clipにはレコメンド機能が追加され、ページ詳細ページには"このページをクリップしている人は、こんなページもクリップしています"が表示されます。
そこに表示されることを狙っていたんですよ…!

結構前から気がついていて1週間の人気クリップのうち実際どれだけボットか調べて発表しようとしたのですが、その間livedoor clipがはてなブックマーク並みに不安定で調査できずにいたところ、運営側も気がついて対処がされたようです。(その為、過去の人気エントリーが結構変っていたりする。また、clip数と実際の数値にずれが生じていたり)

因みに、Buzzurlにも同じ業者とおぼしきブックマークがありましたが、Buzzurlでは人気エントリーに表示されてはいませんでした。

livedoor clipの人気エントリー入りすることにどれぐらい効果があるかは、このブログが人気エントリー八分されているので分かりませんが、現在も同様の手口を繰り返す人が絶えないのは,きっとinfotop辺りでその手法が書かれた情報商材が売られているからかもしれません。尤も、単純にクリップを積み重ねるスパムがまだ存在することから、livedoorのスパム耐性が低下しているだけかもしれませんが。

スパム対策というのは賽の河原で石を積み上げるような果てしない茨の道ですが、はてなブックマークを追い越すその日まで頑張ってもらいたいものです。

あと、続きを読む以降に、スパム行為をしているクリップの氷山の一角を羅列しておきます。

関連エントリー

Future is mild : livedoor clip人気ページからSPAMが消えた! コメントを見る
Future is mild : これはひどいlivedoor clip人気ページ コメントを見る
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MicroADが情報商材を募集している件

MicroADと言えば、サイバーエージェントグループのコンテンツマッチ広告配信システムですが、そこがなんと情報商材の出稿を宣伝していました。 MicroAD × 情報商材
情報商材と言えば、ウェブを汚す元凶として多くのインターネッターから蛇蝎の如く嫌われているというのにサイバーエージェントにはどのような目論見があってこのような募集をかけているのでしょうか…?

思い起こせば情報商材はかつてYahoo!オークションで跳梁し、Yahoo!はオークションに「その他→情報」と言うカテゴリーを設けることによって隔離封鎖する処置をとりました。

情報 < その他 - Yahoo!オークション コメントを見る

現在は、Google AdSenseとスパム行為によって拡散しているという状況です。また、幾つかのネットサービスが情報商材の広告を展開していますが…まぐまぐ!とかネットマイルとか。 なお、グーグルが情報商材の跳梁跋扈を許しているのは悪に染まったからではなく単純に無能だからです。ここはきっちり擁護しておきたい。

情報商材を取り扱うようになったネット起業は衰亡に向かうというのが俺の経験則ですが、サイバーエージェント社にはどのような腹づもりで情報商材の広告を募集しているのか…?
もしかしたらサイバーエージェント社は自らが毒を吸収してウェブを浄化すると言う遂行な目的を秘めているのかもしれません。

その日が来るまでMicroADを非表示にして待ちたいと思います。

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Future is mild : "mixyで月収93万円稼ぐ"と表示されたのを見てAdSenseをフィルタすることに決めた コメントを見る

newsingのスパマーを見破る方法

newsingでマイページ機能が強化されたり、CEO上原仁氏が積極的に投稿する等色々改良されてはいるものの、いっこうに減らないのが宣伝目的にPickupするユーザー。

セルフピックユーザーを見破るポイントを解説します。

  • サイト名とユーザー名が同一だ(これは確実)
  • ピックアップしたサイトが一つ
  • マイページに自己紹介、登録画像がない
  • ピックアップしたサイトが全て同一もしくは2,3に限られている
  • 最初にコメントしているのがピッカーだ(しかも中身はない)
  • ピックアップしているのが変なアルファベットの組み合わせのFc2 blogもしくはseesaa blog
  • ピックアップしたサイト名を消している
上記のうち、3つに当てはまれば概ねスパムでしょう。

具体例を挙げます。

mxsvdwtj さんのマイページ - newsing(ニューシング)
このユーザーはピックアップしているのがほとんど2ちゃんねる まとめる君2ちゃんねる ニュースクオリティで占められています。また、まとめる君の方は、はてなブックマーク及びBuzzurlでもスパム行為を行っています。

もう少し高度なのは arata1121さんhitsuji511さん。同一サイトを二人で取り上げ交互にコメントしています。

ペア・プログラミングならぬペア・スパミングですね。これから流行ると思います。

微妙なのがmasterblasterさんzzappiさん
masterblasterさんは自分のブログを堂々とプロフィールに載せていることから、単純に規約をご存じないだけかもしれません。また、zzappiさんは上原社長がお気に入りに入れていることから、提携サイトもしくはセルフピックアップ許可ユーザーなのかもしれません。

