『Googleニュース』、3年経ってもベータ版であり続ける理由 ≪ WIRED.jp Archives コメントを見る

このため、Yahoo!ニュースやMSNBCなどのニュースサイトが、毎年数千万ドル単位の売上を上げ、どんどん成長しているにもかかわらず、Googleニュースは、サービス開始から3年を経た現在でもベータ版のままだ。ほとんどのバグの修正も、とっくの昔に終えているというのに。

@IT:Googleニュース日本語版、直リンク問題を抱えてスタート コメントを見る

では、このサービスでは、どこで収入を得るのかについては、「ビジネスモデルはない。いいビジネスモデルがあれば教えてほしい」と述べるにとどまった。
グーグルは日本でももっと早い時期にサービスを提供したいといった考えを持っていたようだ。だが、サービス提供の可能性をヒアリングしている間に持ち上がったのが、リンクをめぐる著作権問題だった。

高い精度とアルゴリズムを誇る、Google Newsですが、米国版の登場3年を過ぎても「ベータ」の文字が取れません。と言うのも、リンクに関する著作権の問題から、ニュースサイトに訴訟を起こされるのを恐れて、広告掲載等の商業行為が難しいためのようです。
Google社の見解としては、あくまで『検索』サービスの一種とのこと。

通常のポータルサイトと異なるのは、リンク先は実際のニュースサイトの記事への直リンクであること。「ポータルサイトのように独自の場所に囲い込んで広告でもうけることは考えていない」と語るのは、米グーグルのインターナショナル ビジネス プロダクト マネージャー リチャード・チャン(Richard Chen)氏だ。では、このサービスでは、どこで収入を得るのかについては、「ビジネスモデルはない。いいビジネスモデルがあれば教えてほしい」と述べるにとどまった。
読売新聞社は直リンクを認めない方針で、同時にGoogle Newsにも見出しはありません。当初は見出しのあった、毎日新聞系も(おそらくMSとの関係上)姿を消しました。asahi.comとnikkei系、それに地方新聞が目立つな、と言うのが先程Google Newsを見た感想です。

ニューヨーク・タイムズ・コムの様にならないように、一寸考え直した方が好いのでは?

ちなみに、直リンクに関しては、読売新聞が一審敗訴でただいま控訴中。ちなみに、当のGoogleもGoogle NewsからRSSフィードを作成したプログラマに停止命令の文書を送付しています。