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Google Desktop v2 日本語版(β)とささやかな間違い

「Googleデスクトップ2」日本語版が提供開始--オフラインでGmailの検索も - CNET Japan コメントを見る
 グーグルは10月12日、デスクトップ検索ツールの最新版「Googleデスクトップ2」日本語版(ベータ版)を提供開始した。同社サイトより、無料でダウンロードできる。
GoogleよりGoogleデスクトップ日本語版(β)がリリースされました。新機能については英語版同様、サイドバーとかOutlookの検索バーとかがあります。
バージョンは"20051011-ja"

英語版ではエラーが出まくりでとても使い物にならなかったのですが、日本語版では全く問題なし。何だったんだろう?

英語版をインストールしたときも思ったのだけど、俺にはサイドバーなどのギミックは全く不要で早速消した。Firefoxに検索プラグインを組み込んであるので、常駐しているFirefoxをフロントエンドとして利用しているので。それよりも本業である検索機能の強化が非常に嬉しい。

以下、次の機能が嬉しかったリスト。

  • 検索結果でメールを選択すると、差出人と宛先でソートが出来るようになった。
  • 検索結果で、ファイルを選択するとファイルタイプでソートできるようになった。v1では"filetype:***"と打ち込む必要があった。
  • Gmailをオフラインで検索できる。
  • 何故だか家のlibrettoではインデックス化が終了しているのに、会社PCではずっとインデックス作成中。ちなみにどちらも低性能PCだが会社PCの方がまだ性能は上。
  • ネットワークフォルダの検索が可能となった。

以下、ウィッシュリスト。

  • OutlookはどうでもいいのでThunderbird用のツールバーを!
  • Thunderbirdのアドレス帳を検索対象に。
  • "Ariel MultiiScheduler"も検索対象に。
  • 誰かプラグイン作ってくれないかなあ。
  • もう一つあったはずなのだが思い出せない。。。
  • ブログ手帳の必要性を実感。

その他の機能として、"タイムラインを表示"と言うのがある。これをクリックすると時系列でインデックスしたファイルを表示してくれる。Google デスクトップの仕事ぶりが分かるなかなか愉快なギミックなのだが、一つバグが!(と言うほどのものでもないが)

タイムラインの表示は1970年1月から現在までなのだが、右端のカレンダー上部、"タイムラインを表示"の下の1970年1月をクリックすると・・・・1980年1月が表示されます。"次の期間のアイテムに移動"の下のプルダウンメニューから1970年1月を選ぶとちゃんと1970年1月のカレンダーに移動するのだが、カレンダーの"2月"を選ぶとあら不思議1980年1月にワープを。

全くもって何の実害もないのだけど。

本当は1980年1月〜現在までの表示なのかね?

関連エントリー

Future is mild:Google Desktop Search 日本語版正式版

Google Desktop v2(β)リリース

Google デスクトップ - ダウンロード コメントを見る
Googleが、"Google Desktop Search"の後継となる"Google Desktop v2"の英語β版を公開しました。現在のバージョンは"20050818-en"
グーグル「Google Desktop 2」公開--デスクトップの“サイドバー”に進出:ニュース - CNET Japan コメントを見る
米Googleは、デスクトップ検索ツール「Google Desktop」の新バージョン「Google Desktop 2」(ベータ版)を公開した。現在は英語版しかない。Google Desktop 2では、これまでのようにタスクバー上に検索枠を設置する「デスクバー」タイプのみならず、検索枠を自由な場所に設置できる「フローティングデスクバー」タイプや、デスクトップの脇に置いてさまざまな情報を表示させる「サイドバー」タイプでの利用が可能だ
みんながサイドバー、サイドバーって言うのでてっきり"DeskBar"の後継だと思ったのですが違ったのね。

早速インストールしてみた。

まず、前のバージョンをアンインストールしろと言われる。素直にアンインストールすると、"何でアンインストールするのか理由を教えてくれ"と聞いてきたので、"Google Desktop v2をインストールするため"と書いたのだが、ここで"Windows Desktop Searchの方がいいから"なんて書くとGoogleの人も焦るかも。