俺は必ずしもセルフピックアップを否定するものではありませんが、上記のようなユーザーを見ると、ばか正直にセルフピックアップの許可を申請し、その後規約に基づき投稿しているfuwarinz氏が少々かわいそうに思えます。
例えばnowaの様に市場システムで規制するなり、PRは有料にする等なんらかのシステム的な処置によりnewsingと宣伝したいユーザーが共に利益を得るような仕組みになればな、と思っています。

これは全くの蛇足ですが、Safariではまともに動かないのは直す気無いんでしょうか。

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Future is mild:newsing記事のピックアップポリシーの制定

Saafブックマークのスパム

ネットエイジが運営するSaafブックマークにもスパマーが来襲していた。
人気のブックマーク一覧|Saaf
Saafブックマーク人気のブックマーク 怪しいユーザーはnhfsdjpsdfjhsdefg他35ユーザー。いずれも
  • ユーザーIDが意味を持たない英数字の組み合わせ
  • ユーザーアイコンやプロフィールが空欄
と言う特徴を兼ね備え、同じエントリーをブックマークしている。活動期間は4月27日から5月11日までだった模様。該当期間にトップページにどの様に表示されていたか不明だが、現在も"人気のブックマーク"には表示されたままだ。

ソーシャルなんたらも認知が高まるにつれてこう言った問題が不可避となって行くのだなあ。

にしてもSaafブックマークはリンク先URLが明示されていないのが困る。

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Future is mild:これはひどいlivedoor clip人気ページ
Future is mild:livedoor clip人気ページからSPAMが消えた!

アフィリエイト目的の自動生成ブログが増えてきた

最近増えましたね、こういうサイトと言うかブログ。このブログにも定期的にトラックバックを飛ばしてきます。
CNET Japan Blog - 渡辺隆広のサーチエンジン情報館:コンテンツ連動広告で稼ぐ人々(1) - MFAサイトとは? コメントを見る
MFAとは、Googleアドセンス広告(あるいは、その他コンテンツに連動するクリック課金方広告)で稼ぐこと「のみ」を目的に開設されたサイトを指します。
CNET Japan Blog - 渡辺隆広のサーチエンジン情報館:コンテンツ連動広告で稼ぐ人々 (2) - コンテンツ自動生成 コメントを見る
コンテンツ連動広告以外に価値のない情報を掲載する、あるいは広告以外にクリックする余地がないページを用意して、そこにユーザを誘導する手法ですが、ブログやRSSフィードといった新しい技術を使うことで、無価値のコンテンツを毎日、延々と自動生成させている人々もいます。
最近目に付くのは他のブログへのリンクと引用だけでエントリーを仕上げてトラックバックを打ってくるサイト。リンクを張るのは、最近リンク無しトラックバックを拒否するブログが増えたからでしょうか。多数のブログにTBを打つのは恐らくバックリンクを増やしてSEOを有利に働かせようと言う計算でしょう。自動か手動かは不明ですが、両者が混在している印象です。

CCライセンスでブログを公開している以上、コンテンツの二次利用に文句は言いませんし、またブログを集積する事によって一種の"まとめサイト"として機能する事も否定しません。例えば、ブログ・ヘッドラインなんかは明示的にそのようにコンテンツを作成しています。しかし、お金もうけの踏み台にされるのは勘弁な。

そう言えば、過去にSeesaa blogを利用したFake blog問題なんてのもありましたね。
ARTIFACT ―人工事実― : ロボットによる自動生成のspam/fake blogが急増中 コメントを見る
fake blogって他人事だと思ってた コメントを見る

livedoor clip人気ページ入りするとどれだけPVがあるのか

先日livedoor clipについて書いたエントリーがおかげさまで9clipされ、見事人気ページ入りを果たしました。
livedoor クリップ - Future is mild:livedoor clip人気ページからSPAMが消えた!
はてなブックマークで注目エントリーになった際のPVについてはさんざん報告を見たのですが、livedoor clipについては見たことがないので調べてみました。
livedoor clip!人気ページによるPV
上記エントリーの10/28〜11/4の一週間のPVです。ちなみに Google Analytics調べです。
あれ…!?おかしいな……!なんか妙にPVが少ないぞ…!?あ!なんだそうかあああ!俺がSPAMでした!!!いつのまにかぁぁぁぁ!!

と言うわけで、どうやら人気ページから消えてしまったようで、あまり参考になりませんでした。

最近になってまたSPAMっぽいのが増えてきていますがSPAMウォッチャーも出てきているようですね。
ryouki7000のクリップ / spamclip - livedoor クリップ
こういうサービスって、やはり人気ページとかが足がかりになると思うんだけど、そこにSPAM(っぽい)サイトが多いと、負のフィードバックが働きそうな気がする。livedoor clipは結構いいサービスだと思うのでもっと流行って欲しいと思っているだけに心配している。今や一大勢力となったDiggですら不正行為の対応に四苦八苦しているし。そう言えば、今は無きKaiba.jpと言うソーシャルブックマークサービスでは、新着エントリーに延々とえログが並んでいたっけ。

あと、"続きを読む"以降でここ最近のSPAM(っぽい)クリップをまとめてみました。

関連エントリー

Future is mild:これはひどいlivedoor clip人気ページ
Future is mild:livedoor clip人気ページからSPAMが消えた!

