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AT&T、Windowsの代替システムを検討--LinuxやMac OS Xを徹底評価:ニュース - CNET Japan コメントを見る
米通信大手のAT&Tが、社内で利用するWindowsの代替システムとして、LinuxやMac OS Xをはじめとする各種OSの評価を進めている。

SafariやFirefoxのような代替ブラウザの台頭、一向に減らないセキュリティリスク、なかなか出ないLonghorn、デスクトップを目指すlinux等、マイクロソフトを取り巻く環境が厳しくなっている中、AT&TはMacOS XやデスクトップLinuxを含め、デスクトップシステムの評価を開始した。
 「現在では競合する製品が出回っているため、選択の余地がある。いま、どんな選択肢があるかを調べていないCIOは、職務怠慢ということになる」(Dickman)
マイクロソフトへの交渉カードの匂いもするのですが、なかなか立派なお言葉です。
ちなみに、ZDnetのDavid Berlind氏は、安全のため、
(ちなみにわが家では、セキュリティ対策としてWebで処理する重要な仕事――オンライン決済、電子商取引、eBayオークションの参加――はすべてSafariでこなしている)
そうな。多分、使えないサイトもちらほらあると思うが(実体験に基づく)。
俺は会社ではWindowsXP、家ではMacOS X、(ほとんど使ってないけど)モバイルではWin2Kと言う環境。デスクトップLinuxは興味はあるけど、未経験。

多分、MacOSだけ使っていても、Windowsだけ使っていても、きっと視野狭窄の思考停止(始皇帝氏と変換しやがった<EGBRIDGE13)に陥っていただろう。結果とてし、両OSを使うってことは自分にプラスだったと思う。いざとなったら、どちらかに移ればいいやって言う安心感もある。(両方駄目になったらどうしよう?)

企業システムにおいては、Windowsありき、と言う考えが強いのだろうけど、AT&Tを見習って、代替システムの検討を進めるべきだろう。
運が良ければ、大幅な値引きを得られるかもしれないし。

また、ZDnetのコラムでは、SunとAppleが手を組む可能性にも言及している。

 もしもAppleが、デスクトップ市場における同社のわずかなシェアが、デスクトップLinuxまたはSolarisに脅やかされると感じたら、最終的には対抗策として、Intelハードに対応したバージョンのMac OS Xをライセンス供与するだろう。いずれにせよAppleは既にIntelベースのiTunesを提供している。あるいはまた、AppleとSunが手を組んで「Solaris GNU OS X」なるPowerPC/Intel互換OSを開発するかもしれない。結局、Mac OS Xに組み込まれるAppleの統合開発環境(IDE)「XCode」はJava開発に必要不可欠になるはずであり、SunはJava開発を簡易化する役に立つものをを必要としている――SunとAppleだって? こんな意見、誰も支持してくれなさそうだ。
かつて、(アメリオの頃かスピンドラーの頃か)Appleがどん底の時には、SunがAppleを買収し、デスクトップへの足がかりを築くのでは?とまことしやかに囁かれたものでしたな。Java開発者にMacOS Xが人気って話は本当なのだろうか?

X86ベースのMacについても昔から何度も言われていますが、きっとそれをやる頃のAppleは既にAppleではない、他の何かに変わっているのでしょうな。まぁ、HPやDellが単体で売り上げている台数をAppleが捌けれるようになれば十分でしょう(根拠なき楽観)。
何らかの協業は考えられますね(期待薄)。