【追記】

GDTv2をアンインストールする際は本当にそういう選択肢があった。追記終わり。

改良点はemailやNews等様々な情報を表示できるsidebarが大きく取り上げられているが、検索機能の強化の方が重要だな、俺には。

検索機能の強化

リクエストしていたGmailの検索機能が標準で可能となったほか、indexを暗号化して保存する機能も追加(デフォルトではオフ)。セキュリティの面から使用を躊躇してた企業ユーザーは歓迎でしょう。ただ、当然ですが暗号化をオンにすればパフォーマンスは落ちます。その他、ネットワークフォルダも検索対象にすることが可能となりました。

sidebar

Newsやemail等を常時画面の左右いずれかに設置可能。自動で隠す機能(Auto hide)も勿論あるので、XGAの解像度しか持たないノートPCユーザーでもそれほど邪魔にはならないでしょう。んが、俺はMacユーザなもので、アイコンを右に寄せているのだが、サイドバーが開閉するたびにアイコンが移動するのがなんだかな。

今のところ、sidebarに設置できるPanel(パネル)が英語圏向けのものがほとんどなので、常用には向かない感じ。RSSリーダーライクな"Web Clip"なんてのもあるのだが、サイトによっては文字化けもする。

なお、パネルはプラグインで追加可能。

俺は"Adsense Status"を追加したのだが、設定しても"Connection Error"だってさ。

【追記】

パスワードを間違えてたことにアンインストールしてから気づく。追記終わり。

なお、"Becky plug-in"はIndex拡張なので、GDv2でなくても使えるはず。

でも使えない

それにしても不安定。これは俺のPCがタコなせいだと思うのだけど、30分と持たずにエラーを起こして落ちてしまう。そんなわけで、日本語版が出るまで、いったんアンインストールの上、日本語v1.0に戻して使用することにする。

しかし、"Search"が名称から消えてしまったら、なんて略すべきだろう?"GD v2"でいいかな?それともGTPだろうか?

Google Desktop SearchをFirefoxの検索バーから利用する

先日正式版となったGoogle Desktop Search日本語版ですが、Firefoxの検索バーから検索できれば便利だな、と常々思っていました。色々検索したのですが、見つからず、仕方なしに、個人用ツールバーフォルダに登録して使用していました。 で、久々にGDSのプラグインのページをのぞいてみたら、What's Newに登場しました。
Google Desktop Search Plug-in: Integrate Google Desktop into the Firefox search bar
デベロッパーサイトはこちら。
Bas Rokers at UCLA
デベロッパーサイトでダウンロード可能です。

で、当初ダウンロードしたやつは、今日確認したら日本語が通らない。検索プラグインの本体"gdesktop.src"をテキストエディタで開いてみたら、エンコードの指定がなかった。標準の"google.src"を参考に、

 queryEncoding="utf-8"
queryCharset="utf-8"

と言う行を追加したら、無事成功。
よっしゃ、これでポストできる…と思ったら。。。。
Google Groups : Google Desktop Plug-in: Firefox

I got an email suggesting that the plugin is not working properly for all languages (alphabets).
と既に修正済みだったようです。orz

Blinkx Desktop 日本上陸

japan.internet.com Webビジネス - デスクトップ検索の blinkx、日本語版提供でサムライワークスと提携 コメントを見る
サムライワークス株式会社は2005年6月8日、米国 blinkx 社と、日本語に対応したデスクトップ検索ツール「blinkx3.0 日本語対応版」の業務提携に関する契約を締結した。

デスクトップ界の異端児"Blinkx Desktop"の日本デビューが決まりました。日本のサムライワークス株式会社とタッグを組んで、ぬるいデスクトップ検索に殴り込みをかけます。ダウンロードは6月中旬より、サムライワークスが運営する"MySkin.jp"から提供される予定です。

Blinkxは以前より、"Blinkx.jp"と言うドメインを取得し、日本進出を予定していました。

Blinkx、デスクトップ検索ソフトの日本語版を準備中か :: SEM R コメントを見る
現在、このURLへアクセスすると、レジストラの用意した画面が開きますが。