続きを読む

livedoor clip人気ページからSPAMが消えた!

先日書いた"これはひどいlivedoor clip人気ページ"ですが、livedoorのスタッフが早速対応したようで翌日から人気ページにSPAM(っぽい)サイトは表示されなくなりました。

どういう仕組みで弾いているかはよく分かりませんが、以後、SPAM(っぽい)サイトが閾値を超えても表示されていないことから何らかの対策を取られたことが分かります。

特にアナウンスもないのですが、ライブドアの金子健介氏clipしていたので確かだと思います。

って言うか、自慢してもいいぐらいの対応だと思うのだけど。

対応に心から感謝します。ありがとうございました。

関連エントリー

これはひどいlivedoor clip人気ページ

"mixyで月収93万円稼ぐ"と表示されたのを見てAdSenseをフィルタすることに決めた

最近Google AdSenseの広告に"詐欺じゃないか、これ?"と言うものが増えてきたような気がする。

簡単に儲かるとか、初心者でも1週間でうん万円とか言う広告を見ると激しく萎える。自分のブログの広告にも"mixyで月収93万円稼ぐ"と表示されたのを見てフィルタすることに決めた。

とりあえずフィルタしたのは以下のドメイン
  • homepage2.nifty.com/asahi99/
  • info-factory.jp
  • ininin.info
  • kazu.boy.jp
  • netbiz.joh-hoh.com
  • soho.fool.jp

こういったサイトの情報を蓄積しているところないかなあ。

AdWords広告というのは少額でもはじめられるいいサービスだとは思うけど、全て機械的に処理しているために、こういう脇の甘さが目立つ。

これはひどいlivedoor clip人気ページ

なにやらはてな界隈ではセルフブックマーク疑惑が持ち上がっているようですが、livedoor clipではそんなのをものともしない惨状が。

惨状は10月17日から始まり、現在ではやや収束の状況を見せている。
以下、俺の主観では[これはひどい]人気ページです。

livedoor クリップ - ★★お金儲けノウハウを実際に試してみました。 - ■■目指せ!月収30万超の副業■■
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livedoor クリップ - So-net blog:ブレイク直前:驚異!運動しない私が1ヶ月で10キロやせた秘密〜あ..
livedoor クリップ - 主婦、OLの夢を叶える!ネットショップの作り方「輸入雑貨ネットショップ開業法」|この方法を知ったときは、私も驚きました。!
livedoor クリップ - ▽現役キックボクシング世界チャンピオンの土屋ジョーが教えるダイエット最強マニュ
livedoor クリップ - 【東大合格の極意】<実践版> 人生を有意義にすごそう!/ウェブリブログ
livedoor クリップ - ★*☆Webを貯金箱にする方法ってあるのかな?☆*★
livedoor クリップ - インフォトップってなにかな?
livedoor クリップ - 〇▽株でラクして儲けたいならこれしかない!出力&ファイリングバージョン
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livedoor クリップ - 2006年10月18日の人気ページ一覧
多すぎて個別抽出あきらめた。
livedoor クリップ - 2006年10月17日の人気ページ一覧
ひどすぎて個別抽出あきらめた。

怪しいクリッパー

俺が怪しいと思っているのは以下の人たち。 まあ、偶然似たようなidを取得してしまって、たまたま同じサイトをクリップしちゃったのかもしれませんね。

livedoorはどのような対策を取るんでしょうか。それとも放置かな。

関連エントリー

Future is mild : ソーシャルブックマーク"livedoor clip" コメントを見る
Future is mild : livedoor clip人気ページからSPAMが消えた! コメントを見る

日本のサイトにおける"nofollow"属性導入状況

次の記事に興味を引かれ、日本のサイトでトラックバックを受け付けているもののうち、どれほど"nofollow"タグが利用されているか調査してみました。
CNET Japan Blog - 渡辺隆広のサーチエンジン情報館:「PageRank購入」の標的となったW3Cとその結末 コメントを見る
ただし、現実にこうした nofollow タグをわざわざつけてくれるサイトというのは少数派であり、むしろ新たな収益源を獲得するために積極的に(検索エンジン対策用に)リンクを販売しているサイトのほうが増加傾向にあります。
調査結果は以下の通り。

トラックバックを受け付けている商用サイト

サイトnofollow
CNET/ZDNET
ITmedia Biz.ID
News2u
iza!
J-Cast
BK1
livedoor
domonet
iMiリサーチ
goo
excite
明治製菓
Weban
BlogPeople

ブログサービス提供事業者のnofollw対応

サービスnofollow
goo
livedoor
Ameba
FC2
楽天
Jugem
Seesaa
ココログ
Yahoo!
はてな

Movable TypeやそのASP版であるTYPE PADのOEMを利用している業者においては導入が進んでいるものの、ほとんどのサイトで未導入であることが分かりました。特にがっかり感が強いのはGooです。

Gooは先日ブログを除外した検索をオプションとして提供しはじめました。その時俺は
コンテンツの重要性を判断してこその検索結果であるべきであり、物凄く大ざっぱな対応だなあ、と思います。
と結びに書いたのですが、まさかnofollow属性も利用せず、こういった施策をとるとは意外でした。

最近は、トラックバックを利用して集客するサイトが増えましたが、同時にくそみたいな内容で平気でトラックバックをとばすサイトも増えました。また、このブログにもたまに来ますが、自動でリンクを作成してTBをまき散らすスプログも耐えません。

ブログサービス提供業者及びトラックバック受付サイト各位におかれましては粛々とnofollow属性の導入を行われることをお願いします。

Googleで検索して"Future is…"なんて文字列を見てがっかりさせるのは忍びないので。

関連エントリー

gooウェブ検索に“ブログは除外”機能

あれはどうなったんだろう

あれはどうなったんだろう

スパムは無くなる発言

ビル・ゲイツ、「魔法のスパム解決法」を語る - CNET Japan コメントを見る
Gatesは、スイスのダボスで開催されたWorld Economic Forumでの講演で、出席者に対して、2006年までにスパム問題を解決できると述べた。同氏は、巧妙な技術的手段を使えば、スパム業者の懐にダメージを与えられると付け加えた。
2006年上期が終わった現在SPAMが消え去った気配はない。
関連エントリー
米Symantec、「スパムはあと2、3年でなくなる」

Google Desktop、Mac OSに対応へ

元記事が掲載期間を過ぎてしまったので。
Google Desktop Search MacOS X対応へ
 シュミット氏は、Mac OSとWindowsには根本的な違いがあるため、基礎部分から書き直す必要があるとして、Google DesktopのMac版について時期は公表しなかった。
まあGoogle EarthやGmail Notifier for Mac OS Xはリリースされたからいいんだけど。

Blinkx Desktop 日本語版

Japan.internet.com Webビジネス - デスクトップ検索の blinkx、日本語版提供でサムライワークスと提携 コメントを見る
サムライワークス株式会社は2005年6月8日、米国 blinkx 社と、日本語に対応したデスクトップ検索ツール「blinkx3.0 日本語対応版」の業務提携に関する契約を締結した。
11月に延期された後、音沙汰なし。と言うか提供予定の"MySkin.jp"まで消えた。
関連エントリー
Blinkx Desktop 日本上陸

iPod My Photo日本語版

Japan.internet.com Webビジネス - 写真を iPod の広告風に、「iPod My Photo」日本語版がスタート コメントを見る
株式会社ナニカは2005年5月23日、写真を iPod の広告風に加工するサービス「iPod My Photo」とライセンス契約を締結し、日本語版サービス「iPod マイフォト」を開始した。
一年持たなかったらしい。

関連エントリー

iPod My Photo日本語版

Google AdSense for Feeds

グーグル、RSS広告の配信をスタート - CNET Japan コメントを見る
Googleは、さまざまなウェブサイトが配信するニュースフィード用の広告を販売し始めた。同社はこの試みを通じて、現在発展途中の新たな市場で首位に立つことをねらっている。
1年以上過ぎたけど相変わらず米国限定のベータのようです。先日戯れに申し込みをしてみましたが、即答でこんなメールが届きました。
Thank you for your interest in AdSense for feeds.

Unfortunately, we're unable to accept your application for the program at this time. Because AdSense for feeds is currently in beta, we're unable to accept all applicants into the program. If we're able to extend our service to you in the future, we'll be sure to let you know.

関連エントリー

RSS広告あれこれ

トラックバックは宣伝の為のツールではない

livedoor blogの新たなトラックバックスパムが波紋を呼んでいるようです。
livedoor Blog 開発日誌 : トラックバックスパム防止機能の導入につきまして - livedoor Blog(ブログ) コメントを見る
現在利用されているブログの管理ページ内「ブログの設定/管理」タブ内に「参照リンクの無いトラックバックを許可する」という項目が加わります。
導入後はトラックバックする際の投稿内に、トラックバック先ブログのURLを含める必要があります。この制限により無差別なトラックバックスパム送信を防ぎます。
この件に関しては予告が先行し、それについて憶測で「リンクが無いトラックバックが送れなくなる!」と言う誤解が発生したようです。常識的に考えて、スパム対策なら受信側の設定になると思うのですが。
結論としては、トラックバックを受ける側の設定による、と言う事で、言及のないトラックバックを送信する人も一安心・・・・しているようですが。