BlinkxにはMac OS Xバージョンもありますが、今回の日本語版はWindows2000/XPのみの提供となるようです。

各社の報道を見ると、"デスクトップ検索"と"スマートフォルダ"のみがクローズアップしていますが、Blinkx Desktopはそれだけではありません。俺が試したのは旧バージョンである2.0ですが、関連するブログを表示したり、スマートフォルダで収集したりと、WEBとの連携もその特徴の一つ。その他試してはいないが、P2Pで連携する事も出来るらしい。デスクトップ検索とひと括りにするのはどうかと思う個性派ソフトです。

以前試してみた時の感想はこちら。

Blinkx Desktop

今回そのWEBとの連携をどの様に実装してくるか見物。
サムライワークスがこのあたりの機能をうまく日本に併せれば、Google Desktop Search以上の衝撃を与える事が可能かも・・・無理かな。

Google Desktop Search 日本語版正式版

3月に日本語β版が公開された"Googleデスクトップ検索"(GDS)が正式版(1.0)になりました。
Google デスクトップ - ダウンロード コメントを見る
「Google デスクトップ検索」日本語版も正式版に、MSN Messengerに対応 コメントを見る
グーグルは25日、「Google デスクトップ検索」の「バージョン1.0」を公開した。日本語版は3月15日からベータ版として提供されていたが、これで正式版になった。

新機能として、MSNメッセンジャーの履歴検索が出来るようになりました。
バージョンは、デスクトップ検索ホームから"概要"を選ぶか、タスクトレイのアイコンを右クリックして"詳細"→"概要"を選ぶと確認できます。日本語版βが"20050307"で、正式版(1.0)は"20050516"となっています。

以前、GDSにバグが見つかったときに自動アップデート機能で修正されていたので、今回もそうなるのかな、と思っていたのですが、自動ではアップデートせずに手動でダウンロードしなきゃいけませんでした。通知ぐらいしてくれればいいのに。

まあ、MSNメッセンジャーをほとんど起動することない俺にはあまり意味のない新機能ですが、正式版というのは安心感が違いますな。

Microsoftもデスクトップ検索の正式版をリリースしましたが、現状日本語対応が不完全の中、グーグルが一つ頭抜けたって感じでしょうか。

GDSの特徴に豊富なアドイン(Plug-ins)が挙げられます。

俺が利用しているのは"Larry's Gmail Indexer"

Gmailを検索対象としてくれるアドオンです。最近、"Googleアラート"で情報を収集しているのでほんと便利。

あと、以前"ファイルタイプによる分類が難しい"って書いたのですが、"filetype"と書くことによって指定可能でした。でも分かりにくいよなあ、と思うのは俺だけ?

ところでMac OS X版はいつなのでしょう?やはり単なるリップサービスだったか?

Copernic Desktop Search 1.5

Copernic Desktop Search

以前、"もっとも実用度が高い"と評したCopernic Desktop Search(CDS)の1.5正式版が発表になりました。
と言うわけで、早速バージョンアップ。上記サイトからダウンロードするほか、既にCDS 1.2を利用しているのであれば、自動でバージョンアップ可能。

プレスリリースはこちら。
Copernic - Company Info - Press Room - Press Releases
COPERNIC DESKTOP SEARCH VERSION 1.5 OFFICIALLY RELEASED
Most Significant Update Since Initial Launch

新機能は、Thunderbird,Eudoraへの対応。ネットワークドライブが検索可能。プレビューの改善、等々。

使用感

CDS 1.2とほぼ同様の操作感を持つ。同時に、日本語の扱いの駄目な部分も同様。インデックスの作成はPCのアイドル時に行うが、ネットワークドライブを検索対象にしている場合、ファイルによっては処理しきれない。俺のような低性能PC(モバP4 1.4Ghz/256MB)を使っていると大変かもしれない。インデックス数は併用している"Google Desktop Search(GDS)"と比較すると、やや少なめとなる。
但し、検索結果の絞り込みはCDSの方が行いやすい。それは専用のインタフェースを持つ強みだろう。操作感は、やや重い。