ここでちょっとライブドアのトラックバックに関する説明を見てみましょう。

ブログ 用語 ト livedoor ヘルプ
ある特定の記事に自分の記事へのリンクを作成する機能。
これを使うことにより、「この話題と関連する記事を書きましたよ」というお知らせができます。また、トラックバックされるブログの作者や読者にとっては、この記事がどれだけ反響を呼んだのかがわかる人気のバロメーターにもなります。
ただし、トラックバックを送る記事へのリンクがないものや、記事に無関連な場合などは、いたずら(トラックバックスパム)とみなされてしまうこともありますので、使い方やマナーには十分注意しましょう。
以前、各ブログ提供業者のトラックバックの説明を一通り調べた時、"積極的なトラックバックはアクセスアップに繋がる"とかいてある業者がちらほらあって苦笑したものだが、今見直したらほぼ同様の記述に変っているようだ。
言うまでも無いが、トラックバックは宣伝の為のツールではない。 上手く使えば有用なツールだが、濫用すれば嫌がられる。無闇矢鱈送るのではなく、戦略的に使用しましょうよ、と。まあ、俺自身、1年以上前に色々使い方に悩んだもの。

ただ、トラックバックをコミュニケーションのツールとして使用している人もいる。何らかのテーマを元にした、コミュニティを形成しているような人達。そういう人達には今回の対策はやはり"改悪"と認識されてしまうようだ。

これに関しては、俺は"BlogPeople トラックバック・ピープル"の様なトラックバックセンターを利用した方が良い、と考える。そもそもライブドアの仕様では、一度に送信できるトラックバック数は5までとなっている。それならば、繰り返し多数のブログにトラックバックを送信するよりも、一つに集約した方がいいだろう。また、その集約されたエントリーをサイドバーに表示したりする使い方も可能だ。

他にも同意見があるので参照される事をお勧めする。
感想系ブロガーは、トラックバックセンターを使え コメントを見る
ただ、トラックバックを送信する前に、もっと考える事があるのでは、と思う。
例えば、今回の対策で不満の声を上げ、やじうまウォッチに取り上げられたこちらのブログでは、FirefoxでもSafariでもレイアウトが崩れてまともに読む事が出来ない。より多くの人に読んでもらいたいならば、Windows版のIE以外のブラウザでもまともに表示されるようにするべきだろう。

また、"はてなブックマーク"に対応するのもいいと思う。俺自身、先日はてなブックマークへのリンクを設置した。はてなブックマークは現在日本でもっとも利用者の多いソーシャルブックマークだし、ユーザーによってはそのブックマーク自体が100人以上のお気に入りに入っており、波状アクセスが期待される。

まあ、中身が無ければスルーされるだけでしょうが。

あと、ライブドアにお願いです。
言及リンクが無いトラックバックを拒否する場合、その旨を明示するような仕様にして頂けませんか?

しかし、スパム対策を告知する開発日記にトラックバックスパムが多々ある云うのは皮肉と云うしかない。

【1/8追記】

FirefoxでもSafariでもレイアウトが崩れてまともに読む事が出来ない。より多くの人に読んでもらいたいならば、Windows版のIE以外のブラウザでもまともに表示されるようにするべきだろう。
等と偉そうに書いておいて、自分のブログがWindows IEで表示がおかしかった。お恥ずかしい限り。

Lycos Europe SPAMサイトへの直接攻撃中止

ライコス・ヨーロッパ、スクリーンセーバーを使った反スパム運動を中止:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Lycos Europeによるスパマー対策の試みが終了した。何千台ものPCから送りつけたリクエストで、スパマーの運営するウェブサイトを攻撃するというこの試みは、大きな論争を巻き起こしていた。
japan.internet.com Webテクノロジー - 仕返しが仕返しを呼ぶ Lycos Europe のスパム対抗ツール コメントを見る
Lycos Europe が先日開始したスパム対抗策は大きな議論を呼び、キャンペーンサイトも度々アクセスできなくなるという、多難な1週間が過ぎた。一部の障害発生の原因は、同社が DDoS (分散サービス不能化) 攻撃の標的にしたスパムサイトからの応戦だった可能性がある。
今更感があるのだけど、CNETに記事があったので、補足のつもりでちょっと。
米国時間3日にLycosEuropeはDDoS攻撃スクリーンセーバーの機能を停止。その際の声名。
 Lycos Europeは「『Make love not spam』運動に対する反響の大きさに驚いた」と述べ、さらに次のように続けた。「我々はこの運動を通じて、スパムに対する議論を活性化し、スパムによって引き起こされる深刻な経済的・社会的問題への認識を促そうと考えた。そしてついにその目的が達成されたので、運動を中止することにした。」
翻訳すると、「売名目的で安易な正義を掲げ、一般ユーザーを煽ったが、苦情としっぺ返しの結果、うまく機能しなくなった」と言うことですな。
Japan.internet.comの記事によると、一部バックボーン提供会社は、Lycosのキャンペーンサイトへの接続を遮断。攻撃対象サイトの少なくとも一つは、リクエストをLycosのサイトにリダイレクトしてたとのこと。
まさしく、人を呪わば穴二つ、ですな。

より巧妙化するスパムブログ

【12/8修正】

※最初に書いた時、時間がなかったのといらいらしていたため、内容と見出しにおかしいところがありましたので修正しました。また、問い合わせ先の回答によって修正します。
フィッシングの新手口が出現--グーグルなどの検索ユーザーを狙う:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Googleやその他の検索エンジンを使って自分たちを探し当てたユーザーがわなに引っかかるのを、ひたすら待ち続けるフィッシングサイトが立ち上がっている--あるセキュリティ企業がこのような警告を発した。
それっぽいサイトをでっち上げ、検索して来るユーザーを狙うフィッシング(Phishing)詐欺のについてのニュースがありましたが、同様の手口を使うブログからトラックバックスパムがあったので報告。
別のブログに来たのですが、問題のブログは、これ。
「カニと蟹(かに)」
全てカニについて書かれているブログ。で、どの記事にも文末にリンクが張られており、そのリンク先は同一。
http://www.sinsengumi.net/
ご丁寧なことに、先のブログにはサイドバーに“最新トラックバック”とあるのですが、それが全て自己トラックバック。
カニに関連するようなコンテンツがあるように見せかけ、実はサイトへの誘導という仕組みです。
続きを読む

Lycos Europe のDDoSスクリーンセーバーの成果

ライコス・ヨーロッパのスパム対策ツールで中国2カ所のサイトがアクセス不能に - CNET Japan
インターネットトラフィックを監視するNetcraftは、Lycos Europeの「Make love not spam」キャンペーンによって、複数のスパムサイトがアクセス不能になったことを確認した。
LycosEuropeのスクリーンセーバーを利用したDDos攻撃により、対象サイトのうち二つが停止、いくつかは稼働状態。

元ネタはNetcraft

Netcraft: Spam Sites Crippled by Lycos Screensaver DDoS
A distributed denial of service (DDoS) attack launched by users of Lycos Europe's MakeLoveNotSpam.com screensaver has succeeded in crippling several spammer sites, but some of the targeted sites remain available.
また、Lycosのキャンペーンサイト"Make love Not SPAM"サイトは画像と"Stay Tune"と言う文字を残して閉鎖の模様(lycos UKサイトへリダイレクトされる)。
Netcraft: Lycos Screensaver Site Changed, Now Says "Stay Tuned"
Lycos Europe appears to have at least temporarily taken down its MakeLoveNotSpam site, which has been distributing a screensaver that directs distributed attacks against web sites used by spammers. The site now displays a graphic and the words "STAY TUNED." References to the site have also been removed from the Lycos Europe home page, where it was prominently featured yesterday.
アクセスしてみたが、やはりタイムアウトで、該当画像は確認できなかった。同様に、スクリーンセーバーを起動させても攻撃は開始せず、"Stay Tuned"と言う文字が出るだけ。

続きを読む

Lycos Europeサイトクラックを否定

ライコス・ヨーロッパ、ハッカーによるサイト改ざんを否定:ニュース - CNET Japan コメントを見る
インターネットポータルのLycos Europeは11月30日夜(現地時間)、「Make love not spam」ウェブサイトがハッカーに改ざんされたという噂を否定した。
昨日エントリーしたLycosの反スパムキャンペーンサイトの件ですが、現在サイトアクセスが出来ない状況です。

配布されていたスクリーンセーバが機能停止し、キャンペーンサイトがクラックされたという報道がありましたが、Lycos Europeはアクセスが多かっただけと否定しました。

 「これはでっち上げだ。われわれは間違いなくスパム業者に影響を与えており、目標を達成している。わが社のサーバーを調べても、攻撃されたことを示す記録は全くない。攻撃された証拠はどこにも見当たらない」とLycos EuropeのコミュニケーションサービスディレクターMalte Pollmannは述べている。
その割には、現在もサイトはアクセス不能。スクリーンセーバも機能していません。この説明は却って疑問が大きくなります。

続きを読む

Lycos Europe SPAMサイトを攻撃するスクリーンセーバー配布

ITmedia エンタープライズ:欧州Lycosがスパムサイトを「DDoS攻撃」するスクリーンセーバ配布 コメントを見る
Lycos Europeはスパムサイトに分散攻撃を与えるスクリーンセーバの配布を始めた。スクリーンセーバによりネットワーク接続されたマシンを利用するという、ある意味SETIに似た仕組みだ。
 なかなか興味深い試み。方法としては賛否両論は間違いないだろうけど。仕組みとしては単純で、いわゆるF5攻撃をPCを利用しない間に自動で行ってしまおうと言うこと。
 スクリーンセーバはスパムを使って自社製品の宣伝をしているソースサイトに対してリクエストを発行する(サイトを実際に見ることはない)。多くのスクリーンセーバが同時にこのサイトへのリクエストを発行するため、スパムサイトは負荷が高まり、遅くなるという。Lycosの説明によれば、数千台分のスクリーンセーバにより生成されるHTTPリクエストはスパムサイトを完全な停止状態には追い込まないように「状態チェック」が行われるという。完全な機能停止ではないのでDDoSではないという考えだ。
 反応低下だけでなく、帯域消費って言う二次的問題も起こしているでしょうね。SPAMサイトっておそらくどこかに帯域幾らでホスティングしているのでしょうから、成果を上げる以上に無意味なトラフィックが増加し、費用対効果を下げる効果もあるのでは。