結論

GDSと比べると、どうしてもソフトが"重く"感じてしまう。それはもちろん俺の使っているPCが低性能のためもある。良いソフトではあるが、使用を重荷に感じてきたのも事実。
当面、俺のデスクトップ検索は、GDS日本語β版に決め、CDSをスタートアップから外すことにした。
早く日本語化されないかね。

Google Desktop Search 日本語版(β)

Google デスクトップ - ダウンロード コメントを見る
正式版が発表されたと思ったら、日本語版βが発表されました。
グーグルデスクトップ検索、日本語版が登場:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Googleは3月15日、「Googleデスクトップ検索」の日本語版(ベータ版)を提供開始した。Googleでウェブ検索する場合と同じように、インターネットに接続することなくユーザーが個々のパソコン内の情報を検索できるというもので、3月7日に米国で発表された英語版「Google Desktop Search 1.0」(正式版)と同じ機能を持っている。

10月のβ版発表時から使用していたのですが、格段に実用性が高まりました。
Office文書、Outlook/Outlook Expressの他、Thunderbirdにも対応したほか、PDF,音楽ファイル、画像ファイルが検索対象に追加。また、Firefoxの履歴も対象となりました。以前、日本語での実用度は一番と評したCopernic Desktop Searchに匹敵すると言える。

難点を言えば、検索の際の絞り込みがしにくい点か。
検索結果は、"電子メール"、"ファイル"、"ウェブの履歴"、"チャット"と分類されるため、例えば拡張子やファイルタイプによる分類が難しい。また、フォルダを選んでの検索も不可。そのあたりは、Copernic Desktop Searchの方が上かな。

といいつつ、些細なことなので、実用上問題となるのは少ないかな。
セキュリティに不安は残るものの、非常に実用的なツールといえそう。
あ、あとGmailも併せて検索できるといいかも。

余談ですが、β版発表時に"出来れば、課で共有しているルール無用のファイルサーバを検索できるようになると助かる。"と書いたのですが、ファイルサーバをネットワークドライブに設定することで解決。便利便利。

Copernic Desktop Search

Copernic Desktop Search
Copernic Desktop Search - The Search Engine for Your PC

Copernic Desktop Search(CDS)は、ここ最近次々リリースされるデスクトップ検索ソフトの中の一つだが、米Cnet.comのEditor's Choiceで、Google Desktop Search(GDS)を含む他社製品より高い評価を得て、選ばれた逸品。(自慢げなニュースリリース)

Copernicと聞くと、かつてあったメタ検索ソフトを思い出す人も多いのでは?いくつかのメーカーPCにもプリインストールされていたはず。と言うか、俺のPCにインストールされていた(速攻削除したが)。まだサイトは生きているが、2004年1月21日以来更新はされていないようだ(→ここ)。なお、copernic社は現在もその手の製品を開発し続けているようで、Copernic Agent ver.6がダウンロード可能だ(無料版と有料版がある)。

GDS以来、デスクトップ検索が気になる身としては、早速試してみた。試してみたのは最新版であるバージョン1.2。

使用感

Copernic Desktop Search

インターフェースはよく言えば標準的。悪く言うと凡庸。GDSの様にWEB検索と同一であったり、Blinkxの様に個性的であるわけではない。

機能も至って素直な作りで、オフィス文書、PDF、画像、動画、音楽などのファイルの他、outlookのメール及び添付ファイルの検索に対応。Firefoxの履歴検索にも対応している。 基本的に日本語も大丈夫。だが、一部ファイルは日本語検索が出来ていないかもしれない。そこまでの検証はしていない。 WEB検索の標準はallthewebで、これは日本語が通らない(alltheweb自体は日本語対応)。但し、ウィンドウ内で直接キーワードを打ち込めばOK。

インデックスの作成も、ユーザーの操作の邪魔にならないように設定可能であり、実際常駐させておいても特に気になることはない。このあたり、MSN Desktop Searchとは大違い。