で、試してみた。

Make LOVE not SPAM コメントを見る

 まずは、上記Lycosのキャンペーンサイトへ行き、国を選択。なんと無しにおフランスを選んだら、何が書いてあるのか全く分からなかったので、改めて連合王国略してUKを選択。
ダウンロードをクリックして、同意の後ダウンロード。
ダウンロードされるファイル名はMLNS_screensaver_en.exe
会社名がMacSourceryで、著作権はWhizBangに。製品名は"ScreenTime for Flash"。バージョンは1.7.1。

SPAMサイトにDDOS攻撃をするスクリーンセーバースクリーンセーバを起動させると、アメリカに3、中国に3の標的が。日本(自分のいる場所)から標的へリクエストが行く様が赤い線のアニメーションで表現される。
動作は軽快で、メモリの消費もさほどなさそうだ。

但し、いくつかの懸念がぬぐいきれない。
攻撃対象を誤ったら?他のサイトへ余波が行くのでは?法的リスクは?
さらに、これに便乗し、正当なサイトの攻撃ツールとかを配布する輩が現れそう。SPAMサイトに攻撃しますよ、と言って。あるいは、ACCSへF5攻撃しますよとか。
 個人的には、SPAMは元から絶たなきゃ、と言う考えを持っており、それは某大手ISPニフティに、ニフティでホスティングされているサイトがSPAMを送りつけていると苦情を言ったら、SPAMメールは違うメールサーバから送られているから対処できないよ、と言う回答が来たことに由来するのだが、だからSPAMメール送信業者だけでなく、SPAM送信業者を利用するやつを排除する必要があると言う認識はあるのだが、その手段がDDOS攻撃(もどき)であるのはいかがなものか。かつて、インターネットの自治ってものが信じられていた時代なら通用したかもしれないなとは思うのだけど。

続きを読む

ビルGとSPAM

ITmediaニュース:ビル・ゲイツ氏はスパム標的でも世界一

ビル・ゲイツのSPAMは世界一ぃぃぃぃぃぃ!
ビル・ゲイツ氏は一日当り400万通ものSPAMを受け取っているということだが、マイクロソフト社の特別な技術で実際にメールボックスに届くのは僅かだという。

しかし、知られざる秘密が更にあった!
ゲイツ氏のSPAM対策の驚異のメカニズムとは・・・・ なんと、専属のSPAM対策部門を抱えているのだ!
恐るべしマイクロソフト!侮るなかれマイクロソフト!
Bill Gates専属のスパム対策部門がある,という話:ITpro コメントを見る
彼は1日400万通以上の電子メール・メッセージを受け取っているが,そのほとんどがスパムなのだという。Gates氏のエクスペリメントがわれわれのエクスペリメントとは全く違うところは,重要なメッセージだけを確実に通す働き蜂の一群がいるところだ。

Sender IDが標準化されるといいね。

マイクロソフト、Sender IDの修正版をIETFに再提出

マイクロソフト、Sender IDの修正版をIETFに再提出:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Microsoftは25日(米国時間)、Sender IDを修正したと発表した。Sender IDは電子メールが本物であるか否かを確認するための仕様。Microsoftはこれまで同仕様を提案してきたが多くの批判を浴びたため、それに対応するために修正を行ったという。
マイクロソフトが、しつこく粘り強く、再びIETFにSenderIDの修正版を提出したようです。今度は、AOLも支持している。

作業部会の解散で、ご破算になったかと思われたSenderID仕様ですが、思いの外マイクロソフトは粘り強いです。前回問題になった部分を修正してきたので、今度こそ広く支持を受けるといいなぁと思われ。