なお、検索対象のファイルの拡張子は、ユーザーが追加可能。

感想

良くも悪くも標準的で平均的で素直なデスクトップ検索ソフト。今まで試した中で、現時点では日本語環境における実用度は一番と思える(JustSystemのConceptSearchは試していない)。普段使いのソフトとしてもお勧め。
但し、利用の際はセキュリティーの考慮も忘れずに。

関連エントリー

Blinkx Desktop

Google,Microsoft,Ask Jeeves,Yahoo!から立て続けにリリースされて、ちょっとした流行とも言える状態のデスクトップ検索ですが、デスクトップ検索界のダークホース(と勝手に呼んでいるソフト)のご紹介。

blinkx desktop 2.0

ニュースはこちらを参照してください。

Blinkxとは?

Blinkxは2003年にSuranga Chandratillake 氏によって設立されたベンチャーで、2004年7月22日に正式サービスを開始した、一風変わった検索を提供する会社です。

ユーザーが望む検索をバックグラウンドで行なう「blinkx」が正式公開 コメントを見る
Webサイトを読んでるとき、特定のことを調べたくなった場合には言葉や段落を選択するだけでblinkxが自動的にその検索を開始する。ユーザーが何を欲しているかをバックグラウンドで学習し続けるという点がblinkxのまったく新しいところと言える。

その他、テレビを24時間録画して検索できるようにしたり("Blinkx.tv")、検索結果を視覚化して見せたり("bxfind")。

そのあたりは、かの"百式"でも取り上げられているのでご一読を。

百式: コンテクストベースソフトウェア コメントを見る
たとえばあなたが環境保護に関するレポートを書いているとしよう。するとBlinkxはそれを感知して環境関連のウェブ、メール、そして(これは優れているのだが)あなたのコンピュータに保存されている他の文書を探してくれるのだ。

blinkx desktop 2.0の使用感

blinkx desktopまず、日本語は通らない。残念。見た目は"luna"インタフェースとも少し異なる独特なもの。 対象ファイルは、Office系(.doc,.ppt,.xls)、PDF,Jpeg,Mp3,コンタクト情報(Peopleと表示)、履歴(Sis="Stuff I've seen")。インデックスの作成にはやや時間がかかる印象。 メニューバーはなく、右下の"Setting"ボタンを押すことにより、各種設定が出来る(設定項目は少ない)。その他、P2P接続することにより、複数のPCで連携できるようだが、試していない。

ブラウザにツールバー インストールが完了するとタスクバーに常駐するほか、ブラウザ(Firefoxも含む)のウィンドー右上にツールバーが出てくる。例えば、文字列を選択し、このバーのボタンを押すことによりニュース検索、テレビ検索や、Blog検索の結果が表示される。但し、検索自体が英語圏のWEBに限定されるため、同じように実用度は低い。

SmartFolders(スマートフォルダー)

blinkx smartfolders"Blinkx Desktop"の最大の特徴であり、売りがこの機能。指定したクエリー(キーワード)、収集対象を指定するとデスクトップにこのフォルダーが作成され、デスクトップ上にあるファイルのみならず、ニュース、ブログ等も収集してくれる。エクスプローラーからは通常のフォルダと同じ扱いで"開く"或いは"削除"と言った操作が可能。

稼働する プロセス

ablinkx.exe1924K
blinkx.exe6956K
iblinkx.exe5084K
pblinkx.exe5672K
pblinkx.exe584K
smartfolders.exe3168K
ちなみに、"Blinkx"を終了させても"Smartfoleders.exe"は稼働し続けるので要注意。常時稼働させていても気にならない動作感。

まとめ

日本語環境においては、実用度は全く感じなかったが、それと同じぐらい大きな可能性を感じるソフト。SmartFolders機能はAppleが次期Mac OS X"Tiger"で実装する検索機能"spotlight"に似た機能だが、WEB検索も併せて行うなど独自性もある。但し、"見せ方"があまり上手ではなく、煩雑な印象。このあたりは、OSを開発している企業との違いかもしれない。是非、日本の企業と提携して、日本向けにもサービスを開始してもらいたい。この会社、livedoorなんかと相性が良さそうに感じるのは俺だけだろうか?