Sender ID まとめ

ITmediaアンカーデスク:“Sender ID騒動”の代償はあまりに大きい
ITMediaのコラムにまとめられているように、メールの送信者認証技術Sender IDは、様々な利害関係が紛糾した結果、決裂しました。
Sender IDの提案が棚上げに--マイクロソフトに打撃 - CNET Japan
Microsoftの支持する電子メールの送信元認証技術の提案が、この仕様の標準化を検討していたインターネットエンジニアらの手で棚上げにされた。
特に、マイクロソフトが特許の内容及びライセンスについて、明確にしていなかったことが、オープンソース陣営の反発を呼んだようです。
米Microsoftの送信者認証技術「Sender ID」にオープンソース陣営が反発する理由 : IT Pro US NEWSの裏を読む
9月4日,Debian Projectが電子メールの送信者認証技術/規格「Sender ID」を支持しないという声明を発表した。9月2日のThe Apache Software Foundation(ASF)による不支持表明に続く動きである(関連記事)。両者はいずれもオープンソース・ソフトウエア推進団体で,支持できない理由として米Microsoftのライセンス条項などが団体の方針と衝突することをあげている。
SPAM問題に対して、業界で協力するという約束は反故にされてしまった次第。
以下妄想
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マイクロソフトのSender IDに関する提案が否決に

マイクロソフトのSender IDに関する提案が否決に - CNET Japan
電子メールの送信元特定方法の標準化に取り組むインターネット関連のエンジニアらは、Microsoftの知的財産の一部を仕様に含めるという同社の提案を投票で否決した。
2年後にはSPAMは無くなるとのたまったゲイツですが、Sender IDの標準化は否決されたようです。

マイクロソフトが特許を行使する可能性が、オープンソース陣営に嫌われたことによるものですが、同社は依然としてこの技術をSPAM対策、フィッシング詐欺対策に売り込むつもりのようですね(当然か)

SPAMのほとんどが送信元を偽造していることを考えると、送信元認証技術は早急に導入されることが望ましいのですが、これが一社の特許に縛られることとなると、インターネットの発展を阻害しそうです。いや、きっとする。

DRMにしろ、SPAM対策にしろ、金になりそうな技術は囲い込みが激しくて、消費者に恩恵が行き渡るのは大分先のようです。

しばらくは、クライアントでフィルタリングして対応するしかないのか。
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米Symantec、「スパムはあと2、3年でなくなる」

米Symantec、「スパムはあと2、3年でなくなる」:ニュース - CNET Japan コメントを見る
「シマンテック製品を使ってもらえれば、今後2、3年以内にメールボックスからスパムメールはなくなるだろう」---米Symantecネットワーク&ゲートウェイセキュリティ担当上級副社長のエンリケ・セーラム氏はスパムメールに対する同社の取り組みに大きな自信を見せる。
とのことですが、果たしてどうかな?

「上に政策があれば、下に対策あり」とは、中国の政情についての言葉ですが、SPAM対策も似た感じじゃないでしょうか?

たしか、マイクロソフトのビル・ゲイツもSender IDと言う送信者認証で2年後にはSPAMが無くなると言っていましたが、最近はトーンが変わってフィッシング詐欺に有効と言っているみたいですね。

「2年後に迷惑メールは撲滅する」:マイクロソフト、迷惑メール対策を語る - CNET Japan コメントを見る
電子メールIDを使って偽装するスパマー--米調査で明らかに - CNET Japan コメントを見る
どうする? フィッシング詐欺対策--送信者認証技術の重要性を語るマイクロソフト - CNET Japan コメントを見る

SPAMは現在決定的な対策がない状態で、私のところにも一日20,30通程送られてきます。

最近どういうわけかMacOS XのMail.appのジャンクメールフィルターがまともに動かない状態なので辟易しています。

また、迷惑メールの送信もの対応も心寒い限り。OCNやNiftyに対して、それぞれのISP経由のメールや、SPAMに記載された(おそらく違法と思われる)サイトについて連絡したのですが、見当外れの反応ばかり。少なくとも連絡先ぐらいトップページに明記して欲しいものです。
今までまともに「確認」→「対策」→「連絡」をしてきたのは唯一Datahotelぐらいなものです。

まぁ、マイクロソフトでもシマンテックでも技術的な枠組みでの解決の試みが効果があると良いのですが。

残念ながら、マイクロソフトのSender ID技術はライセンスに難があると言うことで、オープンソース陣営からは総すかんを食らっている状態。
関係者が同じ立場で取り組めるような枠組みにならないですかねぇ。

サクラさんと破局までの軌跡 - [笑えるサイト]All About Japan

サクラさんと破局までの軌跡 - [笑えるサイト]All About Japan
今までドラマのような偶然の出会いを装っていたミキちゃん(サクラさん)がいよいよ出会い系サイトへの登録を遠回しに勧めてきました。しかし登録するのは「知り合いの運営する友達紹介のホームページ」であり、「クレジットカードを使うことで本人確認ができるから」というのがミキちゃんの言い分です。
出会い系サイトのサクラさんとのやり取りの記録
最近、各所で怪しいSPAMについての記述を見かけるのですが、それに返信したらどうなるか、と言うドキュメント

サクラさんから、色んなレスポンスを引き出すためのあの手この手のアプローチに思わず笑ってしまいます。
まさか、サクラの人も自分がネタとして狙われてるとは思ってもみなかったでしょう。

最後で、サクラの人の体験談募集がありますが、是非読んでみたいですね。
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