MacOS Xバージョン

実は、デスクトップ検索ソフトにしては珍しく、MacOS Xバージョンも公開(バージョン0.5)している。自宅で確認してみたが、ウィンドウはメタルインターフェースを採用し、なかなかのもの。但し、最小化してバックグランドで動いてもらいたいのに、ウィンドウの最小化しかできなかったり、Windows版と同じく、メニューから設定が行えないなど、粗削りな印象。MacWorld SFに間に合わせるために仕方なかったのだろうと思うが、正式版で改善されていることを期待。

Yahoo! Desktop Search(beta)

Yahoo! Desktop Search Beta
ヤフー、デスクトップ検索ソフトのベータ版をまもなく提供へ:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Yahooは米国時間11日にも、電子メールやその他のデスクトップファイルを検索するためのコンシューマ向けソフトウェアを発表すると見られているが、この市場にはすでに他の大手インターネット企業各社が参入している。
japan.internet.com Webテクノロジー - Yahoo! も遂にデスクトップ検索市場に参入 コメントを見る
Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は10日午後遅く、最近にわかに活気づいてきたデスクトップ検索市場に切り込むべく、『Yahoo! Desktop Search』のベータ版提供を開始した。

Yahoo! Desktop Search Google(GDS),Microsoft(MDS),Ask Jeeves(ADS)に続き、米Yahoo!もデスクトップ検索ツールのダウンロードを開始。

Yahoo!のソフトは、他社製品と異なり、X1 Technologiesの有料ソフトをベースにしている。そのため、高い完成度を期待したのだが・・・
Japan.internet.comの記事ではなお基本的に日本語検索には対応していない。と書かれているが、試してみたら通った。しかしながら、フォントの関係か文字化けが散見されるので実用度は低いだろう。対象ファイルはワード、エクセル、パワーポイント、PDF等のドキュメントファイル、画像ファイル、MP3,WMA等の音楽ファイル、Outlook等のeメール(添付ファイルを含む)、コンタクト情報、など、200種類以上。 また、ファイル名、ファイルタイプで検索を絞り込めるほか、インクリメントサーチも可能。当然、Yahoo!を利用したWEB検索も可能だが、検索結果の表示にはブラウザを利用する(Firefox対応)。

デスクトップサーチの他、デスクバー及びOutlookのツールバーもインストールされる。IE用のツールバーはインストールされない。なお、Outlook用のツールバーは何度表示を消しても、PCを再起動するたびに現れる(非常に鬱陶しい)。

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Google Desktop Searchのバグ修正

グーグル、デスクトップ検索ツールの欠陥を修正:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Googleが、同社のデスクトップ検索ツールの欠陥を修正したことを明らかにした。この欠陥を悪用されると、PCの内部をハッカーに調べられてしまう可能性があったという。
ITmediaニュース:Googleのデスクトップ検索ツールに脆弱性、アップデートリリース コメントを見る
Google Desktop Searchに深刻な脆弱性が発見された。Googleでは自動アップデート機能を使ってアップデートを配布中だ。
Cnet Japan及びIDG(ITmedia)によると、11月下旬にGoogle Desktop Search(GDS)に、PCの内部情報をクラックされかねない欠陥が見つかったそうです。Googleは既に修正し、自動アップデートで配布中。バージョン121004であれば、(この問題に対しては)安全だと言うこと。

バージョンの確認は、タスクバーにあるGDSのアイコンを右クリックして、"about"を選択して行います。俺のは既に修正済み。

Cnetによれば、

米国時間20日付けの声明によると、同社はこの脆弱性を修正したアップデート版を公開したという。この脆弱性は、ライス大学のコンピュータ科学者と、同氏の研究室の学生2人によって11月下旬に発見されていたもの。
IDGによれば、この欠陥は
 この問題は、攻撃者が特定のJavaアプレットを仕込んだWebサイトlにユーザーがアクセスした場合に影響を受ける。このアプレットが特定のネットワーク接続を確立し、Google Desktopを騙してユーザーのローカル検索結果とオンライン検索結果を統合する。ユーザーが不正サイトを訪れると、このアプレットがローカル検索結果のサマリーを読み取り、攻撃者のサーバに送信するという
とのこと。

ユーザーをクラックサイトに誘導する必要はありますが、

そのサイトでは(発見者の3人が開発したような)Javaプログラム(アプレット)がGoogleのデスクトップ検索ツールをだまし、ユーザーの検索した情報を提供させることが可能になる。攻撃者のサイトに検索結果を転送するなど、このプログラムを使えば結果はどのようにでも利用できた
とのこと。

なお、GDSを含め、デスクトップ検索ソフトの危険性については、以前から指摘がありました。

GDSはまだβ版であることを考慮して、使用(もしくは使用しないことに)しましょう。

関連エントリー

Future is mild:デスクトップ検索ソフトとセキュリティ

デスクトップ検索ソフトとセキュリティ

3つのデスクトップ検索ソフトを入れた身にはちょっと気になる記事が。
デスクトップ検索が新たなウイルスの標的に--セキュリティ専門家が警告 - CNET Japan コメントを見る
ウイルス作者が、このところ立て続けに登場しているデスクトップ検索ツールを利用し、悪質なソフトウェアの効果を上げようとする可能性がある、とセキュリティ専門家らが警告している。

へぇー。ウィルスに感染したことがないのでピンとこないのですが。

Frost&Sullivan AustraliaのFoad Fadaghi(シニア業界アナリスト)によると、ほとんどのウイルスは、感染したシステムから電子メールアドレスやその他の個人情報を盗むことを目的に作成されているという。GoogleやMicrosoft、Yahooなどの各社が先日来発表しているデスクトップ検索ツールでは、このような情報をインデックス化し、分類していることから、ウイルス作成者がいずれこの技術を悪用し始めると、同氏は注意を促している。
うーん…既出のウィルスはアドレス帳、ブラウザのキャッシュ、メールをスキャンしてメールアドレスの抽出とか行っているが、それをより効率的に行うと言うことか。特に、現在のウィルス、マルウェアが経済的動機に基づいて制作されていることからより危険視されているのだろうか。

ガードナー(Gartner)は"Google Desktop Search"を企業内で使用すべきでないと警告を発しています。

「企業内でGoogle Desktop Searchを使わないように」:ガートナーが警告 - CNET Japan コメントを見る
 同ツールは悪質だなどというつもりはないが、データの機密性に関する問題は確かに存在すると、Greyは述べる。
 「われわれは単に、これは企業組織にとって良くないと言っているだけ。会社がこのデスクトップツールを所有するならば問題はない。しかし、現状のままでは(データは)社外に出ていくし、どのデータが社外に出たのかを知る手段はない」(Grey)
Windows Update然り、サーバとの接続に関してはエンドユーザーには不明な点が多い上、データ収集側にも意図しない情報漏れと言う事がありうるし。以前は、Windowsのエラー報告にそのような話がありましたし、Googleでもバグが報告されています。 いずれにしても各社のデスクトップ検索ソフトはβ版と言うことを考慮に入れて判断すべきでしょう。
 「今のGoogle Desktop Searchはあくまでベータ版として出されているものだ。企業向けに配布しているわけではない」とGirouardは言う。「われわれは現在、いろいろなバージョンを開発中している。同ツールの企業向けバージョンも開発中だ。企業には当面、ベータ版を試験環境で運用し、Googleに評価をフィードバックするよう働きかける」(Girouard)
要はリスクと利便性を秤にかけて判断すべきと言うことか。

デスクトップ検索ソフトを試す/MSN/Ask Jeeves/Google Desktop Search

MSN、デスクトップ検索戦争に参戦--MSN Toolbar Suiteベータ版公開 - CNET Japan コメントを見る
MicrosoftのMSNがデスクトップ検索技術を公開し、PC上での情報アクセスの支配権を巡って激しい戦いが繰り広げられる競争に参戦することになった。
Ask Jeevesもデスクトップ検索ツールリリース - 激化する検索競争 | パソコン | マイコミジャーナル コメントを見る
検索ポータルが相次いで、ローカルPC内のデータを検索するデスクトップ検索ツールをリリースしているが、米Ask Jeevesも検索ツールを発表、無償ダウンロードを開始した。Google、MSNに続く検索ポータルの参入で、既存のデスクトップ検索ツールを含めて、ローカルPC内の検索競争がさらに激化することになる。
デスクトップ検索を備えた"MSN Toolbar Suite(MTS)"、米Ask Jeevesから"Ask Jeeves Desktop Search(ADS)"が発表になりました(いずれもβ版)。米Yahoo!は来年1月にβ版をリリース予定。早速試してみました。

インストールはいずれも問題なし。で、タスクバーにデスクトップ検索ソフトが3つ並びました。壮観というか、間抜けというか。 taskbar
また、"MSN Toolbar Suite"はSuiteと言うだけあり、デスクトップ検索の他、MSN Deskbar、Outlook用、IE用,エクスプローラ用のツールバーもついてきます(desktop searchだけのインストールも可能)。DeskBarの画像を。
MSN DeskBar

それぞれの特徴というか、感想を。

続きを読む

Google Desktop Search MacOS X対応へ

ITmedia PCUPdate:Google Desktop、Mac OSに対応へ

先日、Windows版のβ版サービスが開始されたGoogle Desktop Search(GDS)ですが、GoogleのCEOエリック・シュミット氏は同サービスのMacOS Xへの対応を表明しました。

Longhornはともかく、Tigerよりも早く出せるのでしょうか?
 シュミット氏は、Mac OSとWindowsには根本的な違いがあるため、基礎部分から書き直す必要があるとして、Google DesktopのMac版について時期は公表しなかった。

 MacOS X10.4"tiger"では強力な検索機能"Spotlight"が搭載されます。GDSの強みが、通常使うGoogleのサイトと同じインターフェースなら、Spotlightは様々なアプリに組み込みが可能なところが優位性がある?
Tiger プレビュー 検索テクノロジー

Google Desktop Search(β)

グーグル、デスクトップ検索に一番乗り--Google Desktop Searchを公開 - CNET Japan コメントを見る
Googleは14日(米国時間)、ローカルPCのなかに保存されたファイルやウェブ履歴を検索する、同社にとっては第1世代のデスクトップアプリケーションをリリースした。

出社すると、Googleがデスクトップ検索のソフトのβ版を発表と言う速報記事が目に入り、現場行く前にインストール。
タスクバーにアイコンが表れ、カーソルを合わせるとindexを構築中と出る。で、そのまま現場へ行く。

帰社後に、改めてネットの記事を読み、概要を理解。
試しに表示させようとすると、Firefoxではエラーが。IEでは問題がない。
Proxyの問題と推測し、google desktop Search(長いので、以下GDSと略す。)の使うローカルIPをプロキシを通さない設定にすることで回避。
ようやく、Firefoxでも無事見ることが出来た。
とりいそぎ、検索する必要もないので、少ししか触っていないが、問題点はなさそう。

使用してみた感想

indexの構築に時間がかかったりする辺り、"Sherlock 2"を彷彿させるな。ちなみにSherlock 2と言うのは今は亡き(ちゃんと葬送されて墓石まであった)MacOS 9に搭載された、串刺し検索用のソフトで、ローカルコンテンツ、検索サイト、ニュースサイト、ショッピングサイト等毎に色々なプラグインを組み込むことで、対応可能だったソフトだ。ちなみに、今は、Mozillaにライセンスされている。
もちろん、GDSの方が高機能。
通常のgoogleのサイトと連動している点が興味深い。
俺のローカルディスク内は、一定のルールの元でファイルを保存しているのであんまり必要性を感じない。出来れば、課で共有しているルール無用のファイルサーバを検索できるようになると助かる。
まあ、まだ、β版だし、様子見と言うことで。

しかし、凄い反響で今まで見た中で最もトラックバックされていたな<Cnet
全く反響のない、AOLのデスクトップ検索とは大違いだ。

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